2018年05月12日
これもうわかんねえな
さて、結論から先に言ってしまうと
「ビークロスはスポーツカーである」
という認識を持つだけでビークロスにあるネガの部分を帳消しにできてしまうのよね
いすゞがビッグホーン(ショート)もしくはミューをベースに開発したSUV
当時から斬新なスタイルだったけれどそれはきっと現代でも通用する、はず
ただ現代において2ドアというスタイルだけは受け入れがたい部分があると思う
やはりドアが最低4枚あってのSUVですから
そこはスポーツカーなんだから仕方ないよね、と割り切る必要がある
ヘッドライトはハイ/ロー切り替え式(要するにH4規格のバルブね)
私はてっきりヘッドライトの下にあるのがフォグだと思ってたんですけど、これポジションランプなのね…
当時はLEDなんてのはなく、キセノンが高級車にちらほら採用されている程度だったと思うんだけれど
現代のLEDヘッドライトバルブを入れただけでもだいぶ夜間走行は楽になるよね
ただマルチリフレクターではなく、レンズカットによる光の拡散なのでそこでどう変わってくるかというのはわからない
フォグランプはディーラーオプションとして用意されていたんだけれど
個人的には何も着けていない状態ですでに完成形だと思うので
下手にフォグランプをつけるのは野暮なのかなぁと思っちゃう
でもインパネにフォグ用のスイッチがつくのよね…こういうのになぜか弱い私
どうしてもメクラ蓋が嫌いなのよ
本来そこにあるはずのスイッチがついてないってのがね
インテリアはミューのものがほぼそのまま採用されているので未来的な外観と比べるとちょっとちぐはぐだったりするけれど
これを内装までがっつり未来的なデザインをしちゃったら当時の価格(295万円)には収まらなかったんだろうなぁと思う
ステアリングはMOMO、シートはレカロが標準装備というのがすごい
当然デュアルエアバッグ採用
また、さまざまな箇所にスイッチがあり、メーター横のスイッチはハザード、デフォッガー、フォグ(OP)
センターコンソールにミラーの角度調整、電動格納ドアミラー、ヒーテッドドアミラー
シフトノブの手前にパワーモード、スノーモードのスイッチがある
エアコンはオートエアコン
FR、電子制御4WD(TOD)、4WDローを切り替えるトランスファレバーがある
トランスミッションは4AT
TOD(トルクオンデマンド)は0:100~50:50直結を走行状態によって電子制御するもの
アテーサE-TSみたいなもんだよね…?
リアにはLSDも採用している
量産車では珍しく別タンク式ショックアブソーバーが採用されているのも注目
またラテラルロッドにはピロボールがおごられている
エンジンは自然吸気のV6-3200cc
V6クラスになると大体可変吸気システム的なものが載ってたりするのね
ビークロスも例外ではなく、バリアブルインテークマニホールドと呼ばれるものが採用されていて
エンジンの回転状態によって弁を開閉することで空気の流れを変える仕組みになっている
SUVだけあってトルクに振った出力になっている
さて、ここまで紹介したけれど冒頭にもあるように
「ビークロス特有の不便さはスポーツカーだから、ということで水に流す」
として
しかしそれでも気になってしまうのは維持費でしょう
自動車税も重量税もスープラから比べるといずれも1クラス上になってしまうし
燃費が思ったほどよくない
当然現代のエンジンを見てしまっているから、というのもあるんでしょうけど
7.8km/lという数値
これ170系クラウンマジェスタのV8-4000ccの、しかもi-Fourモデルと大体一緒なのよね
しかしそれも含めてビークロス
やはりやつは「スポーツカー」なのだ
Posted at 2018/05/12 21:47:30 | |
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2018年05月12日
ただ今日紹介するマイナー車は本当にマイナー車なんだろうか?という疑問はある
その名は「ユーノス500」
あのジウジアーロが大絶賛したとかしないとか言われる5ナンバークーペ
低く整ったノーズ、妖艶なカーブを描くリア周りからは国産車のイメージとは少し離れていた気がする
駆動形式はFFだけ
でもトランスミッションは4ATと5MTがありました
搭載されるエンジンは主にV6-2000ccとV6-1800ccで
マイナーチェンジで直4の1800ccが追加されましたがやはり当時のトピックはV6でしょうね
V6でありながら小排気量エンジンというのは珍しかったし
バブル時代じゃなかったらまず実現もしていなかっただろうなぁと思う
多気筒に小排気量の組み合わせは、重量増や低速トルクが出しにくいという欠点もあってあまり好まれるものじゃない気もするんですけどね
現に今のマツダはV6のエンジンないですからねぇ
当然そこまでこだわるお客さんもいないんでしょうけどね
私みたいなのが少数派なんです
あ、私はこの多気筒小排気量エンジン大好きですよ
マツダのこのV6シリーズはK型エンジンと呼ばれていて(エンジン型番の頭文字がKなので)、開発の初期段階ではポルシェが参加していたとかいないとか言われてますよね
マツダ5チャンネル計画の中で生まれたチャンネルの1つ「ユーノス」
ユーノスのエンブレムは「十二単の襟」がモチーフになっているそうですが
実は私はこのエンブレムを見たことがなかった
あの丸の中にさらに丸があるような感じのやつ、わかります?
