前回のブログではマークⅡのエアコンの話をしましたが、今回はクラウンのお話しです。
この時期になり、ようやくひと段落着きましたのでご報告となりますが、この度人生初のクラウンを購入しました。
どのモデルかはタイトルでお気付きかと思いますが、「いつかはクラウン」がキャッチコピーとなった7代目のS120系のクラウンです。
もし今クラウンを買うとするならば、手頃になったゼロクラウンや、先代の200系辺りが一番の買い時ではないかと思いますが、それでもこのご時世に120系を購入したのはちょっとした思い入れがあるからでして、以前のブログで軽く触れましたが、私が小学生の時に父がこの120系の購入を考えていた時期がありまして、その時の思い出がきっかけとなってこの数年間探し続けていました。
ここからはその時の思い出話になりますが、その120系の話が出た当時、我が家では100系クラウンに乗っていまして、歴代の父の愛車がそうであったように、このクラウンも型落ちの中古車として購入したもので、当時120系が出た後だったと思いますから、既にこの時点で2世代前のモデルでした。
当時の写真がこちらです↓
私が記憶している限りでは、父の車歴は60系クラウンから30系マークⅡ、その後この100系クラウンへと変わっていきましたが、60系は110系が販売された頃に購入し、マークⅡに至っては61が後期になり「ツインカム24」が搭載された後にようやく前期の30系を購入した位ですから、当時から型落ちの中古車ばかりを乗り継いでいた我が家では、新しい車とは無縁の生活を送っておりました・・・・(笑)
そんな父がある日貰ってきたのが120系後期のカタログでして、恐らく暇つぶしに眺める程度に貰ってきたものだと私自身そう思っていましたが、どうやら父の中では日が経つにつれ徐々に買い替えへと気持ちが傾いていったようで、当初車検を継続する予定だったクラウンから120系への代替えを検討したそうです。
暫くして、父の知人が居るトヨタ店にて仕様を決め見積もりを出してもらった所、余りにも桁外れな支払総額のためにここは一旦退散し、その後様々なやり取りはあったそうなのですが、やはり全く手が届かない価格帯であった事は変わりなかったようで、結果として120系への代替え計画はあっけなく幕を閉じてしまいました・・・(笑)
そんな大人の事情はいざ知らず、見積もりを出した所までの経緯は父から聞いていましたので、子どもながらに当時の私は新しいクラウンが来るものだと信じ込んでいましたので、下校後は毎日の様にカタログを見ては「いつ来るのだろう」と待ちわびていたものでした。
そして大分時間が経ってからの事ですが、クラウンはおろか、当時は新車の71でさえ中々手の出せる価格帯の車では無かったはずでしたから、当然我が家の様な一般的な家庭ではまず手の届かない車種だった事や、当時そう言った結果になった事も後になって十分理解出来るようになりました。
当時毎日の様に眺めていたのがこの見開きです↓
その時父が狙っていたのは当然2リッターのモデルでしたので、このスーパーチャージャーとパールシルエットトーニングの組み合わせの見開きには、もちろん子供ではありましたが当時の私からしても少し特別な思いで見ていたものですし、後年改めてこのカタログを入手した際にもあの時の懐かしさが一瞬で蘇ってきたくらいですから、今でもその思いは変わらずといった所です。
その後は元の予定通りといった所でしょうか・・・・・(笑)、クラウンは車検を取得後2年程乗り続け、後継として初回車検を機に買い替える事となった叔父のC32ローレルが我が家にやって来ました。
当時のC32は既に後期型になっていましたが、前期とは言えどここに来てようやく我が家にも現行車が来ましたので、何だかそれはそれで嬉しかった事は良く覚えています。
そして今回購入したクラウンですが・・・・・・
実はまともな画像が一枚も撮れていませんので、全くの同仕様という事で「太陽にほえろ」から画像を転載しましたが、今回購入したのは62年式のスーパーチャージャーで、Sタイプパッケージとデジパネが装着された仕様です。
この「太陽にほえろ」は、最後の数年はかろうじてリアルタイムで見る事が出来た世代ですので、このクラウンが出ていた事も覚えていますが、当時我が家であの一件があった直後にこのクラウンが登場したものですから、内心複雑な思いで見ていた事も良く覚えています(笑)
新車のうちから構わずこんなにロールさせているのはこのドラマくらいでしょう・・・・(笑)
今回購入したクラウンは群馬県にある販売店から購入した車で、前のオーナーさんが新車で購入後つい最近まで所有され、整備記録等も残った履歴のはっきりした車なのですが、全体的な印象としてはどちらかと言えば乗りっ放しに近い状態でして、前のオーナーさんはセカンドカー的な扱いで所有していたと聞いていましたので、最低限の手入れしかされてこなかっと思われます。
特に機関と外装はそれなりに手を入れなくてはいけない箇所がありまして、実は既に7月の初めには納車になったのですが、ここ2か月間は暇を見つけては手直しをしている状態でしたので、ここに来てようやくひと段落着いた事もあって今回ご報告となりました。
既に手直しが完了した箇所もありますが、大まかな箇所です。↓
過去にフロントバンパーとスポイラーは何度か当ててしまっているようで、全体的に歪んでいる状態です。 特にスポイラーは傷だけでなく変形も伴いますので、そのまま使用するにはちょっと耐え難いものがありますね。
お次は左フロントフェンダーのヘコミです↓
恐らくバンパーと同時にヒットさせてしまった部分だと思いますが、それなりに奥まで曲がっています(涙) ロッカーモールとアーチモールは曲がり、本来装着されているはずのマッドガードは既に欠品していましたので、この部分も何とかした所です。
そしてもう一つはエンジン周りです。↓
軽い水やオイル漏れは、この際なので目をつぶる事にします・・・・・・・・(涙)
現状では水周りのホースやオルタネーター、かなり勇ましい音になっているセンターマフラーも最低限交換をしなくてはならない部分です。
他にも挙げれば色々ありますが、年式を考えれば当然の事でしょう。 現状ではとりあえず形にはなってやっと動かせる状態になりましたので、これからはひとまず「ハチマルミーティング」を目標に残りの部分を仕上げていきたいと思っています。
マークⅡは普段乗りとして、これからも変わらず活躍してもらいますので、今後はクラウンも併せて宜しくお願いします。
Posted at 2015/09/29 14:17:06 | |
GS121クラウン | 日記