2022年08月09日
以前SUVの候補が云々という話をしましたけど
ちょっとその前にセダンの話をしたい
日本では市場が縮小しつつあるセダン
イギリス英語ではサルーンと呼ばれていますが
私の滑舌的にはサルーンのほうが言いやすい
サルーンという呼称に高級車のイメージがあるのですが
それは一時期大型上級セダンにサルーンと名付けていたことがあったから
サルーン=高級車のイメージが定着したんだそうな
で、今回はセダンを3つに区分して、私がいいなと思うセダンを紹介しようと思う
ちなみに全部4WDモデルが対象です
なぜなら冬も乗るからね
○スポーツセダン
○スポーティセダン
○ラグジュアリーセダン
の3つに分類します
○スポーツセダン
・ランサーエボリューション
今日ね、たまたまアウディS3を目撃して、あぁこういうスポーツセダンいいなぁと改めて思ったのですが
そもそもランエボはインプレッサとライバル関係にありますけれど
エボXになってからはなんとなくアウディS3あたりがライバルなんじゃないかなと思ってる
それはインプレッサ(現WRX)と違ってどちらも直4の横置きエンジンだから、というのはあると思う
ちなみにS3にはさらに上級のRS3がありますけど
こちらは直5エンジンだったりするのでちょっと別物よね
ランエボはACDとAYCをいずれもポンプを用いて内部のオイルを流動させて駆動力を割り振る機能があって、これが面白いところでもあるけれど、維持をしていく上ではネックになる部分でもある
どうしてもポンプの故障や一般的な車よりも多いオイル交換といった、ランエボ特有のメンテナンスが発生してくるからね
それでもそういったものでランエボらしさ、ランエボによる速さを実現しているのだから面白いとは思うけれど
速さを追い求めながらも4ドアによる利便性の高さもあり
さらにオーディオの搭載位置が抜群で、基本的にはここが空いているから好きなカーナビやオーディオを打ち込めるのも魅力
ただあまり同乗者に配慮しないサスの硬さとも思うけど…w
○スポーティセダン
ランエボほどのガチさではないけれど、キャラクター的にはスポーティなセダン
という感じの位置づけの車たち
・マークX
以前かなり推していた車種の1つ
V6エンジンを搭載しながらも4WDの設定があり
しかも手動ではあるけれど数少ないリアシートのリクライニング機構があるセダンは魅力
実際にあれがあるのとないのとでは快適さが段違いよー
ちなみに先代クラウン(今回新型が発表されていますから、最後のFRのクラウンという意味ね)もGというグレードならリアシートが電動リクライニングしていたはず(スポーティなグレードであるRSは固定リアシート)
ただしエンジンは4WDを選ぶと直4ハイブリッドになるので
V6が選べたマークXとはやはりキャラクターが違うかなと思う
あと意外とマークXがしたたかなのは、(一部グレードに)リアワイパーがついてることよ
・IS
スポーティならこちらも
FRならV6エンジンを選べるのだけれど、現行モデルでAWDを選択するとやはり直4ハイブリッドになってしまうIS
先代や、現行型の前期モデルには確かV6とAWDの組み合わせがあったのよね
しかも同時期のクラウンはダイナミックフォースエンジンを採用した新しいパワートレーンを採用したけれどISは従来型を踏襲した
ただしモーターの使い方をより走りに振った調整をしている
リアシートは固定
リアワイパーもなし
それでも近代的で高級感あふれるインテリアはレクサスならでは
レクサスもセダンのラインナップを整理していてLS、ES、ISしかないが
デザインとかサイズ感とか駆動形式とか、そういうのを見てもISが一番好み
あと現行モデルはもちろんかっこいいけど
意外と先代がまとまってて好きだったりもするのよね
LSもそうだけど、あの国内導入された直後のレクサスのデザインは
改めて見ると落ち着いてていいなぁと思うようになった
○ラグジュアリーセダン
・プラウディア
日産フーガのOEMで三菱で販売されていたプラウディアです
フーガと違って縦格子グリルを採用しただけでこれだけ高級感が出るって面白いなと思う
V6-2500ccとV6-3700ccの2種類のエンジンがあって
4WDがあるのは3700のほうだけ
いずれも7ATとの組み合わせです
リアシートの電動リクライニングがあるのはFRに用意されているVIPというグレードだけで、4WDモデルは固定シートになってしまう
ただ助手席に電動オットマンがあるのが面白い
同時期のティアナもそうでしたけど、日産くらいなんですよね、助手席にオットマンを装備してたのって確か
他にもVIPには用意されているフロントシートのヒーター及びベンチレーターは4WDには用意されず
それでもやはりスリーダイヤのエンブレムがついた高級車はかっこいいなと思う
三菱といえばやっぱりSUVですから、そちらには馴染みはあるけれど
スポーツカーとか高級セダンには馴染みがないから余計にそう感じるのかもね
・レジェンド
今日、たまたま前を走っていた4代目レジェンドの後期型
リアのデザインがかっこよかったな…
というわけで、ホンダはオフィシャルサイトから過去のカタログを見られたりするので見てみました
4代目の売りはやはり先進の4WDシステムであるSH-AWDにあると思う
デビュー当初はシングルカムのV6-3500ccが搭載されていて
国産車では初めて280馬力以上の出力(300馬力)を誇っていた
後期型では排気量が3700ccに拡大されている
リアシートは固定
グレード別装備でもリクライニング機構は存在しない
もちろんリアワイパーもなし
セダンでリアワイパーってやっぱり珍しいのよね
今回紹介した中ではマークXだけだもん
8インチモニターを核としたオーディオ関連は大体プラウディアと似ている
ただしスピーカーの数がプラウディアは6つなのに対してレジェンドは10個もある
フロントブレーキもプラウディアは片押しだけどレジェンドは対向キャリパーだったはず
まだ調べてないけど4代目レジェンドの中古相場ってどれくらいなんだろうねぇ
というわけで
ランエボ
マークX
IS
プラウディア
レジェンド
を紹介してきました
オールシーズン乗ることを考慮して4WDモデルを選びましたが
かといって人を乗せて走るケースってほとんど無いんですけど
セダンがもたらしてくれるであろう快適さをいつかは味わってみたいなという思いです
まぁあまり私のキャラクターではないですけどね
特に高級路線のセダンは…
クラウンとかレクサスのどれこれとかジャーマン3とか
上を見たらキリがない高級セダンですけど
中古を中心に見ていけば相当面白い物件が出てくるのもセダンだと思ってます
しかしオールシーズン乗れる車といえば昨今は人気がSUVに集中してしまっているわけですが…
Posted at 2022/08/09 22:42:53 | |
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