バッテリーの健康診断しちゃうのだ

1年前の点検時に、「電圧は問題ないが弱って来ている」とＤから話しがあり、とりあえず補充充電して使っていました。

来月２回目(５年目)の車検を控えており、車検前の点検をして貰ったところ、同じ事を言われ、バッテリーの交換を勧められました。

始動も１発で掛かり、何の予兆も感じられませんので、自分で診断してみました。

使用したのは、こちら
中華製の格安テスターです。

密林で1,999円で売っていたものです。
筐体プラスチックで見るからに安っぽいですが、ワニ口クリップなど、しっかりした作りとなっていて、悪く無いです。

今付いているバッテリーは、純正品で75D23Lです。

CCA(コールドクランキングアンペアー)は、470Aと書いてあります。

CCAは、低温始動能力と言って、
「－18℃の環境でバッテリーを定電流放電させて、30秒後のバッテリー電圧が7.2V以上を保つことができる、限界の放電電流値」だそうです。
良く分かりませんが、大電流を流した時に起きる電圧低下のことを言っているようです。

早速、バッテリーの形式を選択して計測してみました。

テスト中・・・

ホゲッ！
「電池良好」！
ええ～、新しいバッテリーを注文しちゃったのに～！
どう言うこと？、問題ないってことやんね。

続いて、「始動系統診断」とやらをするみたいで、エンジン掛けろと即されましたので、エンジン掛けてみました。

こちらも「正常」って出ました。
この値って、どうなんでしょう？
比較対象が無いので、良く分かりませんね。

ネットで色々調べてみたら、形式からもとめられるCCAはJIS規格で定義されている値で、バッテリーメーカーによって異なる場合があるようです。

JIS規格で75D23は465Aらしいです。
このテスターに登録されているCCA値がいくらなのかわからないので、CCA値を指定して再診断をしてみます。

入力した値は、バッテリーに書いてあった470Aです。

こんどは「要交換」と出ました！

注文したバッテリーが無駄にならずに、ホッとした私が居ます・・・

このまま、始動診断もやってみましょう。

どうだ！
「正常」(^_^;)

１回目より始動時間が大幅に増えました。
確かにクランキングしている時間が少し長かったかな。
気になる長さではなかったですが・・・
始動電圧も下がりました。

２回続けてエンジン掛けると、これぐらい低下するってことは、やはり弱っているようです。
私は毎日、最低でも30分ぐらいは車を動かすので、それで保っているのかもですね。

でもパルス充電したら、復活しそうな感じで、もう１年か２年保ちそうです。

ま、転ばぬ先の杖と言うことで、
次回は新品のバッテリーが届いたら、計測してみますね。