2022年08月27日
本当はこの冊子が手元に届いたら前回のブログをアップしようと思ったんですけど
結局来る前にアップしてしまったという…
セダン、クーペに続くスカイランシリーズ第3弾として2009年に登場したのがスカイラインクロスオーバー
SUV×クーペのクロスオーバーという、世界の流れに先立って登場したこのモデルは
何度も言うけどやっぱりちょっと登場が早かった気がする
とはいえ海外向けは従来のV6-3500cc+5ATで発売されたのに対し
国内向けは新開発の7ATを待っていたためにこれでも少し発売が遅れたという
直接的なライバルがほぼ存在せず
SUVでありながらほぼクーペのようなスタンス
ドアは4枚あれど後部座席はあまり広くなく
他のスカイラインシリーズとは違いかなりタイトなコクピットもスポーツカーのよう
試乗記事では4WDよりもFRグレードのほうが評価が高かった
ライバルとしてアウディQ5、レクサスRXが登場していますが
やはりキャラクターが違いますよね
前述した2つはラグジュアリー志向が強く
アウディは縦置きのFFベース、レクサスは横置きのFFベースの4WDで
そういった部分でもキャラクターが異なるのかなと思う
ちなみにこの3車種ともに時代を感じてしまう部分はやはりナビのモニターのインチ数でしょうね
最近の車はかなりワイドな液晶モニターを採用していますが
この時代の車はまだまだ一般的な比率のモニターですから
ムラーノより一回りくらいボディが小さいんですってね
特に全高が低い
全幅ほぼ一緒、全長は短いエクリプスクロスは全高がスカイラインクロスオーバーよりも10cm以上高いからその低さがわかると思う
が、その低さが後部座席の狭さにもつながっている
Cピラーが早い段階で傾斜し始めているからヘッドクリアランスがあまりないのよね
でもそれがスカイラインクロスオーバー
ドアは4枚あって後部座席がある5人乗りの車だけれど
基本的には2人乗りのクーペという感じの車だもの
Posted at 2022/08/27 06:25:37 | |
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2022年08月25日
2代目プラウディア(2代目フーガ)(の自動車税)が許容できると
スカイラインクロスオーバーもいけるのでは?となる
過去に何度か候補になりつつもやはり色んな面で候補から外れてきた車種の1つ
フーガと同じVQ37VHRというエンジンを搭載しつつも
このエンジンは搭載する車種によって微妙に出力を変えてあって
フーガが333PSなのに対し、スカイラインクロスオーバーは330PSに調整されている
スカイラインよりもホイールベースが短く、ほとんど共有部品がないというスカイラインクロスオーバーは、ちょっと出るのが早すぎた車の一つだと思う
基本的にはエンジン縦置きのFR
FRと4WDのグレードを選べ、下位グレードと上位グレードが存在するので
グレードそのものは計4つあった
これに7ATを組み合わせてあって、当時の日産の上級モデルは大体がこのパワートレーンだったよね
なのでフーガにしてもスカイラインクロスオーバーにしても
エンジンが一緒、トランスミッションが一緒、駆動形式が一緒、乗員数が一緒…
となればあとはデザインの好みとか車のキャラクターの好みで選んでいく形になる
出た当初はメーター照明がオレンジだったという
途中の一部改良でホワイトになった
我が家にはそのホワイトになったときのカタログがあるけれど
最終的には電動サンルーフが全グレード標準装備になったというから
うちのカタログはその最後の一部改良前のものと思う
(うちのはまだ電動サンルーフはメーカーオプション扱いだった)
オーディオ関連をフーガと比べると
フーガは8インチ
スカイラインクロスオーバーは7インチ
だけれどフーガではメーカーオプションだったBOSEスピーカーが