あれがユーノスのエンブレムだと思ってたんですけど厳密にはあれは輸出用のもの?らしいですね
知らない人が見るとマツダの名前がどこにも入っていないのでマツダの車だということはおろか
国産ブランドであることすらも分からないんじゃないだろうか
というほど当時のマツダは今にも増して国産っぽくないスタイルだったなぁという印象がとても強い
(今のマツダは、特にロードスターのリア周りが輸入車みたいないでたちをしていてかっこいいですよね)
ユーノスの中ではロードスターが大ヒットしたものの、そのほかのモデルはあまりヒット作に恵まれなかった
それでも7年間で22万台(姉妹車含む)も売ったプレッソは優秀だったんじゃないかな
ユーノス500が4年間で2万4千台程度しか売れなかったのを見るとね
中古市場でもプレッソが2台、ユーノス500が1台(いずれもカーセンサーより)という台数の少なさ
特にプレッソは売れた台数に比べて市場に流れてきている数が少ないのは単純にオーナーが大事に乗っているのか
海外で売れた台数が加算されているから台数が多く見えるのかはよくわからない
でも、例えばセラは5年間で15000台程度しか売れていないのに中古市場には13台(カーセンサーより)も出てきているのは
それはそれで現存している物件がそれだけあるということで、大切にされてきてたのかなぁという印象はありますよね
もちろんメーカーが違うので部品が今でも出てくるかどうかの違いも絶対あると思うんですけども
いかにマイナー車でも、ベースになった車はメジャーどころだったりするわけですが(セラはスターレット、プレッソはファミリアでしたっけ)部品的にはもうちょっとなんとかなりそうな気もするんですが…難しいですねぇ
Posted at 2018/05/12 12:21:17 | |
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2018年05月09日
セラのライバルの一つとして挙げられる車がユーノス・プレッソ
なんとなーく知ってる程度で実際どんな車かってのは全く知らなかった
知ってる要素はそれこそFFで、V6-1800ccのクーペであることくらい
ウィキペディアで調べてみたところ、姉妹車としてAZ-3があったという
こちらも名前だけ知ってましたがまさかプレッソと姉妹車だったとは…
プレッソはV6、AZ-3は直4-1500ccという違いがあったようですが結局プレッソにも1500ccが載ることとなり、エンブレムなどの違いだけになったようだ
で、ググるとYouTubeのベスモのチャンネルで、当時のプレッソを試乗した動画がアップされてるんですよね
見てみたら爆笑してしまった
だって運転して早々に「遅い」って言っちゃうんだもん
でも走り出して加速して行くときのエンジン音、めっちゃいい音してたなぁ
プレッソはこういう車よね
あまり国産車っぽくないスタイリッシュな外観とV6サウンドを楽しむ車
FFスポーツを求めるならインテグラとかFTOとかレビントレノになっちゃうしね
プレッソもV6より直4モデルのほうが速かったって言うし…
カーセンサーではたったの2台しか掲載情報がない!
まぁでも古い車を今あえて乗るってのは大変よね
セラの代名詞といえばグラッシーキャビンですが、想像ですけどこれ、運転してたら酔わないんだろうか?
一般的な車はフロントガラスからの情報だけだからいいのであって、過ぎ行く景色が天井まで流れて行くさまを視界に入れるのは車酔いに繋がりそうな感じがするんだけど…
私だけかなぁ
後期、MT、ABS付きで候補を絞ると一つもヒットしない悲しみである
Posted at 2018/05/09 22:53:47 | |
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