2017年06月26日
ミラーリング?ミラーリンク?CarPlay? Android Auto?
スマホなどの画面を車載モニターに写すのって
規格などがややこしいですね。
まず
①ミラーリンク=MirrorLink
②ミラーリング=Mirroring
と違います。
②の簡単な方から
Mirrorringは
スマホなどの画像を別のモニターへ同じ画像を映し出す方法。
アンドロイドの場合は
有線接続ならHDMIケーブル接続ですが
接続種類が2種あります。
slimport でslimportアダプタを使用するのと
MHLという対応端子を使う方法です。
画面を借りるだけなので操作はスマホ本体になります。
ワイヤレスでは主にcromecastなどを使用し
テレビなどに画面そのものを映し出します。
Appleの場合は
有線はHDMIアダプタやVGAアダプタを使用します。
ワイヤレスの場合はairplayの機能を使用し
主にAppleTVなどを経由し接続します。
なお、ブログで紹介したワイヤレス接続は
iPhoneでしたがairplay対応の機種で
純正ではなくても接続できました。
アンドロイドもワイヤレスは
MirrorCast機能で接続が可能です。
元は家庭のテレビに画面を出す機能ですね。
さて ①のMirrorLinkは
MirrorLinkでは、スマホ対応ナビディスプレイに
USBでスマートフォンを接続することで
対応したアプリが表示され、車載器からこうした
アプリを操作できるようになります。
MirrorLinkは基本的に、スマートフォンの画面を
車載器にミラーリングします。
車載器にはスマートフォンの画面がそのまま表示され、
同様の操作感でアプリを操作できます。
ワイヤレス接続がは正規品以外で可能なものもある様です。
模造品?使える様になっているかは不明
2011年11月頃からMirrorLinkという規格があり、
GALAXY S3など、対応したスマートフォンも
発売されており、対応したアプリも公開されています。
しかし、MirrorLinkでは、
Android端末もMirrorLinkに対応する必要がありました。
対応機種が決まっていると言うことかな?
そこで真打ち登場
Android Autoでは、Android 5.0以上の端末は
基本的にすべて対応していますから、
今後はAndroid Autoへとシフトしていくかもしれません。
でAndroid Autoとは
Android Autoでは、
スマートフォンの画面を車載器に写すわけではありません。
アプリ作成者は、Android Autoに対応するにあたって、
画面やUIを作成する必要はありません。
簡単に対応ソフトは作れる環境になったと言うことです。
Android Auto用のサービスなどを追加する形で対応します。
この点でも、ソフトメーカなどは
Android Autoは容易に対応できる利点があります。
しかし、一方で、Android Autoでは、
できることに制限が設けられています
Android Autoが想定していないことをしたい場合
(運転上危険になると想定される行為)の場合は
難しいものになるでしょう。
というのも、 通常のアプリと比べてカスタマイズの
余地がほとんどありません。
車載器で使用するということは、
何かあった場合にドライバーの生命に関わることですから
仕方がないのかもしれません。
同じ理由から、Android Auto対応アプリを配信するためには、
iOSアプリのように審査を通す必要があります。
この審査をパスするためにも、ガイドラインを順守する必要があります。
制限が多いと言うことです。
Android Autoと Appleのcarplayは似た様な考えで
単に画面を借りる考えだけではなく安全に必要なアプリを提供し
運転中必要な機能を提供するものとされています。
ご参考までに・・・・・・
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Posted at
2017/06/27 00:19:34
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