さて少し前のブログで消費税と外国人労働者受け入れの事を書きましたが、これらを読んで頂いた方には私がバリバリの共産主義者との印象を恐らくは持たれたと思います。
そこで今回、私の理想とする社会を書いてみたいと思います。資本主義、共産主義それぞれ一長一短あると思います。共産主義は一見平等に見えますが、勤労意欲の衰退、サボタージュ、技術発展の停滞等考えられますし、過去、そして現在進行中の失敗があり (旧ソ連、現中国等) 上部の連中が美味しい思いをする不平等のイメージが強く、アンチが多いようです。
しかしこれは共産主義の形を取った独裁国家であり、極めて悪い例です。
中国を見ると共産党の幹部は資産や家族を外国に移しているそうで、明らかに罪の意識があり緊急時を考えての自己防衛策と見えます。それに圧倒的な貧富の格差はそれ自体が共産主義でないと証明しているようなものです。
そして国民の感覚も金が全てといった事では究極の資本主義と言えなくもありません。
中国共産党という看板があるだけの事。例えばメニューに「美味しいラーメン」とあるので食べてみたら不味かったようなもの。
北朝鮮が朝鮮民主主義人民共和国と名乗るのと良く似ています。ひとつも国を現していませんよね。
話しが脱線しましたが、一般に共産主義のイメージを貶めたのは主にこの二つの大国だと思います。看板に偽りありというやつです。
ならば今、そんな国はないのかと申しますと、ひとつありました。キューバです。大変貧しい国ですが福祉、教育は行き届いており、これは社会主義の理想に近いです。
それと北欧諸国は福祉が充実している事で有名で、ある種の理想です、しかし重税です。日本はヨーロッパ諸国に比べて税負担が軽いと言いますが日本は公務員による税の不正使用が多く、国民に対して増税を訴えても賛同が得難いといった側面があります。
私などは日本において、どれだけ税率アップしようと税金が正しく使われないから北欧諸国の様には絶対ならないと思っています。
公務員のモラルが欠落しているからです。記憶に新しいところで例えると、東京都の桝添元都知事、この人のやった事は微に入り細に入り、よくもこれだけ公金を私的に使ったものだと当時呆れました。「お前は給与を貰っていないのか」と問い質したい程です。
極端な例かもしれませんが私は公務員の感覚はこの程度だと思っています。
ガソリンは長い間、2重課税と言われていますが改善されません。それに日本は車を持つのにお金の負担が大き過ぎます。(図参照)
免許更新時には、これまた少なくもないお金を取られ、一家に同じ教本が何冊もあります。免許更新の手続きは警察OBと交通安全協会等のためにあるのでしょうか、お金がかかり過ぎます。それと高速道路で使うETC、あれもなぜ車のナンバーで読み取る方式にしなかったのでしょうか。これも調べてみるとどうやら悪徳公務員の悪知恵の産物らしいそうです。
それと今のテレビに付いているB-CASカード。これも不要なものを付けさせて、国民やメーカーに負担を押し付け、その利益を懐に入れるといった悪徳公務員の仕業です。 宝くじもそうした闇がありそうですね。そうしたものは日本中で多義に渡っていると思います。
このように直接、税と謳っていない物でも国民の負担になっているものが多いです。そう狡賢い公務員はいかにして国民のカネを誤魔化そうかと狙っているのが実態だと思います。まるで発展途上国なみです。これで先進国とはお笑いです。
この国の問題は公務員、特に官僚のモラルの無さと政治家の無能ぶりと国民の政治に無関心。これだと思います。
それと前回言及しました、資本主義は人命よりもお金の件ですが、長野のスキーバス事故を思い起こしてもらえば分かり易いと思います。
多くの前途ある若者が亡くなった悲惨な事故でしたね。これなどは突き詰めてみればコスト最優先の考えが招いた事故で人災です。
それと韓国でのフェリー、セウォル号転覆事故、これも多くの修学旅行生が亡くなった痛ましい事故でした。これなどは金儲けのために、あくどいと思える程の仕掛けがあり、人命軽視の見本とも言える出来事でした。
近年起きたこの2件の事故が「人命よりもお金」を象徴していると思います。
私が理想とするのは共産主義、資本主義どちらであろうともその弱点を克服した住みよい国家です。
長々と退屈な文章にお付き合い下さいまして頂き有り難うございます
なお、これは全ての公務員の方々を非難したものではなく極一部の不届きな輩の事を書いたものです。 立派な方がおられるのも承知しております。あたかもレッテル貼りの文章のようになった事をご容赦下さい。
Posted at 2018/11/22 11:05:26 | |
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