目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
昨年9月に「純正CDI」から「MSD Street Fire」に取り替え、調子よく乗っていたのですが、半年経ったあたりでエンジンの始動性が非常に悪くなりました
今まではキーを捻って1秒もたたずにタコメーターが跳ね上がっていたのですが、10秒くらい回してやっとかかる時もあります
プラグを確認するとガソリンで濡れているようです
初爆が全くないので、MSDの主電源の取り回しが怪しいかと思い主電源を引き直すことにします
今までは
リアのデフォッガーのバッテリー直電源の25A/FUSEの後からとっていました
https://minkara.carview.co.jp/userid/2794390/car/2394649/7926762/note.aspx
ここの電源ケーブルの太さ(2SQ程度/5m以上?)も問題かもしれませんし、棒形FUSE自体の接触抵抗もさらに問題かもしれません
図のように「スターターモーター」の主電源はバッテリー直で「14SQ」程度(以上?)ありそうですし、ここからなら2m程度の距離なので、この車両では一番有利な引き方だと思います
FUSEなしは万が一を考えると不安なのでボルト固定の「100A/FUSE」を新設し結線していきます
2
車両下から「スターターモーター」をみたところです
黄色矢印のM8の太いボルトが、バッテリー直の端子でここに黄色矢印のケーブルを繋ぎます
ケーブルは「5.5sq」にして250℃の耐熱不燃チューブに通しています
3
スターター側には「5.5sq-8mm」の圧着端子
、FUSE側には「5.5sq-4mm」の圧着端子を取り付けます
4
カバーで隠れる、電気関係のパネルに「100A」のFUSE台を新設し、そこにボルトでしっかりと取り付けます
これで抵抗も最低をキープでき、整備性も問題ないと思います
5
FUSEボックスに蓋をして、ここにカバーを取り付ければ完成です
始動は何度かやってみましたが、1発でかかるようになりました
やはり「MSD」の主電源は本体直付のケーブルを直接バッテリーに繋いだほうが良いようです
しかし、リアエンジンでフロントバッテリーの911の場合、この位置(エンジンルーム内)にMSD本体を取り付ける以上、これ以上の配線は困難です
これで当分順調であれば良いのですが、、(たぶん大丈夫だと思いますが)
しかし純正の「BOSCH製CDI」はコンデンサーの放電のみで、MSDに比較すると相当に省エネの優れた製品だったのだと改めて思いました
純正を早めにオーバーホールしておく必要性を考れさせられました
[PR]Yahoo!ショッピング
関連整備ピックアップ
関連リンク