2023年08月14日
つい先日のブログで「日産の車はなかなか候補になりにくい」
と言いつつも、日産の車の中で数少ない購入候補になっていて
しかし途中で候補から落ちてしまったものの
最近またいいなぁと思うようになった車がある
それが日産・ステージアAR-X Fourです
2代目ステージアはゴーン政権になってすぐに登場したモデル群の1つ
プリメーラ、V35スカイライン、Z33フェアレディZ、初代フーガなど
あの当時らしい面構成をした、あまり国産車っぽくない雰囲気が特徴でしたよね
発売当初は通常グレードのRXシリーズ、スポーツグレードのRSシリーズ
そしてクロスオーバーのAR-Xという3種が存在し
エンジンもV6-2500、V6-3000、V6-2500ターボの3種類があった
後期型ではRSグレードが消えてRXとAR-Xの2種に
またエンジンもターボとV6-3000が消えた代わりにV6-3500が投入され
V6-2500とV6-3500の2本立てに再編されている
Lクラスワゴンらしい広大なラゲージルーム
リアシートはほぼ水平に倒れ、車中泊需要にも対応できそうな感じがする
リアのカップホルダーはアームレストではなく座面中央に格納されているのも◯
リアシートは結構大きくリクライニングもする
リアドアは最大80度も開く
これ、実際に中古車を見てきたときに一番驚いたことだった
大体リアドアってそんなに開かない車が多かったから衝撃だった
さすがに2000年代半ば以降はそういう車が増えましたけどね
チルトメーターを採用していて
チルトステアリングの上下に連動してメーターも角度が変動する
インパネデザインはV35スカイラインと共通でちょっと使いにく感じがする
今どきではないね
車外カーナビなどを組むときは結構大変そうで
これは下手に社外品を組むよりはスマホホルダーでスマホを使ったり
ポータブルカーナビを使ったほうが便利かも…
AR-Xの特徴としては通常グレードよりも40mm最低地上高を上げ
樹脂製のオーバーフェンダーやプロテクトモールなどを装着
一回り大きなタイヤを履いているがトランスミッションのギア比は変更されていないので
実質的にハイギヤード化された状態となっている
インテリアはブラック✕タンカラーを採用
木目調パネルをドアグリップやシフトノブなどに効果的に使っている
メカニズムとしてはV6-2500ターボエンジンに5AT
スノーシンクロモード付きアテーサE-TSに電動スーパーハイキャス
リアビスカスLSDを組み合わせていて
かなり本格的なパワートレーンをしていたりする
いわばワゴンスタイルでATを採用したR35"スカイライン"GT-Rみたいなもの
ちなみに前期型のATの横にある+と-はギアホールドではなくレンジセレクターだったはず
(つまり4を選択すると4速ギア固定ではなく、1-4速の間で変速するようになるといった感じ)
デザインに結構クセが強くて好き嫌いが分かれそうなステージアなんですが
こういうメカニズムの面白さと、Lクラスワゴンらしい広大なラゲージなどを見てしまうと
デザイン以上に「ほしい!」と思わせるなにかがあるんですよね
おまけに中古相場はかなり崩れてきている
今はおそらくワゴンというものの人気がないというのも一因してるのかな
レガシィアウトバック、アウディオールロードクワトロ
ボルボXC70、ワーゲンのオールトラックなど
ワゴンをベースにしたクロスオーバーは一定の需要はある気はするものの
それよりも背が高いSUV人気に押されているのだろうと推測できる
Posted at 2023/08/14 15:51:58 | |
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2023年08月12日
令和とは思えないほどのラフロードなんです…
いや、普通にアスファルトなんですけどすごいうねってたり凸凹してたりする
最低地上高はある程度確保されているとはいえ
ハスラーの車幅(トレッド)の狭さからくる突き上げ、車体の揺れがどうしても気になってしまうんですよね、この道を走ると
年に1回は最低走るわけですが、こういう道を走るのに適した車が欲しくなってしまう
凸凹してるんだからSUVでええじゃろ!
