ランクル70、ミドル4ドア特装車とFJショートのオートマ車。

4×4マガジン8801号の切り抜きから写真を撮っての紹介。
知っている方が居るかも知れないけど新しい世代に向けて。
当時70はミドルまでなので、BJ73Vをベースに改造、此方が知っている情報としては二台有り、そのうち一台は中古車で売られていた のを見ている。

読者からの情報で編集部が取材した様。
此方が先行試作車。
二台とも今はどうなっているのだろうか？

切った貼ったの試作ドア。
引き窓なのが苦労を感じさせる・・・。
Bピラーの下側・ボディのドア取り付け部に改良が成されて開口部を大きくさせている、との記事。

ルーフは二台分を接合。
サイドステップも延ばされている。
運転席側の後部座席への搭乗性は高まったかもしれないが、ウォークイン機構は継承と記事に有る。
ミドル4ドアはかなり無理が有ると察したのか、77/76は60系と同じホイールベース長に、ダブルキャブへの足掛かりも掴めたのではないだろうかと憶測。

フロントグリルのturboエンブレムはジョークだろう。
4×4マガジン8807号より。
70はアメリカに何故か提供されず、この車両はサウジアラビア仕様との事。

3FエンジンとA440Fの組み合わせ。
国内ではリアのペラシャの長さの都合で・・・とされていた様だけど6気筒とオートマの搭載できるじゃん、と思った。
お国柄の装備を感じさせる・・・。

犬ション台でのしなやかな板バネ。
フロントウィンカーが渡金されているのは彼方の規格に準拠したせい。
これでないとダメなのだとか。
そう言えば窓ガラスの着色もダマな仕向け先に合わせてブルーガラスを使用していない仕様も有ったなと思い出した。
サイドステップもBJと違うみたい。

ショートのオートマは当時では売れないと思われていたのだろうか？
２L-Tとの組み合わせは乗用と言うより、ランクルはマニュアル出ないとハードな使い方にそぐわないとのイメージからか？
そう言えば再々販70は乗用登録のA/T専用。しかしHZJにもオートマが有る、ミドル以上だけど。
これもイメージ的な戦略かそれとも売れないとの判断か、ショートにも自動変速機を付けて欲しかったなあ・・・と。
買うかどうかは別で。