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Satosim3104の"ゴンちゃん" [トヨタ カローラツーリングワゴン]

整備手帳

作業日:2022年1月4日

クラッチ、エンジンマウント交換、その他

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以上
1
86,700キロで納車した時点でクラッチのミートポイントはペダルの踏みしろ半分ほどで、癖のあるクラッチでした。

それから丁度100,000kmの時点で3千回転以上で回転に対してのトルク感がなくなり(滑り?)、ペダルのミートポイントも感触が浅くなっていました。
2
早速クラッチ交換の為、バラしていきます。

エンジンルームから。

先にサージタンクまでのインテークパイプを取り外します。

次にミッション周りのセンサー、アース、レリーズシリンダ(配管はブラケットごと)、シフトリンケージをケースから外し、エンジンブロックと繋がっているボルト17ミリと14ミリ、セルモーターの固定ボルトを外しました。

あとクーラントも抜きました。(作業中ヒーターコアのインアウトをエンジン側で外し、ラジエータのロアホースを外したけど必要無かったかもしれません。)
3
ここで一旦下側に移ります。

左右のアンダーパネルを取り外し、ミッションオイルを抜きました。

次にドライブシャフト左右を外します。ストラット、タイロッドエンド、ロアアーム、フロントキャリパ、ブレーキホースブラケット、absセンサをナックルアームから切り離しハブごと抜きます。

ドライブシャフトは根元に切り欠きがあるのでバール、ドライバーかけハンマーでどつきまわして取りました。右のドライブシャフトは中間のジョイントのボルト2本外した後同じ容量で外しました。

次にセンターのメンバーを取り外します。

この辺りが難所で苦戦しました。

センターメンバー後ろ側にリア側のエンジンマウントがあり、フロントメンバーとマウントに挟み込んで留めてあります。厄介なことにそのリア側のエンジンマウントのボルトが長く、なかなかメンバーが抜けません。なので先にマフラーとフロントメンバーのマウントを取り外してからフロントメンバーを(左右計4本のボルトは抜き)落ちない程度に緩めてからバールでこじ開けてセンターのメンバーを抜きました。

センターメンバーのフロント側はラジエータのロアホース外してマウントのボルトを緩めて抜き落としました。ここのマウントは千切れてました。
4
あとはブロック側とミッションケースのボルトを抜いていき、オイルパンカバーのような遮熱板?を外して、大きい17ミリボルトを一本残します。またエンジンルームに戻りミッション側のマウントを抜いていきます。

先にエンジンクレーンでエンジンを吊るしておきます。スロットルの横にフックが出てるのでそこにかけました。

今回はマウント交換も兼ねていたので、車体側のマウントを取り外し、ミッションのマウントブラケットもミッションを落とす時にフレームに引っかかるので外しました。
5
かなり汚れてます。

キャリアから落とさないよう抑えながら、クレーンを少しさげてエンジン全体を助手席側へ垂れるように角度をつけた後、助手席のタイヤハウスに潜り、揺さぶりながら手前斜め下に引っ張りました。

慣れないもので苦労しました。
6
ハウジングは真っ黒でした。
レリーズベアリングはガタガタでした。
ある程度掃除した後にフォーク、ミッションのインプットシャフトの各部にグリス塗布しました。

朝の8時から準備を終えて始めて、この時点でお昼の15時でした。
7
こちらもかなり汚れてます。
クラッチディスク、カバーを棒を刺してから取り外しました。その後バックプレート外して、クランクリアシール交換、交換は慣れた方にやって頂きました。

エンジンのヘッド側からすごい油汚れでエンジン、ミッションケースともにドロドロ状態でクランクシールは怪しいのもあってついでに交換しましたが、ここは意外と綺麗なシールが残ってました。
8
外したクラッチはツルツルになってました。

後は元に戻しておしまい。

マウント(フロント、バルクヘッド側、ミッション側)の交換
クランクリアシール交換
レリーズベアリング交換
クラッチディスク、カバー(ドライブジョイ製)交換
フライホイールボルト交換
ミッションオイル(Takumi Gear Oil 75W-90)交換
クーラント(規定全量6L中3L~4Lほど)交換

100,987km時

今回のクラッチ交換は初めての作業であれもこれもなかなか進まず、やり方も手探りだったのでかなり時間を要してしまいました。本当はタイミングベルトも合わせて作業する予定でしたが、時間に制約もあったので今回は見送りにし、他細かい箇所を外したついでに徹底的に綺麗にするのを夢見ていましたがそれもまた見送り作業進行を優先しました。

タイミングベルトはファンベルトの用意をまず忘れていたこと、実際にファンベルト自体はかなりひび割れしていました。10万キロも超えているので近くて早いうちにまた作業していく予定です。

朝の7時から準備して8時から作業し始めて、再び乗れるようになるまでに15時間、夜の10時までかかってしまいました。協力、監督を沢山してくださった方のおかげでなんとか終えました。クタクタになりました笑。

おしまい。

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