煽り運転厳罰化による弊害を考える。

　昨日から始まった煽り運転厳罰化で新たな問題が発生するようです、と言うか既に発生しているようです。それは煽り運転の危険性が叫ばれ、日本中の運転手がそれを意識し出して、煽りを疑われるような運転を皆が慎んだのは良いけれど、逆に煽りを誘発するドライバーは「我が意を得たり」とばかりに葵の印籠を振りかざし、従来通りの迷惑運転を大っぴらに行うという現象が起きているらしく結果、高速道路の渋滞が発生するという事態が発生しているという事で由々しき出来事です。

　どうも日本は自動車運転における意識が遅れて (誤って) おり、高速道路の追い越し車線を制限時速で走っているのだから、後ろからガタガタ言うな !と云うようなドライバーが多数存在するようです、違反行為の意識がない。そもそも追い越し車線をずっと走り続けるのが平気なのが解せません。

　後ろから速い車がやって来たら例え自分のクルマの速度が速くとも退(ど) くという気持ちが欲しいのです。そうでなければ日本は永遠に自動車後進国です。
　私は地方住まいなので、この動画にある3車線の内、左2本の走行車線をトラックが走り、その他の車が追い越し車線を走っているという状況が理解できないのです、なぜトラックだけが走行車線を走っているのか。
そうなるとペースの異なる車が1本の車線を利用する訳で、皆が遅い車に付き合わされるのは目に見えています、そして今回の厳罰化によって退いてもらいたくてもパッシングさえ出来ない状況、その果ては自然渋滞。

　いやはや難しい問題です(>_<)　警察にはその問題に対処すべく迅速に対処してもらいたいと思います。


煽り運転厳罰化で起こる最悪の事。