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十七夜月セフィロットのブログ一覧

2023年06月08日 イイね!

新型RVRのすべて

これでRVRのすべてが初代、2代目、そしてこの3代目が揃ってしまった


3代目(現行型)RVRはとりあえずコンパクトSUVとは言ってるけれど
実際は本当にいろんなカテゴリの要素を取り入れた全く新しい車として発売したのよね

それでいて当時はやはり環境への対策が強く言われていた
全グレードエコカー減税50%対応というのもアピールポイントの1つだったし
一番安いグレードで当時170万円台後半という低価格も売りの1つだった


また当時はフルラインナップを有していた三菱が転換期を迎えてそれができなくなって
当時のそのフルラインナップの中の1台を所有していたオーナーが乗り換えのタイミングで
じゃぁどれに乗ろうかな?となったときに
なかなか候補が見当たらないというのが三菱の当時の弱さだったから
そこに入り込む商品の開発は急務だったみたいね


グローバル展開されるRVR(ASX)は現時点で三菱では売上TOP3に入る人気車種だったりするから
開発陣の目論見は外れてなかったんだなぁとも思う




初代アウトランダーと全く同じホイールベースでありながら
特にリアで25cmも切り詰めたコンパクトさは実はデザイナーたちにとって嬉しい要素で
4つのタイヤがボディの四隅に配されたレイアウトは
プロポーション的にもかっこよくなるという


当初はアウトランダーより一回り小さいタイヤサイズを履いていて
現行モデルで言うところのMグレードが採用する16インチと同サイズなんですが
現行モデルにマイナーチェンジした際に18インチが
先代アウトランダーやエクリプスクロスと同じ、一回り大きいサイズのタイヤになったので
プロポーションが更に良くなったイメージがある
これによって最低地上高が従来の195mmから205mmになっているのにも注目したいですよね

というのも、例えばスバルはSUVの最低地上高を絶対に200mm以上にするというこだわりがあって
現行モデルでもアウトバック、クロストレック、フォレスターはすべて200mm以上を確保している
そういう悪路走破へのこだわりからすれば、RVRの205mmという最低地上高は
まさに三菱のラインナップにおいてもRVRのキャラクターを位置づける要素とも言えるよね


実際、同じプラットフォームを採用しながらエクリプスクロスとは明確な乗り心地の違いを作りだしている
エクリプスクロスはシティ派だがRVRはどちらかといえばクロカン要素が強い乗り味をしてたりするというから




アウトランダーやギャランフォルティスと同じようなインテリアデザインをしつつ
アウトランダーやギャランとは異なるキャラクターとして
エアコン吹き出し口をオーディオスペースの両脇ではなく上部に位置させて印象を変えているのですが
これはエンジンスタートがキーではなくボタンを採用した三菱初のモデルだったこともあって
エアコン吹き出し口を上部にしか置けなかったという事情もあったみたい


発売当初はリアシートが2段階リクライニングができた
現行モデルでは廃止されている
たった2段階?と思うかもしれないけど意外とこの2段階は大きい
ライズで体感済み(ライズも2段階リクライニング)

またアームレストの部分だけがトランクスルーになる窓も当時はあった
この機能は確かリクライニング機能が消えたのと同時に無くなってるはず




あとはまぁ大体現行モデルと大きく変わらないかな
現行モデルになったときにダイナミックシールド顔になったから
ワイドHIDが消えたのもトピックと言えばトピックだけど…





前回紹介したコンパクトSUV、クロスビーやライズとの大きな違いは
やはりリアサスペンションにあるのかなと思う
基本的にトーションビーム系の前者に対してRVRはマルチリンクだものね

またリアシートの広さはターゲットとなる客層の観点からこだわらなかったという





マイナーチェンジのたびに今の情勢に合わせた改良をして2010年から現在の2023年まで販売を続けているのもすごい
衝突軽減ブレーキの採用もそうだし、当時はフェンダーに死角を減らすための補助ミラーがあったけど
今ではカメラやドラミラーの下部にある多面ミラーの採用で補うことができるようになったしね

逆に言えばフルモデルチェンジする力がないとも言えるけど…
今後発表される予定の新型コルトの出方によりけりという感じだろうね
Posted at 2023/06/08 22:43:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年06月04日 イイね!

開発年次の古さを感じるところもある

最近の車、もちろん衝突軽減ブレーキの採用や
ハイブリッドシステムの搭載といった先進技術の目白押しだけれど
個人的に変わったなと思うのがウォッシャーノズルの位置だと思うんですよね

以前はボンネットに付いてたんだけど今はワイパーの付け根の…
あれなんか正式名称ありますよね
シュラウドだっけ?
あそこに付いてるからボンネット上がスッキリしてるし
ウォッシャー液の管がボンネットの裏側を這わなくていいからスマート


この間挙げた小型SUVの話で出したクロスビーやライズも当然ボンネット上にウォッシャーノズルなどない今どきの車という感じだ

一方発売が2010年というRVRは未だにボンネット上にノズルがついている
さすがにエクリプスクロスはないですから、やっぱりそこは古さだなって思っちゃう


今手元にあるカタログで見ると、GRスープラ、GR86もボンネット上にノズルはない


意外と最近の車のエクステリアの違和感ってそこかもしれないなぁ
昔あったものが今ないんだもんね
Posted at 2023/06/04 06:41:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年06月02日 イイね!

