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レボーガー01の愛車 [スバル レヴォーグ]

整備手帳

作業日:2019年9月22日

アライメント調整

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 ショップ作業
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
タイヤ交換と併せてホイールアライメント調整を行ってもらいました。

ちょうど増税前のキャンペーン期間中で、費用も通常より安くなっていたので助かりました。
2
CORGHI(コルギー)社製(イタリア)の3Dアライメントテスターで測定します。
ホイールに装着された4枚の黒いガラス板をCCDカメラで読み取り、角度が測定されます。
人間でいえば、骨格を3Dで検査するようなものかも知れません。

CCDというのはよく分かりませんが、「Charge Coupled Device」の略で、光に対して感度が良いそうです。
3
前回のアライメント調整はいつだったか忘れましたが、今回のようにデータで見るのは初めてです。

各項目の詳細は詳しい人たちに譲るとして、私のレボの場合、調整前のトーは、
・フロント左がほんのわずかにガニ股
・リア右がわずかに内股
・キャンバーは通常のハの字、でした。

リアキャンバー角左右差の赤い文字が気になりますが、店員さんの話ではこの程度ならあまり走行に影響はないとのこと。
車によっては、数字がほとんど赤字で埋め尽くされるユーザーさんも珍しくないそうです。
4
数値を自分で整理したかったので、ペイントで簡単にざっくり書きました。
(いろいろ詰め込みすぎると見づらいので、調整後の数値やキャスターとかトータル数値などは省略しました)

単位は度分です。

店員さんに簡単な講義をしてもらいました。(以下の情報は、あくまでも私シロウトの又聞きですので、より確実な知識を得たい方はしかるべき場所へ情報を獲りに行ってください)

(トー角)
通常はフロントがトーイン、リアが0°に設定される。
レヴォーグはフロント0°、リアがトーインを基準にしている。

フロントをトーインにすることで直進安定性はよくなるが、ハンドリングは鈍くなる。ただし街中を走り回る分にはスピードをあまり出さないだろうし、高速道路に乗ったときのことを考えればトーイン。

リアをトーインにするとコーナリングは良くなるが、やりすぎるとスピンしやすくなる。

トーアウトは車体が流れやすくなるので、スポーツ走行しないのであればあまりやるメリットは無い。リアをトーアウトにすることはまず無い。

(キャンバー角)
普通車はハの字が多く、だいたい01°は寝ている(ネガティブキャンバー)。

ハの字ならコーナリングの安定性がよくなるが、ハの字にしすぎると直進安定性は悪くなり、タイヤの偏磨耗も激しくなる。
たまにホイールが寝てベタ足状態になった車が走っているが、通称「鬼キャン」と呼ぶ。

トラックやミニバンなど重量物や大人数を載せる場合はあらかじめVの字(ポジティブキャンバー)に設定することが多い。

輸入車はキャンバー角をいじれる車種が多いが、国産車はいじれない場合が多い。フェンダーとのクリアランスを確保するなど、いじりたい時はキャンバープレートを使ったりする。

(キャスター角)
いちどにたくさん書くと自分も混乱するので、また後日。


書いているうちにややこしくなって来たので、このへんで。

アライメントはもともと安全な走行ができるようバランスよく設定されているものですから、身の丈に合ったカーライフを心掛けようと思いました。
次回は空気圧について書いてみようと思います。


※アライメント費用は税込み\10,800でした。
5
(キャスター角:11/09追記)

前輪にキャスター角がつくことで直進安定性が増す。
数値が大きいほどステアリングが正位置(直進)に戻ろうとする力は大きくなる(キングピン角と関係する)。

自転車でいえばフロントフォーク。自転車の手放し運転は道交法違反で罰金5万円以下か3ヶ月以下の懲役だが、手放しでもある程度まっすぐに進めるのは、フロントフォークにキャスター角がついていることが要因のひとつ。

バイクなら映画『イージーライダー』でワイアットとビリーが乗るフルカスタムのハーレーダビッドソンが好例。


(キングピン角)

車輪が転舵する中心軸の傾斜角。
レヴォーグの場合、前輪はストラット式独立懸架のためキングピンという部品はなく、ストラットマウント中心点とロワアームボールジョイントを結んだ中心線(上下のピボット点を通る線)がキングピン仮想軸となる。
この仮想軸のタイヤ中心鉛直線に対する傾斜角がキングピン角。

キングピン角が大きくなるほど転舵から直進状態へ戻そうとする復元力が強くなるが、ステアリング操作に力が必要になってくる。

(キングピン・オフセットという用語がありますが、日本特有の誤用らしいので割愛します)

* * * * * *

描いてる途中で実車を見に行ったらビルシュタを描きたくなったので、キングピン角だけ気合を入れました。

私はてっきりストラットがそのままキングピン軸なのかと思っていましたが、操舵中心軸のことで、部品としてのキングピンはなくてもよいそうです。このアライメントの話は奥が深く、かなり腰を落ち着けて学ぶ必要があると思いました。

セッティングによって直進性を高めたり、またはステアリングの操舵性を高めることが可能になるようです。

今はそこまでやる必要はないので、調整してもらって「なんとなく走りが軽くなったな」ぐらいの気持ちですが、改めて開発陣の皆さんの苦労がしのばれます。タイヤ館の皆さんも有難うございました。

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