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整備手帳

作業日:2022年5月4日

大陸製アンプ内蔵DSPユニット【③取付編】

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以内
1
少し間が開いてしまいましたが、掲題の取付編です。

上の写真は、取付終盤の写真となりますが、順を追って掲載しますね。
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現状の構成は、このようになっています。
よくある、フロントバイアンプ接続です。
メインユニットは楽ナビで、チャネルごとにフィルターを掛けることが出来ませんので、スピーカー付属のネットワークフィルターを
介して繋がっています。
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今回、DSPユニットを取り付けて、このような構成で接続して行きます。
フロントスピーカーのネットワークフィルターは除去し、DSP側でフィルターを掛けます。
殺していたリアスピーカーも復活させます。
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まず、バッテリーのマイナス端子を外して絶縁しますが、その前にやるべきことが有ります。

アクセサリー電源をONにし、カーナビを起動させます。
その後、オーディオ再生をOFF、加えて音量を0まで落としておきます。
また、ナビの案内音声の音量も最低に下げておきます。

これは取付後、アクセサリー電源をONにした時に、勝手に音が出てスピーカーを壊してしまわないようにする為の操作です。
DSPの設定を何もしていない状態ですので、ゲインが適切ではなく大音量がスピーカーに流れて、スピーカーを焼き付かせる可能性が有ります。
またツイーターは、ハイパスフィルターが掛かっていない状態でフルレンジの音を入れると、ツイーターが壊れる可能性が有ります。

これをやった後、アクセサリー電源をOFFにし、バッテリー端子を外しました。
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次にDSPユニットの取付場所について

助手席の下には、上の写真の通り、ソナーセンサーのECUユニットが鎮座しています、運転席の下は既にサブウーファーが鎮座しています。
後は助手席の前方のグローブボックスの下か、トランク内ぐらいしか、設置場所が見つかりません。
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ソナーセンサーECUユニットは、2つのナットを外すと、取り外すことが出来ます。
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なんとか、横並びに入らないかと試行錯誤してみましたが、ギリギリ並ばず、無理やり押し込んだとしても、配線が接続出来なくなったので、横並びは断念しました。
8
で、横並びが無理なら、縦積みです(笑)

上の写真は、ソナーセンサーEUCユニットを元の位置に戻し、その上にDSPユニットを置いて、シートを戻してシート下を覗き込んだ写真です。
シートとの隙間は十分に有り、座面ポジションを一番下げて、前後スライドさせても、何処にも当たらずに行けました。
シートのハーネスが干渉しますが、最後にスポンジを貼って異音が出ないようにすれば良さそうです。
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設置場所が決まれば、早速配線です。
まずはリアスピーカー出力線の接続からです。

今回スピーカー線は、車両ハーネスは流用せず、直にスピーカーと接続します。

上の写真は、ドア内張りを外した写真です。
過去の整備手帳でアップした通り、デッドニングしてあります。
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鬼門は、やはりここですよね。

配線は、助手席下のフロアマットの下から、Bピラー→リアドアと最短ルートを通します。
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使用した道具は、エーモンの配線通し4931(上の写真集の黄色い線)です。
600円弱の安いものですが、適度な硬さの針金で、重宝しています。

ゴムホースを通す時は、ホース内にスプレータイプのシリコンオイルを少量吹いてやれば、滑りが良く鳴って通し易くなります。
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通せたら、先端に元から付いていた配線(黒色)と同じように、平端子を付けて接続して行くだけです。

リアスピーカー(TS-C1630)は、コアキシャル2Wayで、スピーカー側には3つの端子(ウーハー+・ツイーター+・両共有-)があり、バイアンプ接続も可能なのですが、リアスピーカーは後席に人が乗って長距離を移動するときにしか鳴らさないので、今回は付属のネットワークフィルターを付けたまま、フルレンジスピーカーとして接続します。

使用した平端子は、250型(6.3mm)メスと110型(2.8mm)メスです。
250型側がプラス端子で、110型側がマイナス端子となりますので、間違わないように意識しながら接続しておきます。

ちなみに、予め用意していたスピーカー線(2m)が長くて余ってしまったので、50cmほど短くカットしました。
(右側もカットし、左右で長さを揃えてあります)
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紙面が残り少ないので、写真を間引きして載せて行きます。
って、今までも雑だよね(汗)

次は、フロントスピーカー線です。
配線通しをぶっ刺す場所は、ここです。
黄色の線が配線通しです。

ドアのサービスホールから見えている太いハーネスが、ゴム管に包まれている部分のビニールテープに、カッターで切り目を入れて、シリコンオイルを注入して差し込んで行きます。
決してドアヒンジに見えているゴム管の根元では無いので、ご注意下さい。
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線通しが出る場所は、ここですね。
黄色い頭が見えているのが、配線通しです。
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一旦、ここまで通しておいて、そこから車内へ引き入れます。
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はい、車内への引き入れ完了です。
この線を引っ張って引き入れ長さを確保し、ナビ裏まで配線しておきます。

本当は、助手席下まで継ぎ目無く1
本で配線するのが理想的なのですが、この後の作業性や、今後のメンテナンス性を考えて、ナビ裏でギボシにて継線をすることにしました。
多少音に影響が出るとのことですが、年老いた私の耳では聞き分けることは出来ないと思いますし(笑)
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スピーカー側も、平端子を付けて接続しました。

