2019年。
へっぽこ学生がへっぽこ社会人へ進化しました。
そこで新たな問題に直面します。
通勤です。
当たり前ですが、会社には毎日通勤しなければなりません。
私はクルマをメインに乗ってきた人間ですし、
群馬の風土的に当然車通勤を選択。
しかし、職場で割り当てられた駐車場は非常に遠く(自席まで徒歩10分以上、群馬県民には致命的な距離です)、しかも自宅から見ると職場の反対側にあり更に市街地を抜けていくため、距離の割にたいへん時間がかかるものでした。
大学の場合、寝坊しても渋滞にあってもパンクしても講義に間に合わなかったら笑って部室に引っ込めばOK(ダメです)だったのですが、仕事はそうもいかず。早く、確実に到着出来る交通手段を見つけねばなりません。
バイク通勤を考えましたが、手持ちのバイクはGSX-R1100とCB125T。どちらも出先で止まる常習犯、確実に着く保証はありません。
そこで閃きました。
「よし、新車で実用的な通勤バイクを買おう。社会人だしローンで←」
早速125のスクーターでも…とバイク屋さんへ行き、アドレス125などを物色していたところ、店の奥に飾られた1台のバイクを見つけました。
スーパーカブ。なのに赤い。ならば3倍かっこいい。
ビビっと来て、最初は全く考えていなかったにもかかわらずほぼ即決。
帰宅してから、貴重(?)な60周年限定車と知りました。
行き当たりばったり感もありますが、どうせ赤で実用重視ならとかねてより画策していたMRDのフリーボックス(通称郵政ボックス)をチョイス。
ローンだからと純正オプションもほぼ全部乗せ、郵政カブ用のキャリアを新品発注し、更ににUSB電源、DAYTONAのタコメータまで最初から取り付けてもらうなどもうやりたい放題。
納車一ヶ月後にはなんとこれで牽引するトレーラーを購入。更には追加の12L燃料タンクをリアボックス内に搭載するなど、デンドロビウム並の(?)フル装備で過酷な通勤戦線に投入されました。
社会人1年目で購入したので、どうせなら定年までこいつで走り通せたら良いなと思っています。
頑張ろうな。
2020年11月18日、路地から自動車に飛び出し側突され全損状態に。(詳細はブログ「事故」)
2022年2月6日、修復して復活。
フレーム交換/エンジンほぼ新造のため、幻の
「2021年式 60thアニバーサリー」誕生です。