整備手帳は使いにくいのでブログで更新。もっともみんカラはシステムが古すぎるのでブログもかなり扱いにくい。そのうちWPを独自ドメインで設定してみんカラには概要とリンクのみとかにしようかと検討中。。。。
前置きはここまで、早速本題です。
RED_FD3Sには2年前のオールペン以降、何かのタイミングでインタークラーの出口以降にゴールドのサーマルブランケット「風」のテーピングを施していました。
さて、このゴールドブランケットはどれほどの効果があるのか?
はっきり言って効果は0!ゼロです。見た目が派手になるだけで、素人目に「お〜〜〜っ」ってなるだけ。
そもそも「事故」的に巻いていたのですが、巻の努力と見た目で貼ったままにしていたに過ぎません。
なぜ効かないか?それは理科がわかれば簡単に説明できます。
そもそもサーマルブランケットを巻いてみようと思ったきっかけはジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡からのヒントでした。
しかしよくよく考えてみれば、遮熱に優れているだけで冷却効果はない。そもそもタービン以降、ICで冷却された空気の流速をわずかな長さで冷やされるわけもありません。
ということでつまるところ一番にいいのはパイプ径の拡大で、理論的に流量の容積を大きくしてあげることでした。
そういえば、魔王くんは太いな〜って思ってました。もっと早めに気がつけばよかった。
で、オールペンとICの縦置き以降はほぼ完全なフルチューン(自分的に)状態だったFDに久しぶりに手を入れることにしてFEEDに発注。
今回はエンジン、ミッション、デフオイル、ブレーキフルードも交換する定期メンテのタイミングに合わせて一気に作業をお願いしました。
現状のパイピングがこれです。向かって右側がなんとも目立つゴールドパイピング。
前述の通り、しっかりとサーマルブランケットの特性や基本的な理科の知識があれば、無効化なのは判断できます。(実測も体感も証明済み)
インテークパイプは他のパーツ配置やチューニングの度合いなどによっても形状や太さが限定されますが、FEEDはIC縦置きで70Φでできるだけ直線的なレイアウトになるように配置します。どこにも干渉せず流量や流速を理解した理想的なパイピング。
ここで重要なのは他の部分との接触や干渉を避けてのギリギリのライン。これを80Φにするとどれだけ太くなるか?
実際に比べると70と80ではこれだけ太さが違います。数字的に10mm程度の違いと思うかもしれませんが円の面積で見るとよくわかります。
たった10mmでこれだけ太さが違う!80の中に70がすっぽり入ります。確実に流量、流速は増加しますね。
避けようもないプーリーやABSパイプなどにも干渉せず、ボンネットにももちろん当たらないギリギリを狙って現物調整で長さを決めてカット。リブ加工をして取り付けです。
ICと接続するシリコンは70-80の異径を使用します。魔王くんはSPL加工でICの出口から80Φにしています。まあ、魔王は常に究極を追求していつ行っても何かしらいじくってますね。
本日は消耗品交換の色々な作業も行ってもらいました。出来上がったのがこちら。
ついでに近々納車予定の他の車についても色々とチューニングのアドバイスを受けながらの満腹状態です、やはり百聞は一見にしかず。プロの声は大変参考になる。まいどお世話になってます。
明日はいつものコースを走って体感してみます。
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Posted at
2024/02/02 21:36:16