Ｋ-１レーシング マフラー取付け

まずはお約束の新旧比較。左側が取り外したマツダスピード製Ａ-ｓｐｅｃ.ステンレス＆セラミックマフラー（9E1D 40 100）標準価格１０８,０００円。右側がＫ-１レーシング製ステンレスマフラー（ＮＡ６/ＮＡ８用)通常価格２９,９００円。

サイレンサー部の重量はＭＳマフラーが７ｋｇでＫ-１マフラーが５ｋｇ。メインパイプはどちらも５０Φですが、Ｋ-１マフラーには膨張管がありません。ストレート構造も効率と言うよりはコストダウンって感じです。

そして気になるのが触媒出口部分の固定フック。Ｋ-１マフラーにはありません。大丈夫なんでしょうか？

溶接が綺麗だと評判のＫ-１マフラーですが、ＭＳマフラーと較べると普通のレベル。価格の割にはマシと考えるしかないようです。まあその点は覚悟の上で購入しましたんで…。

ＭＳマフラーのメインパイプは純正品と同じような取り回しです。

ちなみにウチのＮＡ６はガレージオオノ製のパフォーマンスロッド付き。ＭＳマフラーを付けると膨張管が邪魔して前側のロッドが付きません。

Ｋ-１マフラーのメインパイプは強引なストレート。前側の
ロッドとは干渉しないと思われます。でもそのロッド、外しておいたら行方不明。（涙）

サクッと取り付けて出口を見たらバンパーとガッツリ干渉してるし…。（涙）

どうやっても位置出しができません。ＲＳ-Ｒ、タナベ、アペックス、マツダスピードを使いましたが、こんな低品質は初めてです。

固定フックの溶接位置が適当なんでしょうね。溶接工の気分で仕上がりが違ってたりして…。

仕方なくジュラン製のダウンマフラーリングを購入。

サイレンサーを固定している３箇所のうちの出口部分と入口部分の２箇所を交換。

品番３２５５６、Ｂ/Ｃタイプという商品です。

１個１,２６０円×２で２,５２０円。Ｋ-１マフラーは１０本限定の感謝セールで通常価格から２,０００円引きだったのに値引き分が吹っ飛んでしまいました。（怒）

しかも他の部分も強化リング（通常サイズ）を使わないと位置出しができません。これは手持ちがあったので助かりましたが、純正品を使ってる人は更に出費が必要かも。

やっと干渉もなくセンター付近に落ち着きました。２０分くらいで終わるはずだったのに２時間近くもかかってしまい、今日の予定がめちゃくちゃです。

遮熱版はガレージベリー製ですが、多分廃盤。バンパーの汚れは気にしないでください。（笑）

総評です。品質は価格相応。画像じゃ分かりづらいかもしれませんが、曲げ部にはパイプベンダーで固定したような跡が残ってるし、いかにもパイプって感じです。

サウンドはステンレス管の音じゃなく、どう聞いてもスチール管。音量は爆音の部類に入ると思います。特に３,０００回転付近が下品です。ただし上まで回すとかつてのフレッシュマンレース用Ｎ１マフラーにそっくりでレーシーです。


低回転のトルク感は純正並み、高回転はかなり吹けるような気がするのが救いです。爆音に騙されてるような気がしないでもないですが…。