今年も早いもので、残すところあと二か月となりました。
職場の先輩から、年を重ねる毎に「一年なんてあっという間だよ」なんて言葉を何度も聞いていましたが、まさにその言葉をしみじみ実感している今日この頃です(笑)
さて、以前から進めていたクラウンの純正アルミのリペアがやっと完成しました。
購入時からアルミ自体にそれなりの劣化がありましたので、いずれ綺麗にしたいと思っていましたが、リペアの仕方が分からずに躊躇していたものの、とりあえず予備のアルミを購入しチャレンジしてみる事にしました。
クラウンに付いていたアルミです。
これでもまだまともな部類の様ですが、4本共スポーク部の腐食が進んでいたのと、クリアの劣化で全体的に茶色っぽく変色していました。
今までは汚れ落としや磨きでしのいできましたが、年々腐食が悪化するばかりでして・・・・・・(涙)
やはりこれ以上はムリという事でリペアを決めた次第です。
購入した予備のアルミです。
とりあえず状態の良さそうなアルミを購入しましたが、120系の純正アルミはどれもスポーク部の腐食は避けられない様で、多分に漏れずこのアルミもそれなりの状態でした。
まずは汚れ落としから始め、クリアの剥離→研磨→仕上げの磨きといった具合で作業を進めました。
まずはブレーキダストの汚れ落としです。
長年の汚れが蓄積していましたので、「アビリティクリーン」を吹き掛けた後ブラシで磨く作業を繰り返しました。
画像はありませんが、もちろん裏側も・・・・・・・・
続いてはクリアの剥離です。
まずはスポーク部にホルツの「ペイントリムーバー」を塗り、クリアの剥離を行いました。
当初は全体的に剥離をし、スポークの溝にグレーの色差しをして仕上げる予定でしたが、まだグレーの塗装が生きていたので、そのまま生かしてアルミの表面のみ剥離する事にしました。
リムーバーの塗布後は数秒で塗膜が剥がれてきます。 全体の表面にも塗布した後は塗膜が全て剥がれるまで数回繰り返します。
お次は研磨です。
元からある傷や、剥離後の表面にも腐食がありますので、それを取り除くために研磨を行います。
まずは400番から始め、800→1200→1500→2000と番手を上げてひたすら磨きました。
耐水ペーパー等色々試してみましたが、ホームセンターで購入したスポンジタイプのヤスリが使いやすかったので、番手を変えて揃えてみました。
この様なリム傷も多数ありましたが、表面の歪みが出ない程度まで粗いヤスリで研磨を行い、ほぼ目立たない状態まで仕上げる事が出来ました。
修正後↓
研磨完了です。
表面は全て剥離を行いましたが、スポーク部の腐食と深めの傷を取る以外は、余り手間が掛からずに済みました。
そして最後は仕上げの磨きです。
ここでも色々試してみましたが、やはり「ピカール」が一番使いやすかったので、柔らかい布でひたすら磨きました。
とりあえず完成です。
こういった作業は普段倉庫内で行ってますが、中々時間の取れない時はこっそり部屋に持ち帰ってひたすら磨いておりました・・・・・(笑)
素人作業ですので、まだ研ぎ目や磨きムラが残っていますが、何とかここまで仕上げる事が出来ました。 あとは表面が余りギラギラし過ぎないように気を付けていましたが、この辺りも程よい感じで出来たかと思います。
その後、近くのスタンドでタイヤの組み換えをお願いし無事に完成となりました。
勿論バランスウェイトは、貼り付けタイプでお願いしました。
早速取り付けてみましたが、思っていたよりも粗が目立たずに済んだようで、ここまでのアップでも十分耐えられる様になりました。
購入時からホイールのリペアもひとつの課題でしたので、今回無事に完成する事が出来て良かったです。
やはり以前と比べて、リペア後の見た目は大分変りましたので、それだけでもやった甲斐がありました。
これでかなりやる気を使い果たしてしまったので、しばらくは大人しくしてようと思っています(笑)
Posted at 2017/11/16 19:02:45 | |
GS121クラウン | 日記