スカイラインクロスオーバーでは全グレード標準装備だったりする
当時の日産はスペアタイヤにサブウーファーを収める方式が多くて
このスカイラインクロスオーバーも例に漏れない
ただ、これも途中の一部改良でスペアタイヤが廃止されているんですよね
だからスペアタイヤ廃止後はアンダーラゲッジに固定されている
その他の仕様はフーガとほぼ一緒で
地デジ、Bluetooth、USBコネクタもあるので
使い勝手はフーガとスカイラインクロスオーバー、どちらも変わらないと思う
カーナビの更新が止まればスマホやポータブルナビで代用しましょうという車種たちですね
タイヤサイズがエクリプスクロスと同じ225/55R18を装着する
ただしホイールのオフセットがちょっと違うのと
ホイールの幅がスカイラインクロスオーバーのほうが太い
車のキャラクター的にパドルシフトがあってもよかったよね
(全グレード設定無し)
この時期の日産車は寒冷地仕様が標準装備になっててうれしい
フロントシートのシートヒーターは上級グレードのみ
リアシートには設定無し
リアシートは前に倒れるけどリクライニング機能は無し
倒したシートは電動復帰させられる
シートバックも大きめな印象ですね
個人的にはリアシートの着座位置はもうちょっと高めに設定してほしかった
ただ個人的にはこの時期の日産がやっていた「ダブルアーチグリル」が苦手なのよ
これがかっこいいと思えない
北米仕様のインフィニティタイプも出回ってるけど
エンブレムが変わっただけだからねぇ…
そういった意味ではダブルアーチグリルだったフーガから縦格子グリルにガラッと変えたプラウディアは印象を大きく変えられているのは個人的には大きいと思うけれどね
そもそもプラウディアが珍しくてかっこいいな
という思いから候補を増やしているわけだから
プラウディアがいいのであって、日産の同じようなパワートレーンを採用する車種が特別好きというわけでもないのだけれど
それでもまぁ…スカイラインクロスオーバーは候補に入れておいてもいいかなと思う
以前は中古相場がなかなか値崩れしない感じもあったんですけど
なにが原因なのか、相当落ち着きましたね
やはり世間の目も電動化に向いているのかも知れません
Posted at 2022/08/25 07:03:22 | |
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2022年08月21日
型番ではKB2(後期型。前期型はエンジンが異なるのでKB1だった)
入手しました
レジェンドは2004年に発売されて
2005年
2006年
2008年
2010年の4回マイナーチェンジを受けているんですが
トピックとしては08年のフェイスリフト&排気量拡大(3500→3700)
これが一番大きかったと思うのですが
最後のマイナーチェンジである2010年はATが5速から6速になったことも大きかったと思う
ホンダのフラッグシップとして初代は1985年に発売
ローバーとの共同開発で生まれたホンダ初の高級車だった
私がレジェンドという車を認識したのはおそらく2代目か3代目だったと思う
直5エンジンの縦置きミッドシップという珍しいレイアウトを採用していた
今回紹介する4代目はポピュラーな横置きスタイルになったものの
レジェンド初となる4WDが世界初の四輪駆動力自在制御システム「SH-AWD」ということで話題を呼んでいた
前後輪への駆動力変動(30:70~70:30)と
後輪の左右の駆動力変動(0:100~100:0)を可能にしていた
また後輪にはLSDと同等の効果もあった
それってランエボでもやってたのでは?
と思うんですけどこれとランエボのオールホイールコントロールって何が違うんでしょうか
04年というとランエボは8のときだったと思うけれど
やってることって大体同じですよね…?