RVR熱

以前、RVRの話をしたことがあって
でもそれは初代や2代目の話だったと思う


今回お話するRVRは現行型です


2010年に登場した現行型RVR
現在だとどうしてもエクリプスクロスの存在があるので積極的に選びづらい車種になってしまったのだけれど
2019年にビッグマイナーチェンジで完全なるダイナミックシールド顔になったときだったかな
ディーラーオプションでかなりSUV色を濃くしてくれるようなパーツがラインナップされて
どちらかというとクーペスタイルでスポーツ寄りなエクリプスクロスとの差別化が図られたような気がする


エクリプスクロスよりもちょっとだけ(5mm)全幅が広く
全長が短くて全高が低いという、コンパクトSUVとも言えるサイズだと思うのだけれど
当時こそ日産デュアリスの対抗馬として発売されましたが
今だとBMWのX2みたいなイメージを持ちますね


パワートレーンは発売当初から直4-1800ccの1種類だけ
海外だと結構豊富なラインナップでディーゼルとかもあったはず
ただエンジンの型番が4B10から4J10に変わっていて、それと同時に車の型式番号も変更されているのよね
4B10型はツインカムだったのだけれど4J10型ではシングルカムになった
4B10型が前身モデルになるので4J10もボア✕ストロークの値が一緒
動弁系をシングルカム化したことなどによって軽量化と低重心化、低燃費化に寄与しているという

エクリプスクロスは8速CVTですがRVRは6速CVT
それでも途中のマイナーチェンジでMモードが追加されてパドルシフトによるマニュアルライクな変速が可能になった


なんといってもエクリプスクロスとの大きな違いになるのがS-AWCかどうかだと思う
エクリプスクロスはS-AWC、RVRはカテゴリ的にはただのAWCになると思う
これはデリカD:5も一緒ですね

S-かどうかの違いはAYCの有無で、2007年のランエボXが初めてS-AWCとしたこの四輪駆動思想は
現在ではエクリプスクロスとアウトランダーの2車種
デリカとRVRはただのAWCという感じになっている

S-AWCを形成する4つの要素が
・4WD
・ASC
・AYC
・ABS
で、ランエボで言えばAYCの採用は早かった(エボ4)けど
9MRまではASCが採用されていなかったからS-AWCと言えなかったのよね


話はガラッと変わってしまうけれど
以前小型SUVの話題としてクロスビーとライズの話をしたような気がしましたが
クロスビーはAYCに該当する、コーナリング時に内側の車輪にブレーキをかけるというギミックがない
一方ライズはそれがあるんですよね

だからクロスビーは三菱で言えばAWC
ライズはS-AWCと同等の4WD性能に当てはめられるはず


それは4WDモードにも現れていて
S-AWCを採用するエクリプスクロスやアウトランダーは様々な路面状況に対応したモードがありますよね
ターマックとかグラベルとか

AWCであるRVRやデリカは2WD、4WDオート、4WDロックという区分でしかない
ただ私としては実はこっちのほうがわかりやすいんですよね







インテリアは発売当初からほぼ変わってなかったと思う
それでも今どきのディスプレイオーディオの設定があり
三菱の場合はスマホを接続して使うディスプレイオーディオでありながら、ディスプレイオーディオ自体にカーナビ機能が備わっていたりするので
スマホが無くともナビとして機能するのが面白いよね
メーカーオプションのディスプレイオーディオはWVGAの8インチでフルセグによるテレビの視聴も可能
ディーラーオプションではHDパネルの9インチのディスプレイオーディオやカーナビも選べる

そして三菱車では現在唯一となるロックフォード・フォズゲート社製9スピーカーが選択できる車だったりするのがRVR

RVRの特色のもう1つは大型のガラスルーフ
最近サンルーフ(ムーンルーフ)が見直されてきてるというか
コロナの影響もあって換気しやすいということで採用が増えてる気がするんですよね
またダイハツのタフトのように開閉はしないけどガラスによる開放感をアピールした車種もあって
RVRは後者のキャラクターが与えられています
当時日産ラフェスタもそういう大型のガラスルーフを採用していてちょっと流行ったんですよね
発売から13年経ってもなお採用し続けてくれるRVRには感謝


リアシートはリクライニングはしないものの
シートバックがかなり長い?イメージがありますね
それこそセダンのリアシートをそのまま持ってきたような、肩口までサポートしてくれるくらいの丈がある
これはエクリプスクロスとはちょっとキャラクターが異なるかなと思っています
エクリプスクロスってシートバックちょっと短いんですよね
ヘッドレストが高く上がるのでそれでなんとかまかなってる感じがする

またリアシートを倒したときのフラットさもエクリプスクロスより上で
エクリプスクロスはかなり傾斜ができてしまうけれどRVRはだいぶ水平に近い

ただしエクリプスクロスはテールゲートが電動だ!




グレードによってタイヤ・ホイールのサイズが異なるのはエクリプスクロスと一緒
上位グレードは18インチ
下位グレードは16インチ

なのですが、RVRの16インチは18インチよりも外径が小さいんです
エクリプスクロスの16インチは215/70R16ですが
RVRの16インチは215/65R16になる
そのため最低地上高(および全高)が10mm低くなる
理由はわからん
しかもホイールのインセットもかなり違う
18インチは+38
16インチは+46と、18インチよりかなり内側に引っ込む形になる






積雪路も安心して走れるSUV
除雪によって狭くなった道路でも気軽に走れるコンパクトさ
利便性の高い4ドア
乗り潰す感覚でいける希少性の薄さ
といったところでクロスビーやライズはハスラーの代わりとしていいなと思っていましたが
確かに3ナンバーででかいけれどRVRはなかなかおもしろい車だなぁと思っています


もちろん悪路走破性の高い小型のSUVというなら圧倒的ジムニーシエラなわけですけど
ドアの枚数さえ許せれば…ですよね
Posted at 2023/06/02 19:00:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   03/15 19:20
愛車遍歴はいたってシンプル パジェロミニ(2003.3-2022.3)→ステージア(2024.3-) スープラ(2006.7-) これだけ ...
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