ブレーキホース交換（E46M3）

みん友さんが「点検でブレーキホース交換を勧められた」と書いてるのを見て心配になり(^◇^;)

僕は、点検では「まだ弾力があるしひび割れもないけら大丈夫」と言われていたが、製造から15年経過しブレーキホースの交換履歴も無い事から決断。

まず、ブレーキフルードは塗装を侵すので念のためブレーキリザーブタンク周りをビニールで養生。

キャップを外し、シリンジで古いフルードを抜取り、新しいフルードをMAXライン下ぐらいまで補充。

ジャッキで上げウマを掛けたら、タイヤを外しやっと古いブレーキホースを外していく。

車体側ブレーキパイプ接合部は11mm。
なめたら大変なので11mmのフレアナットレンチで外していく。

中間部分はクリップで固定されているので、クリップを外してホースを横にずらせばホースを外すことが出来る。

キャリパー側は14mmのフレアナットレンチで外す。

逆の手順でホースを取り付けていく。

ブレーキ関連はなめたらまずいので、トルクレンチを使用して適正トルクで締付けていく事にした。

キャリパー側は14mmのクローフットレンチをトルクレンチに接続して。
フレアナットレンチではトルク管理できないので。

中間部分はホースを差しこんだらクリップで固定する。

車体側パイプ部分は、11mmのクローフットレンチをトルクレンチに接続して。

新しいフルードを入れたリフィラーをリザーブタンクにセットして。

ブリーダープラグを9mmのディープソケットを付けた1/4ラチェットで弛め、プラグ開閉用の9mmメガネレンチをふらに差し込む。

ブリーダープラグにワンマンブリーダーのホースを差し込みエア抜き開始。
ペダルを3回踏んだらそのまま踏み続け、ブリーダープラグを45°くらい弛める。
これを気泡がなくなるまで続けたら、後は新しいフルードが出てくるまで踏み続ける。

これを4輪作業すれば完了。

今回、ブレーキペダルの踏込みを手伝ってもらったおかげで、作業は捗ったがあまり作業画像が撮れなかった（時間が掛かると機嫌が悪くなるので(￣▽￣;)）

備忘録として、ツールと締付けトルクをまとめておく。

車体側パイプ部分ツール：
取外し11㎜フレアナットレンチ
締付け11㎜クローフットレンチ+トルクレンチ
締付けトルク：
15.8Nm（トルクレンチの有効長21㎝÷（トルクレンチの有効長21㎝+クローフットの有効長1.6㎝）×締付けトルク17Nm）

キャリパー側ツール：
取外し14㎜フレアナットレンチ
締付け14㎜クローフットレンチ+トルクレンチ
締付けトルク：15.7Nm（トルクレンチの有効長21㎝÷（トルクレンチの有効長21㎝+クローフットの有効長1.7㎝）×締付けトルク17Nm）

ブリーダープラグ：
弛め9㎜ディープソケット
開閉9㎜メガネレンチ
締付け9㎜ディープソケット+トルクレンチ
締付けトルク：
10Nm