レジェンドにもVSAといういわゆる横滑り防止装置が備わっているんだけれど
実は先日紹介したフーガのVDCにもあるように
アンダーステアが発生すれば内側のタイヤに
オーバーステアが発生すれば外側のタイヤにそれぞれブレーキをかける機能なんですって
そもそも横滑り防止装置がそういう機能を指してるってことなのかもしれんけど…w
漠然と横滑り防止装置って言われてもどういう機能なのかわからないものね
そうやって自在に内側、外側にブレーキをかけて挙動を制御していくというのなら
あえて三菱がAYCと称したのはもうちょっと違った使い方をしているのでは?とも思う
なぜなら三菱はASCという機能が別に存在しているからです
現にランエボXも機械的なAYCを搭載しつつ、コーナーではASCで内側のタイヤにブレーキをかける機能を働かせてるって言うし
インテリアは特徴的なセンター部をしてますよね
8インチモニターを中心としたオーディオシステムはフーガと似ている
CDやDVDも見られるしBluetoothやUSBによる機器の接続も可能
もちろんフルセグも見られます
そのモニターから柱のように下に貫かれたエアコンとナビの操作部がある
ここは好みによるところ大きいですが
フーガのほうがより高級感が溢れていたように思う
それはレジェンドがラグジュアリーよりもスポーティ寄りなキャラクターをしていたからかもしれない
というのも全高が1500mmを大きく割って1455mmという低さだった
フーガが1515mm(4WD)
レクサスGSが1470mm(AWD。FRは1455mm)
だったことを考えるとやっぱりスポーツ路線だったと思うのよね
フロントのシートヒーター&ベンチレーター
リアのシートヒーターやサンシェード
BOSE10スピーカーといった快適装備は標準装備
トランクの開閉は電動(フーガは手動だった)
パドルシフトももちろん採用されている(レクサスGSも標準装備。フーガはType Sのみ)
中古相場は結構崩れ気味だし、候補としては面白いかなと思っているレジェンドです
なんとなく最近街中でよく見かけるようになったので!w
Posted at 2022/08/21 11:25:22 | |
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2022年08月19日
2代目フーガのやつですね
せっかく2代目プラウディアに興味を持ったのだから
MC前のフーガのデータやレビューを見ておこうと思って入手しました
とはいえ
紙面はプラウディアにはないType Sというグレードが主役だったので
20インチホイールを履いたり、大径ブレーキが奢られていたり
そもそもFRだったりであまりプラウディア(の4WD)に結びついてこない
で、発売時期的にクラウンはゼロクラウンの次期型の世代なのよね
フーガは発売から今日までMCがあったくらいだけど
クラウンは3度フルモデルチェンジをしているわけです
同じクラスなのにここまで違う
それもこれも販売台数の違いでしょうね…
全幅を増やしたり
Aピラーの位置を後退させたり
全高を低くしたり
20インチを履かせたり…
そういうデザイナーからの要望をほぼ受け入れたことでこのフーガが出来たのですが
当時から6ライトのクーペスタイルでもあった
先代クラウンがやったことをすでに09年にはフーガがやっていた
この世代の日産車ってみんなそうですけど
一般的な車よりもタイヤの外形がでかい
フーガなんて20インチなのに40扁平だったりする
GTOが18インチで40扁平だったんだから相当大きいでしょ?
そういう大きなタイヤが似合うようデザインされているのは面白いし
逆に言えば一般的な車はボディに対して少しタイヤが小さいのかもね
本誌にも書いてあったけどこの手の車では大体排気量の小さいグレードに4WDの設定があるけど
フーガは3700のほうに4WDの設定がある
クラウンもマークXも
同じ日産でもスカイラインはやはり排気量が小さいモデルに4WDがあったからね
もちろんシステムはアテーサE-TS
通常のグレードと、セーフティシールドパッケージというメーカーオプション採用グレードではVDCの制御が異なるらしく
後者採用グレードはいわば三菱のブレーキAYCのようなことをやっているという
コーナーで内側のタイヤにブレーキをかけてヨーを発生させるギミックはすでに日産はこの頃からやっていたのね
ちなみにプラウディアの一部グレードではこのセーフティシールドパッケージが標準装備されている
またプラウディアでは花粉フィルターが標準装備され、これは当時のフーガには設定がなかったらしい
(MC後のフーガにはそれっぽいものがあったような気がする)
とはいえType Sという最上グレードに相当するものはプラウディアにはなかったしハイブリッドもなかったから
やはりOEMの弱さというところだと思う
大排気量の純ガソリン車は高級車でも廃れつつあるジャンルでフーガは貴重だと思うけれど
中古の高級セダンは値崩れもしやすく、そして候補が潤沢にあったりもするので
その中からフーガを選ぶというのは実は結構コアな趣向がないと難しいのかなと思う
私だってフーガならいらないけどプラウディアだからほしい、みたいなところがありますし(捻くれすぎやろ…)
しかしフーガは20インチありきでデザインされてるから
20インチでデザインが破綻しないのはすごいよなぁ
Posted at 2022/08/19 19:51:11 | |
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2022年08月10日
SUVがいいなと思うところはたくさんある
・最低地上高がある程度確保されているから、ちょっとしたラフな道を許容してくれること
・着座位置の高さによる視線の高さは運転のしやすさと疲労感の軽減をもたらしてくれる
・頭上空間が広いことによる開放感
・最近出回っている車種は大体4ドア(5ドア)という利便性の高さ
・かっこよさ
とかかしら
ただSUVがこれだけ発売されていながら
個人的に刺さるSUVってあんまり多くないんですよね
・パジェロエボリューション
・エクリプスクロスPHEV
この2つくらいかな、いいなと思うSUVは
以前はジムニーシエラがあったけれど、最近は少し熱が冷めてきている
いい車なのは間違いないですけども!
