チェーン及びＦスプロケット交換

先月のキャンプツーリングで走行距離が18000kmを超え、ふと気が付くとチェーンの一部にキンクが見られたのでチェーンを交換することにしました。

用意したのは御馴染みD.I.Dの520VX3でAmazonで見たら最初から純正と同じ114コマの品があったので購入。
作業工具は同じくD.I.Dのかし丸くん。
これ一つあれば切断・圧入・カシメが全部出来ちゃう便利な工具です。
因みに27mmと19mmのレンチも必要ですが、27mmってホームセンターでも大きなところじゃないと売っていない…ってことで一応モンキーでも作業可能です。

ギヤをニュートラルにし、古いチェーンを下側で切断し、新しいチェーンを家に在ったコードをまとめる奴（名前なんだっけ？）で繋いで、古いチェーンを引っ張れば入換え完了。

ジョイントリンクの軸とＯリングに付属のグリスをタップリ塗って、チェーンの穴にもグリスを入れて、ジョイントリンク挿入。オーリングも付けてからプレートを圧入。シッカリ軸をカシメたらチェーン交換は終了。
うむ、後ろ側の軸のカシメ、一度ズレてカシメてしまったのを再カシメで治したけど大丈夫かなぁ？

今回はもう一つ作業。フロントスプロケットを標準の15Tから16Tに歯数を一つ増やして高速巡行時のエンジン回転数を抑えることに。
用意したのは諸先輩方も使われているX.A.MのC4123-16T。
因みに400Xは標準でF:R＝15T：45T。これを16T：45Tにするから5%ほど変わるハズ。

フロントスプロケットの交換にはスプロケットのカバーを外す必要があるけど、それにはシフトリンクを外す必要がある。また、写真に写っていないけど、カバーを止める下のボルトがサイドスタンドスイッチの配線の下になっていて外したり付けたりの作業が結構面倒。
シフトリンクを外す時には位置を合いマークしておくと戻す時に楽。

外した標準の15Tと交換する16T。
こうしてみると結構径が違って見える。
あ、作業するときにはチェーンのアジャスターは思いっきり緩むようにして後ろから後輪を蹴飛ばしておくと作業が楽。一応チェーンは標準の114コマのままで大丈夫でした。

このあと、カバーやシフトリンクを戻し、チェーンの張り具合を調整して作業終了。
400Xのメータの速度はミッションの出力軸の回転数で見ているので、スプロケットの歯数を変えると影響が出ます。
作業後に実際に近所の空いた道を走ってみましたが、メータで50km/h表示の時にGPS速度計で52～3km/h位だから歯数の比率通り5%程度の差。
この程度なら車検も大丈夫でしょう。
なお、更なる巡行性向上のため、リヤスプロケットの44T化も画策中。