使用した平端子は、250型(6.3mm)メスと187型(4.8mm)メスです。
こちらも250型側がプラス端子で187型側がマイナス端子になります。
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後は、スピーカー付属のネットワークフィルターを取り外して、元通り組み付けて終了です。

配線が鉄板に当たってビビり音が出ないように、エプトシーラーでしっかり養生もしておきました。
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次はツイーターです。

こちらの線通しは簡単です。
ツイーターを外して、スピーカー線を上から垂らして行くと、ダッシュボード下に出て来ます。
これもナビ裏まで配線し、繋いでおきました。
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ただ、このツイーターには、ネットワークフィルターが直に繋がっています。
(上の写真)
ハイパスフィルターはDSP側でコントロールするので、ネットワークフィルターを取る必要があります。

線の途中でぶった切り、ギボシ加工しました。
後で元通り戻したくなった時の為にネットワークフィルター側にもギボシを付けて、保管しておきました。
(下の写真)

これで、スピーカー線の引き直しは、全て完了です。
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後は、DSPをソナーセンサーEUCユニットの上に、超強力両面テープで貼り付けし、予め作った配線コネクターを接続。

リアスピーカー線以外の線は、束ねてフロアカーペットの下潜らせて、センターコンソールからナビ裏まで引き回しして、ナビ出力線とフロントスピーカー線を接続して行きました。
その際、ケーブルが長く余ってしまったので、シフトノブ下に一周巻き付けておきました(汗)
2mでハーネスを作ったのですが、1.5mで良かったようです。
本当はトグロにせずに短くカットした方が良いのですが、先端にギボシも付けた後なので、邪魔くさくなって見なかったことにしました(笑)

後、写真は割愛しますが、ナビに接続していたサブウーファーのRCAケーブルも、運転席下から助手席下に這わしDSPユニットに接続済みです。
電源関係も、バッ直済み配線から分岐させて接続完了です。
リモート線もナビのアンテナコントロール線を分岐させて繋げておきました。

この後ナビを仮付けし、各種パネルを組み付ける前に、音出しして接続確認をします。
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ノートPCに設定用ソフトをインストールし、DSPユニットとUSBケーブルで繋ぎます。

バッテリー端子を繋いで、アクセサリー電源をON。
自動的にドライバーがインストールされて、無事に接続出来ました。

まずは、DSP設定画面から入力側と出力側の紐付け設定を行います。
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次に、ツイーターのハイパスフィルター、フロントドアスピーカーのローパスとハイパスフィルター設定、サブウーファーのローパスフィルター設定をし、タイムアライメントもザックリ設定しておきます。
ツイーターのハイパスはカタログ値の3.7kHz-12dB/Oct.に、サブウーファーのローパスは80Hz-12dB/Oct.に設定しておきました。
この辺りの設定は次回④設定編で詳しく説明しますね。

ナビ側に設定していた、タイムアライメントやらフィルター、イコライザーなどの全ての設定をOFFまたはフラットに設定して、DSP側のメインボリューム(ゲイン)を最小に絞った上でオーディオを再生します。

ナビのボリュームをいつも聴く音量目盛に上げた上で、DSP側のボリュームを徐々に上げて行きます。
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ここでトラブル発生!!
右のドアスピーカーが鳴っていません!!(>_<。)

頭の中で、DSPユニットが「まさかの初期不良」の文字が・・・グルグル
大陸製なのでアルアル!?

トラブルシューティングです。
他のスピーカーから音は出ているので、ヒューズが飛んだ訳では無いです。
次に右のツイーターは鳴っているので、右フロントの入力信号は正しくDSPに入っています。
(右フロントの入力信号を、右ツイーターと右フロントドアスピーカーに紐付けている為)
DSP設定で入力と出力の紐付け忘れを疑いましたが、PC画面で確認しても正しく設定されています。

残りは、右フロントスピーカー線の接触不良です。
DSP側のハーネスは、作った時に1本1本テスターで導通確認をしているので、接触不良は無い筈。
ドアスピーカーからナビ裏に這わせたスピーカー線が疑わしいので、テスター導通確認をしました。
結果、正常に導通していました。

やはり、初期不良!?(泣)
ダメ元でDSPハーネスのスピーカー線をテスターでもう一度導通確認をしたところ・・・
マイナス側が導通してません!!

これだ!
ホッとしたような、してないような・・・

コネクターから端子(コンタクト)を抜いてみると、見事に先っちょが折れていました。
テンパって写真を撮っていなかったので、正常な端子(コンタクト)の写真を載せておきます。
これは後から買い足した端子なのですが、この時は端子の予備を持っておらず、仕方なくDSPに元々付属していたハーネスを分解して端子を取り出し、その端子に付け替えて修復しました。

原因は、②準備編で書きましたが、無理に規格外の太い線をコンタクトに接合し、力任せにコネクターに押し込んだ為、コネクター内でコンタクトが折れていました。
作った時は、折れているものの押し込んだ状態で導通確認をしていたので、折れた部分が接触していたのでしょう。
今回、コネクターの抜き差しをした時に配線に引っ張る力が掛かり、折れた部分が分離してしまったようです。

あーびっくり、とりあえず全てのスピーカーから音が出るようになりましたので、ナビの本締めと、各種パネル・センターコンソール・シートを戻して完了です。

今回は、ここまで。
次回、DSPの設定を、ノートPCを使った方法とスマートフォンを使った方法の両方を載せて行きます。

ご拝読、ありがとうございました。
(*´∇`*)ノ

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