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酔狂先生のブログ一覧

2020年11月17日 イイね!

8/29-30魚津ソロツーリング②

①より続く。

新潟県糸魚川市(えっ?まだ新潟だったの?随分走ったのに・・・orz)で寄り道その2。今度はR8からR148へ逸れ、山へ向かって少し南下する。すると地学好きの人にはたまらない「フォッサマグナミュージアム」があるが、今回それは時間的に見学仕切れないためパス(パスするんだ・・・)。
姫川沿いに更に南に向かうと、今度は山陰にひっそりとある「フォッサマグナパーク」が見えてくる。これはフォッサマグナ・・・要は糸魚川静岡構造線という日本列島を南北にぶった切っているでかい断層のことだが、この断層の路頭が見えるように整備されている箇所のことを指すのだが、今回はこれを見に来た。



それにしてもでかい・・・これが何千年何万年をかけて徐々にずれていき、これ以上耐えられなくなって「ブルン!」と元に戻る時に凄まじい地震を引き起こしてきたのだろう。
こんな何気ない谷の間にこんな大きな断層が潜んでいたとは・・・何とも不思議な気分である。



なるほど、ここにこのように構造線が走っているのか・・・なるほどなるほど。
かつて地学を修めた端くれとして、日本を代表する大断層を間近で見ることができようとは・・・何とも感慨深い。
そして我が地元ではあまり耳慣れないツクツクボウシの鳴き声がとても新鮮だった。ゲーキョゲーキョ、ゲゲゲゲゲ・・・


フォッサマグナパークの近くで給油。R148へ逸れた時点で既にゲージはEを指していたので、いくら予備タンクがあるといえども、そろそろガス欠するかもとヒヤヒヤしていたのだ。


再びR8へ戻ってくる。親不知近くになると、スノーシェッドのかかった断崖絶壁の中に道路がへばりつく感じで進んでいく箇所が増えてくる。
ここも結構なワインディングなので、バイクとしてはちょっと楽しい。しかし途中で工事による片側交互通行箇所が2箇所ほどあったのがちょっと残念。



午後5時半も回ってかなり日が傾いてきた。
朝日町、入善町付近を通ると、宇奈月温泉側への案内がこのようになっている。
やはりこの「う」のマークは、日本人ならどうしても、某静岡銘菓を彷彿とさせられると思うんだ・・・これは日本人ならば、抗えないと思うんだ・・・


着いたときには日没直後であったが、荷解きをしてひと風呂浴びてから外に出ると、既に完全に夜になっていた。
ちなみに私は魚津に来たときは必ずといってここに投宿しているが、それはいくつかの理由がある。人工温泉ながら大浴場があるのもそのひとつで、まる一日バイクに乗っていてヘトヘトになったところで、狭いビジホの浴槽で壁に肘鉄食らわせながら頭や体を洗うなんぞ、とてもやってらんねぇと思うのだ。日本人ならば「あ”~~~、い”ぎがえ”る”ぅ~~~」とか言いながら浴槽でこれでもかと手足を伸ばしてふやけたいと思うところなのだ。
さて、それでは本日のお楽しみに参りましょうか、助さん格さん(いねぇって)。


宿から15分程歩くと魚津駅がある。かつてはJR管轄だったが、北陸新幹線開通と同時に第三セクター路線となってJR管轄ではなくなった。しかし今でも北陸経由で走る貨物列車の重要経由駅であるはず。


そして本日の飲み屋さんに到着。ぶらぶらしながら物色し、何となく良さげな雰囲気の居酒屋へノーアポでヌルンと入っていく。お、OKって?よし!
まずはお通しとお造り。いきなり酒が進むねぇ・・・


そしてモツ煮込みと魚の煮付けと白エビのかき揚げ。煮付けに向く魚で今日は何が上がっているのかと尋ねたら、4種類ぐらいあったのでその中から鱈を選んでみた。山形では冬に寒鱈として食す風習があり非常に美味いのだが、これも肝が丸々と太っていい味を醸し出していた。
白エビも足が速いので、水揚げのある土地以外ではあまり食べられない貴重な食材である。北陸に来たらこれも喰わねば。


