ルネッサンスのブログ一覧

　もう20年も経つバイクを持っていると、いろいろ苦労が多いですね。まず部品がありません。
そして、錆が次から次と発生します。メッキが悪くなる問題もありますし、錆に関しては部品をばらして再塗装すれば良いのでしょうが、ばらすためには道具と技術がないと上手く行きません。ヘタにいじると元も子も無くす恐れさえあります。かといって業者に任せたら、大変な費用がかかります。新車の方が安くつくでしょう。
私のように偶々機関良好な個体に恵まれていてもそうなのです。

　それでも持ち続けたいのは他にない魅力があるので致し方ないというのが本音です。
でもまあ、そんな弱音を吐いていてもどうもならないので、少しずつやって行きたいと思っています。
今一番の課題はスピードメーターのダンパー劣化で針の振れが異常に大きく最近では何キロで走っているか不明な程です。40～160kmまで滅茶苦茶振れますからね(ガイガーカウンターみたい)こいつの修理は相当な技術が求められます。Assy品をばらさないといけないのでハードルが上がります。どうもサスみたいにオイル抜けがその原因らしいです。

　私の理想は古いマシンを綺麗な状態で乗る事です。いつも引け目を感じて乗るくらいなら手放します。

ルネッサのフロントタイヤのサイドウォールにオイルを塗って終わっていましたが、接地面が手つかずでは中途半端なので、家の自転車で試してみました。
　これはすでにヒビが入っていますが(汗)タイヤ全面を事務用の指サックと小さめのブラシで滴らない程度に２ストオイルを塗ってから、その自転車で川土手を昇り、その坂をまずまずのスピードで降りてブレーキを強めにかけてみました。

　結果、特に問題はありません。オイルで濡れた路面でブレーキをかけるとか、そこで車体をバンクさせるのとは訳が違います。それは想像が飛躍し過ぎだと思います。

　もしこれを発案した方の言うように、２ストオイルを塗布することによって、タイヤの寿命がのびるものなら、接地面にも塗らなければ単なる艶出しで見た目の改善に過ぎないので冒険をする意味はありません。経験的に４輪と自転車に関して言えば、先ずサイドウォールのヒビが目立ち始め、接地面を見ると極めて小さいヒビが溝に入っているのです。経験上４輪では８年保ちまして何の問題もありませんでした。或いはまだまだ、いけたかもしれませんが、交換してしまいました。

　また、こうした症状をショップに相談するのは良くありません。なぜなら、ショップは利益優先で必ず交換を勧めるからです。もし、まだ大丈夫とのアドバイスがあれば信頼に足る店だと思います。(まあタイヤの程度にもよりますが)

　今のところルネッサのフロントタイヤは全面塗布の予定です。安全性に関しては慎重の上にも慎重を期すのは勿論です。そもそもがローテクの上にビビりなもので怖い事が出来ません(笑)
いずれにしても、まだ検証は必要ですが。
　

　PS 写真は自転車のタイヤ全面に塗布した状態です。