わが家のバス模型でいちばんデッカイサイズの3点をご紹介します。
このサイズはディーラーで“プルバックカー”などとして取り扱っているミニカーで多く見られる縮尺で、実物の愛車と同型のミニカーを部屋や実物のダッシュボードなどに飾られている方も多いのではないでしょうか。
ただ、12m級のバスの場合は模型でも37㎝以上になるので・・・・。
1/32スケールプルバックカー ダイハツムーヴカスタムLA150S
マイカーのダッシュボードに置くにはこの程度のサイズまでが事実上限界な感じがします。このサイズでジオラマを作ろうとすると・・・
わが家の様な住宅事情では難しいですね。
日野セレガSHDといすゞBXD30ボンネットバス。
セレガがフジミ模型、ボンネットバスはマイクロエースからそれぞれ組み立てキットプラモデルとして発売されています。
サイズ比較に1/150サイズのバスコレを上に載せて撮影しました。
ボンネットバスは四国交通に復活したころ(旧徳島バスカラー)の姿で製品化されています。四国交通以外の事業者の仕様もシリーズ展開されていますが、ボディ等は共通の金型から製造されているため、実物とは違う部分もあります。
例えば四国交通の定期観光で使用されているBXD30のボディは実物は富士重工製ですが、模型では川崎重工タイプが採用されています。
呉市営バスのボンネットバスもシリーズにラインナップされていますが、模型のボディ形状や座席配置は呉市営バスをプロトタイプとしている様です。
また、同シリーズは歴史が古く、当初はスバル360やダイハツミゼットなどとともにエルエス模型から発売されていましたが、'92年の同社の倒産により有井製作所に金型が引き継がれています。現在はアリイの鉄道模型ブランドと同じ「マイクロエース」ブランドのパッケージになっています。

わが家のはエルエスブランドの頃の製品です。
ウチでは製品付属の徳バスカラーデカールは使用せず、2018年頃までの四交カラーに小便小僧像などの写真プリントを施したタイプにしています。
実物は2018年頃の塗装更新で写真プリントのラッピングが廃止されました。
四国交通のボンネットバス「秘境の小便小僧号」は今年度での定期観光バスとしての運用終了が予定されていましたが、コロナ禍で最終年度の運行が大幅に見合わされたため、運用終了が来年度まで延期されました。
いずれにしても乗車出来る機会はのこりわずかな期間となっております。
こちらは青島文化教材社製プラモデルのエアロクイーンです。
JR四国バス仕様や京王バス仕様が製品にラインナップされています。
ボディへの印刷が済んだ状態の製品のため、ボディの塗装はしなくても組み上げることが出来ますが、車内のパーツなどは塗装されていないので、ボディだけ塗装済みというのは魅力的かというと、どうなんでしょうね。
ウチのは京王バス仕様のボディを上塗り塗装で徳島バスエディ号仕様にしています。
1/32サイズいずれのバスも2007年頃に製作に着手してるのですが、今にしてみると図面も描かずに適当に描いたので色々と手直ししたい処が沢山あります。
当時はエアブラシも持っていなかったので、缶スプレーや筆塗りで仕上げています。
エアロクイーンは側面の緑色部分の位置が低すぎましたね。
あ~出来ればイチからやりなおしたい!
でも部品点数が多くて気が遠くなりそうだし、何より買い直す予算も保管場所もキビシイので、当面このまま中途半端な状態で押し入れの肥やしかなぁ・・・。
そんな訳でわが家のはとても残念な状況の1/32サイズですが、青島文化教材社のプラモデルは他にも路線バスタイプのいすゞエルガやデコトラ、パネルバンなどのトラック製品も、他のプラモデルメーカーやミニカーでも幅広い車種の製品が出ていますので、これらのプラモデルやミニカーを集めておられる方はバスもコレクションのひとつにいかがでしょうか?
青島のこのスケールではバスの運賃箱や高速バスのトイレユニットなんかもそれぞれ単独で製品化されていますし、デコトラ向けにはマーカー灯などのパーツも別売りされている様ですので、改造に利用するのも良いかと思います。
カーテンを工夫して取り付けたり、シートモケットの柄など内装も加工すると実物と見分けがつかない様な写真も撮影出来ると思いますし、LED表示や方向幕なども加工しやすいサイズなので改造の夢も広がりますね。
次回は1/43スケールのバス模型についてさくっとご紹介したいと思います。
最後までおつきあいありがとうございました。
よろしければまた次回もお立ち寄り下さいませ。
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Posted at
2020/09/18 17:24:49