そして何故か食べたくなった牛串ともずく酢、干し魚。
この干し魚がなかなかの曲者で、日本酒をアテにしたのだが結構しょっぱい。
日本酒で流しながらでもこれを食べきることができず、結局女将さんからジップロック(結構匂いがするため)をもらって持ち帰ることにした。
そうやって女将さんと和やかに談笑していたら、のっそりと背後にやってきたのが・・・


猫!
結構恰幅が良く、落ち着いた雰囲気さえ漂わせる茶虎白の雄猫。
かなり人慣れもしているようで、私が手を差し出しても少し匂いを嗅いだだけでゴロンと横になる余裕さえ見せつけてくれる。
これは撫でねば(→大の猫好き)。
女将さんによると、元は野良だったが、この店によくやって来ていたためここの飼い猫にしたらしい。
それにしても・・・実に良い。美味い酒を呑んで大好きな猫を撫でることができるなんて、何というご褒美だこれは。よし、もう一丁撫でるぞ。
小上がりで談笑していた一家も猫好きだったらしく意気投合して一緒に猫を撫でまくる始末。そうそう、こういうのでいいんだよ。
猫好き一家が会計を済ませて帰った後、私も会計を済ませて宿へ戻った。


そして帰る途中で見つけたラーメン屋、チン○ドラゴン。
ここは一度も入ったことがないんだが、後で調べてみるとこれが屋号らしい。
看板がかすれて読みにくいため、日本酒の銘柄の宣伝看板と勘違いしていたのだ。

さて、宿に戻って歯磨いて、さっさと寝よう。
明日も同じ行程を戻るんだ、きっちり寝ておかないと。

その3へ続く。
Posted at 2020/11/18 00:11:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2020年11月16日 イイね!

8/29-30魚津ソロツーリング①

0.序章
「バイク乗りたい。それと旨い肴で酒が呑みたい・・・」
そう思ったのは8月28日の夕方。間もなく就業時間が終わる頃。
天気予報は・・・明日明後日は概ね良好。ならば・・・
家に帰ってヤフートラベルを開き、とあるビジネスホテルの予約を済ませた私は、クロスカブのタイヤの空気圧を確認し、おもむろに荷造りを始めた。

これは、ふとした思いつきで800キロを超えるツーリングをスナック感覚でやらかしてしまった、8月末のとあるおっさんの行動記録である。
それにしても、何故8月の内容を今更・・・?と思われるかもしれないが、いかんせんiPhoneで撮影した画像が、このみんカラブログ用に取り込んだ途端に謎の上下反転が生じ、それを解決したのがごく最近であったため。

1.8月29日 1日目


午前6時、1泊分の荷物と3万円ぐらいを持参して、上山市を出発。
幸い天気は良好。この時点ではまだ1万5千キロ台だった。


R13を南陽方面へ南下。


午前6時45分頃。米沢市からR121を大峠方面へ向かう途中、道の駅田沢にて。


最初の越境。山形県→福島県となる大峠トンネルを越える。


午前7時15分、最初の寄り道。今はなき「日中線」の熱塩駅跡地にて。



線路はないが、明らかなプラットホームの跡。
ここにはかつて、間違いなく鉄道とその周辺に住まう人たちの熱気があった。


蒸気機関車はないが、現在は貴重な当時の客車とラッセル先頭車が現存しており、中を見学することができる。テレビ番組のロケに使われたこともあるらしい。



午前7時45分、福島県喜多方市内、あべ食堂にて朝ラー。
ここのラーメンはパンチが効いた醤油味で非常に美味い。


会津坂下市内でR49へ合流。


R49を少し走ったら、今度はR252、只見方面へ折れる。


午前8時30分頃、会津柳津町にある福満虚空蔵尊にて。
周りの緑と只見川と空の青、鉄橋及び欄干の赤のコントラストが美しい。


R252を只見方面へひた走る。ここは交通量が少なく、適度な緩いワインディングが続き、このような只見川と只見線と共に風光明媚の中を駆け抜けることができる非常によいツーリングルートである。
もし走ったことがない方は、近隣県ならば是非に足を運んでもらいたい。