と思うかも知れませんが、車高そのものも高いのでやっぱり揺れるよね…?
この道をスープラで走ると酔わないんですけど
ハスラーで走ると自分で運転しているのにもかかわらず酔うんです…
だからセダンとか、セダンまで行かなくともある程度全高は低めに抑えられつつも
最低地上高はある程度ほしい、みたいなそういう車となると
意外と現行型クラウンクロスオーバーあたりは面白い選択肢なのではと思う
ちょっとお高いな…
ノーマル車高のランエボとかでもいいよね
我が家にある車のラインナップが極端なので
もうちょっと普通の車でこの道路を走ってみたいんですけど
なかなかそういう機会はありませんねぇ
郊外に行けば行くほど舗装状態が良くない
普段乗る車の選択肢はもう少し幅広くもっていたいと思う
で、以前も普段乗りの車の話題を出したことがありましたよね
・雪道を乗るから最低地上高はある程度あったほうがいい
・除雪の下手な都市部、除雪が滞ってしまう住宅地なども走るから車はあまり大きくない方がいい
・4WD
・4ドア以上
・トランスミッション方式は問わない
・軽自動車以外
みたいなやつ
そこで以前はクロスビー、ライズ(ロッキー)、RVRあたりを候補に挙げていたんですが
みんな背が高いんですよね
セダンやステーションワゴンあたりの延長線みたいなのがいいかなぁと思ってしまう
そんなことを考えていたら1日が終わっていた
Posted at 2023/08/12 21:00:39 | |
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2023年08月09日
つい昨日でしたか、日産がスカイラインNISMOを1000台限定で発売することを発表
さらに100台限定のリミテッドモデルもあるという
このV6-3000ccツインターボに7ATを組み合わせたFRセダンが
おそらくセダンとしてのスカイラインの集大成となると私は予想しているのですが
個人的には、あまりこういうことを言ってはいけない?かもしれませんが
どうも日産の車が購入候補になりにくいんですね
ハイパワーなエンジンを載せたFRのスポーティなセダンというと
やはりジャーマン3が有力となるとは思うのですが
個人的にはレクサスのFシリーズを考えてみたい
レクサスのスポーツモデルのヒエラルキーの頂点にLFAが存在し
その1つ下に位置するのがFシリーズ
国内向けでは初代となるISをベースにV8-5000ccエンジンを搭載したIS Fから始まり
GS F、RC Fと続いた
現行モデルはRC Fのみ
Fシリーズで共通しているのはざっくり言うと
・V8-5000cc
・8AT
・FR
という点
ISとGSはセダン、RCはクーペというボディタイプですが
ISはリアシートが専用設計なので4ドアセダンだけど4人乗りです
IS Fの販売期間は2007~2014年
2009年の途中から後期型になり、リアにLSDが採用されたことで前期型よりもさらにスポーティな走りになったみたいね
現行モデルのISにも同じ型式のエンジンが搭載されていますが
あちらはFを名乗らなかった
Fを名乗っているからこその特別感がおそらくこのIS Fにはあるだろうから
私はあえてこのIS Fを推したいなと思う
クラスとしてはスカイラインや、BMW 3シリーズといったあたりよね
さすがにデザインは古臭いけど、仰々しいスピンドルグリルになるGS FやRC Fとは違い
かなりおとなしいデザインであるから、そこを気に入る人は気にいるかも
GS Fの販売期間は2015~2020年
国内では2代目となるGSをベースにしているのでやはりインテリアなどのデザインが先進的だなぁと思う
開発当初はLFAと同じ1LR型エンジンを載せる計画もあったらしい
RC FではメーカーオプションとなるTVD(トルクベクタリングディファレンシャル)がGS Fでは標準装備となっている
クラスとしてはフーガやBMW 5シリーズになるのかな
RC Fの発売は2014年から
唯一現在も販売されているFシリーズです
個人的なイメージとしてはRCはISのクーペ版みたいな印象で
特にインパネのデザインは一緒ですからね
途中のマイナーチェンジでヘッドライト形状が変更され
さらに最近のマイナーチェンジではホイール締結がハブボルト方式に変更されている
GS Fでも触れたTVDですが、途中まではメーカーオプションとして設定があったものの
最新のRC FはそもそもTVDが選択できず、リアはトルセンLSDのみになったのが不思議なんですよね
あんまり評判が良くなかったのか?
