雨のドイツグランプリは荒れた展開

　レース当日は雨、雨天時のレースは荒れるのが常。今回も事故多発により、何度もペースカーが登場する先の読めない展開。いつもなら調子のいいはずのメルセデスの二人も最終的には下位に沈み、或いはリタイヤ。フェラーリ驚異の新人ルクレールも良いところにつけながらも、スピンオフで戦列から離れます。

　今回見せてくれたのはトロロッソ・ホンダのアルボン。一時上位を走る中、メルセデスのハミルトンを抑えて走るシーンは圧巻。

　そしてレーシングポイントのストロール、賭けに出たタイヤ選択が見事に当たり一時3位を激走。それとルノーのヒュルケンベルグも表彰台が見えるポジションを走りながらもスピンオフ、これは勿体無かったです。

　それと凄かったのは予選が不調で最後尾スタートのベッテル (フェラーリ) が怒涛の追い上げを見せ2位をゲット、これは素晴らしいです。でも2番手を走っていたクビアトが抜かれたのは残念。

　という事で今回のレースを制したのはレッドブルのフェルスタッペン、今季2勝目です。ホンダ勢が2人表彰台に立ちました。

　2019年 F1ドイツGP 決勝 結果
1．マックス・フェルスタッペン（レッドブル）
2．セバスチャン・ベッテル（フェラーリ）
3．ダニール・クビアト（トロロッソ・ホンダ）
4．ランス・ストロール（レーシングポイント）
5．カルロス・サインツ（マクラーレン）
6．アレクサンダー・アルボン（トロロッソ・ホンダ）
7．ロマン・グロージャン（ハース）
8．ケビン・マグヌッセン（ハース）
9．ルイス・ハミルトン（メルセデス）
10．ロバート・クビサ（ウィリアムズ）