現在迂回するためのバイパスが工事されているが、こんなダムの堤体の上をR252が通っている。


それにしても、美しい風景の中を走ることができるというのは実によいものだ・・・



只見町内で給油。ついに16000キロ台に突入してしまった。


只見町内を抜けると、いよいよワインディング区間に入る。ここから新潟県魚沼市、入広瀬付近までは迂回路がない国道にしては珍しく、冬期間通行止めとなる。
スノーシェードが続くのは冬期間かなりの積雪がある証拠なのだが、たまにシェード内に湧き水が伝って降り注いでいることがあるので注意が必要だ。また、照明が全くないうえ狭く、目が慣れるまでに時間がかかり危険なトンネルが4箇所ほどあるのでこれにも注意が必要だ。


只見から入広瀬までの区間は非常に走り甲斐のあるワインディングなのだが、行きはあまり写真を撮っていなかったためこの程度。その分帰りにたくさん撮ったのでお楽しみに。



入広瀬を過ぎると、勾配もだんだん緩くなり、市街地へ入ってきたなという実感が出てくる。魚沼市内でR17へ合流する。


午前11時30分頃、魚沼市内R17。腹減った・・・


わずかにR17を走った後、また再び山間を縫うR252へ。今度は十日町方面へ向かう。


午後0時過ぎ、新潟県十日町市内のまんぷく食堂で昼飯。
まんぷくと言いながら、量は至極普通だった。



十日町市内をダラダラと。今度は西に向かうためR253へ乗って直江津方面へ。



十日町から直江津までのR253区間も結構長く、ひと山越えるためワインディングもあり結構走り甲斐もあるのだが、いかんせん山ばかりで絵面的にあまり面白くなかったので、そんなに写真を撮っていなかった・・・


直江津市内でR8へ乗り南下する。最初は片側2~3車線ある大きなバイパスと思っていたが、10キロも走らないうちに対向2車線になってしまった。
今度は海の見える風景をひた走る。



時折通過する漁村。そして結構頻繁にある道の駅。30キロ区間内に4つの道の駅(北から順に、うみてらす名立、能生、ピアパーク親不知、越後市振の関)がひしめいている区間がある。
でも急遽トイレに行きたくなったのでコンビニで休憩。アイスと冷たいコーヒー、美味し・・・


寄り道その2、道の駅能生付近にある弁天岩にて。面白そうだから橋を渡って向こう側から見下し見下ろしてみた。
うむ、絶景かな絶景かな。
それにしても、おっさん一人でいるのが何とも似合わない場所よ・・・

②へ続く。
Posted at 2020/11/16 23:20:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2020年11月15日 イイね!

初心者からベテランまで・・・

コストパフォーマンスに優れ、自分の技術で扱いきれるうえ、コンパクトで取り回しが非常に楽なため非常に満足度が高い。
大型自動二輪デビューしたての人にも、ベテランにも総じてお勧めできる秀逸なマシンである。
Posted at 2020/11/15 19:28:37 | コメント(0) | クルマレビュー
2020年10月24日 イイね!

Versys売却





今シーズンのライディングもほぼ終了となったところで、ヴェルシス250を売却することに決定しました。正確には下取りに出して、来シーズンから新たなマシンでの門出を、というところです。
それなりに乗りやすいマシンにもかかわらず、1シーズンのみという短い付き合いには、やはりそれなりの理由が・・・(詳細は愛車紹介を参照)ともあれ、次のオーナーには可愛がってもらえよ・・・
Posted at 2020/11/09 22:49:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月27日 イイね!

みんカラ:【MICHELIN X-ICE SNOW/X-ICE SNOW SUV 5名様】

Q1. 本企画への意気込みをお願い致します!
これまで外国製タイヤを使用したことがなかったので、果たしてどの程度効いて持つのか試してみようと思います(あくまでもモニター当選したならば)
Posted at 2020/09/27 10:28:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用

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「[整備] #A4セダン 10万キロ到達とワックスがけ https://minkara.carview.co.jp/userid/2765189/car/2906788/8335886/note.aspx
何シテル?   08/17 00:11
これは山形県某所に生息している「酔狂先生」と呼ばれる、名状しがたい生物のようなもののようです。 これまでガソリン車を8台乗り継ぎ、初めてのディーゼル車の勝...
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