目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
昨日久しぶりに高速道路を1時間ほど走ったのですが、メーター周辺からコトコトと常時異音がするので調べてみました
以前からたまに鳴っていたので、メーター裏側のコネクターが揺れて音がしているのだと思っていて、直そうと思いながら乗り終わると忘れてしまっていましたが、昨日はコトコトから少し大きめのカタカタという音(何かが転がっているような音)がしていたので、気分良く乗れる状態出ないので忘れず調査しました
2
私の車両の場合、メーターは5つ並んで付いていて左側から
①燃料計&油量計
②油温&油圧計
③タコメーター
④スピードメーター
⑤時計
となっていますが、全て押し込んであるだけでゴムのパッキンによって固定されています
こじながら引っ張ると抜けるのですが、その場合一番外しやすい⑤の時計を引き抜き、そこから手を後ろ側に入れて隣の④スピードメーター → ③タコメーター、、、と外していけば出て来ます
⑤と④をケーブルが繋がったまま引き抜き、メーター裏側に手を突っ込んでみましたが、音の出そうなものはありません
③のタコメーターは少し前に出てくるのですが、ステアリングコラムを外さないと引き抜けない構造になっているのですが、このタコメーターを少し引き抜くとメーターの中で何かが転がる音がしました
3
一番面倒な中央の大きなメーターを外さなければいけません
まずステアリングを外し【A】と【B】のマイナスネジを外し、さらに横にある【C】のマイナスネジを外す必要があります
【C】の向かって左側のネジの上にはハイビーム表示のアルミプレートが両面テープで貼ってあるのでそれも剥がす必要があります
4
コラムのカバーを外すと写真のように、中央のタコメーターも引き抜けるようになります
ちなみにインパネ&ダッシュボード自体はフロントウィンドウを外さないとバルクヘッドに固定されているネジが外せないという非常に面倒な構造です(この車の一番嫌いなところです)
5
メーターの裏側は回転計の信号の他に、照明用の配線、左右のウィンカー表示の配線、ハイビーム表示の配線など沢山の配線がありますので、解らなくならないようにマスキングテープとマジックを使って印を付けておきます
6
メーターを外して振って見るとカラカラと明らかに何かが転がっている音がしますので分解します
7
ポルシェのメーターは【VDO製】なのですが、開けるためにはネジを外すのではなく、カシメてあるフランジを外さなければいけません(これも嫌いなところです→この時代のポルシェらしくないところ)
写真の矢印がかしめてあるフランジで、すでに外した後ですが、薄いマイナスドライバーのような物で根気よく、傷付けず、全体が歪まないように少しづつカシメてある部分を起こしていきます
たぶん一気にやると見える部分まで歪んでしまうと思うので時間をかけて外していきます
以前、オドメーターのギア破損でパーツ交換した時に④のスピードメーターを同じように分解したことがあります
適切な工具で時間かければ失敗する事はないと思います
分解すると何と自作のLEDのバルブが転がっていました
以前 白色のLEDバルブから燈色のLEDバルブに交換した時に元のバルブが中に落ちたのを見逃していたようです
出て来たバルブを点灯して見るとやはり白色のLEDでした、、、チョンボです
8
メーターをもとに戻し点灯チェックです
これでカラカラ音から解放されます
つまらない修理でした、、、、
が備忘録として
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