・パジェロエボリューション
2代目パジェロをベースにしたスポーツモデル
新開発のV6-3500cc MIVECエンジンは280馬力を捻出する
当時直噴のGDIエンジンが主流だった三菱にとってはこの方針転換はいろいろあったんだろうけれど
おそらくパリダカに出るにあたって現場から「GDIはやめてくれ」という話がもしかしたらあったのかもしれん
それだけGDIは不評だったもん
このエンジンに5MTと5ATが組み合わされる
どちらも強化品だけれど、もう5ATの部品が出て来ないらしいので今からATを買うのはきついと思う…
2代目パジェロはブリスターフェンダーになった後期型からATがアイシン製から内製に変わって評価を落としている
スーパーセレクト4WDは3代目パジェロ以降に搭載されたIIではないので
前後のトルク配分が50:50の、ベベルギアを用いたもの
ちなみにスーパーセレクト4WDIIはトルク配分がリア寄りになっているよ
パジェエボのトピックの1つはエンジンで、もう1つはARMIE(アーミー)と呼ばれる前後ダブルウィッシュボーンサスペンションだと思う
(ARMIE自体はパジェエボにしか採用されなかった名前だけれど)
ラダーフレームに前後ダブルウィッシュボーンってなかなかない組み合わせですよね
もちろん中古相場は高騰中です
・エクリプスクロスPHEV
以前はガソリンターボが欲しかったんだけれどPHEVの面白さを動画などで見て知ったことでPHEVも面白いかなと思うようになった
パジェエボと違い横置きエンジンがベースのSUVです
今どきの車らしくスタイリッシュで、後期型では全長が延長されたことでよりクーペスタイルが強調されてかっこよくなりました
明らかにパジェエボとはキャラクターが異なるので、どっちでもええやんって思われるかもしれん…
パジェエボのMTが1970kg
エクリプスクロスPHEVが1920kgだったかな
ちなみにエクリプスクロスのガソリンターボが1550kg
バッテリーやモーターって重たいんだね
重たいけれど、そういう重たいものをボディの底面に敷き詰めているから
重量バランスはかなりよく、55:45というスポーツカー並み
最後の三菱謹製モデルということでも一目置いているんだけれど
実際エクリプスクロスよりアウトランダーだと思うのよね、世間の目は
それだけ新型アウトランダーは出来が良い
エクリプスクロスの面白いところは履けるホイールのバリエーションの多さ
正直エクリプスクロスに履きたいホイールがたくさんあって困る
またラリーアートブランドが復活し、ラリーアートによるパーツも多数発売されているのもいいね
パジェエボの中古とエクリプスクロスPHEVの新車の値段がだいたい一緒か
むしろパジェエボのほうが高いまであるので
本当にこだわりがなければエクリプスクロスになるんだろうけれど
パジェエボはパジェエボで魅力的で一度は手にしてみたいなぁと思うのです
Posted at 2022/08/10 11:36:59 | |
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