それともトルクベクタリングをそういった装置を用いずにブレーキを使った簡易的なもので実現できるから必要なくなってしまった
といったところなのだろうか?
RC Fのライバルってなんじゃろ?
中古のIS Fは200万円代前半からあるのですごいお手頃感があるんですよね
あの価格帯でV8-5000ccのエンジンを堪能できる!
というわけですが
エンジンのインテークデザインはGS FやRC Fのほうが凝っててかっこいい
また、RC Fは個人的にはどうしてもGRスープラと比較してしまう
ATのみの勝負となったら私はRC Fを選んでしまいそうなんだけど
ただ価格帯が全然違うんですよね
GRスープラは最上グレードでも800万円を切るところにありますが
RC Fは1400万円台とかじゃなかったっけ…
だから勝負も何もあったもんじゃぁないのだ
もちろん買うなら中古だけど…
いずれにしても高額になる自動車税との戦いでもあるし
FRしかないので雪が降らない時期しか乗れないというのもなんとなくもったいない気はするのだけれど
でもそういうスポーティセダン/クーペを選ぶとなった場合
スカイラインよりはFシリーズを選んじゃうだろうなぁというのが私の感想です
Posted at 2023/08/09 23:02:13 | |
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2023年08月06日
一昨日の夜でしたか
クラシックカー・ディーラーズで日本車を取り扱った回だけをまとめ
それを8時間耐久配信していたんですよね
その中でも2代目MR2の配信中に、当時のトヨタ車に詳しい方がチャット欄にいらっしゃって
3S-G型の話にも触れていた
このSW20の回はいわゆる「地獄のホース」と呼ばれる、エンジンを降ろさないとアクセスしにくい小さなホースに触れるのですが
これがMR2の3型からエンジンが後期型になり、整備性がかなり向上しているという
この地獄のホースもどうやら1型と2型にしかなかった?とか
3S-Gの後期型といえば馬力が225PSから245PSになったり
インナーシム化されていたりというところに着目しがちなんですが
そういう問題点の解消にも力を注がれていたんですねぇ
ヤマハがエンジン開発に携わったことでも有名な3S-G系エンジン
レースシーンでも長きに渡って使われていたのも納得がいきます
そういった意味では8時間耐久配信の中でも登場した3000GT(日本名GTO)も同じよね
後期型(おそらくアクティブエアロが撤廃された時期)からラッシュアジャスターの穴が拡大され、オイルが循環しやすくなり
カーボンの付着が減ったことでタペット音が出にくくなったというのもメーカーがそういう報告を受けて改良したから
GTOは後期型でだいぶ信頼性が向上したという話を聞くから符合するんですよね
調べてみるとGTOは最終型でヘッドライト周り、フロントバンパーのデザイン変更を受けていますけど
後期型よりもフロントバンパーが軽量化されていたらしいですね
カタログスペックでも約30kgほど減量されてツインターボで1680kgになっている
またフロントバンパー下部にあるエアダムエクステンションでフロントの浮き上がりを抑制
フォグランプ横のフロントフェースサイドガーニッシュでインタークーラーへの流入空気の整流をしている
意外にもモデルの最後まで改良を重ねられていたりするGTOは
後のランエボにも繋がっていくレースシーンでのチームの体制づくりに寄与した部分でも大きな存在だったように思う
この8時間耐久配信では他にもセリカXX、Z32フェアレディZといった私好みの車があり
いずれも過去の限定公開時に見ることができましたが
今回のラインナップから漏れた日本車もまだまだたくさんあるみたいですね
Posted at 2023/08/06 15:12:39 | |
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