目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
真空引きを始めて1分も経たずに 写真のような状態(低圧側が -1MPa / 高圧側が 0から少し下)で動かなくなります
さらに10分くらい真空ポンプを回し続けておきます
2
ゲージのバルブを両方とも締めて、真空ポンプを止めて真空引きを終了します
このまま暫く放置して圧力が変わらなければ密閉が保たれているということなので、各メーターの針の位置をマスキングテープを貼って印を入れておきます
写真だと針の位置と印がずれて見えますが、各メーターの正面から印を付けるとこんな風に写ってしまいます
30分放置して様子を見ることにします
3
30分経ってから観ると、、、
写真は角度によって違って見えますが、低圧側が目盛り半分くらい上がっています!! 高圧側は全く動いてないように見えます
低圧側のどこがに漏れがあるのか?? と思ったのですが、よく考えると低圧側、高圧側それぞれが完全に別れて密閉されているわけではないのでは?という事
そしてメーター自体の表示の目盛り一つが違うこと(圧力の大きさが)
さあどうしたものか??
このままガスチャージして様子見るか?
取り敢えずできることだけやることにしました
4
取り敢えずホース類の繋ぎ目でオイルが滲んでいる部分がないか目視します
*本当は専用のオイル?液体を注入しブラックライトを当てて漏れ箇所を探すので、それを考えてもオイルの滲みなんかで解るわけないのは解っているのですが、そんなもの無いので“とりあえず“今日できる事”をやりきっていきます
今日以降の作業後に本格的な作業にしないといけないかもしれません
・・エアコンは旧車は仕方ないですかねぇ〜・・・・
なんか怪しいなぁと思ったのが、低圧/高圧のホースがバルクヘッドの室内機?(エバポレーター側)に繋がっている部分
この部分含めて、エンジンルーム内の全ての接続部分を増し締めする事にします
5
コンプレッサーの接続部分は大型のモンキーレンチで簡単にアクセスできますが、この部分に必要なレンチはかなり大きなものが必要です
高圧側は 19mm/17mm で締めれますが、低圧側は 27mm/24mm が必要です
モンキーレンチではアクセスできません
長くDIYで車を維持してきたので、ガレージにはありました
6
これらの“出来ること”だけ全てやって、再度 真空引き10分〜30分放置しましたが、今度は見た目上はメーターの針は動きませんでした!!
でも、安心はできません 前回もこうでしたから、、、、
チェック後さらに5分くらい真空引きしてから、ガスの充填に移ります
まずシステム内を真空にしているので、このままではコンプレッサーのは安全装置が働いて回らないので、エンジンを止めたまま「高圧側」からガスを充填します
マニホールドゲージのバルブを両方とも締めたまま、缶にアダプターを取り付けてゲージの黄色ホースに接続します この時穴を空けるための針はひっこめておきます
缶にホースが取り付けられたら(完全に密着されたら)アダプターの缶切りねじを回して針で缶に穴を開け、開いたら元に位置までねじを緩めておきます
この状態だときいろホース部分に空気が残っているので、バージスイッチを押して(黄色ホースのゲージ側の部分を大気に解放する)、ガスの圧力を利用して空気を押し出します ほんの1秒足らずでいいと思います
その後、エンジンは止めたまま高圧側の赤いバルブを緩めるとシステム内は真空なのであっというまに缶1本がシステム内に吸い込まれます
赤い高圧側を締め、エンジンをかけます
コンプレッサーが回っていること(コンプレッサークラッチが繋がったこと)を確認します
このとき念のために高圧、低圧のホースが逆に繋がってないかの確認方法があって、バルブを締めたまま エンジンを空吹かししてみます 吹かしたときに 低圧側のメーターが下がり、高圧側が上がれば正解です
「真空引きするとコンプレッサーオイルは約30gがなくなる」ということなので、Cold12専用のオイルをガスと同じ方法で注入します
今度はエンジンをかけたまま『低圧側』から入れていきます この後『高圧側』のバルブは一切開きません
オイルも残りのガスも 装着〜バージ を毎回繰り返し空気が入らないように気を使います 全て低圧側からの充填です (間違って高圧側からやるとガスが逆流し、最悪 缶が破裂 危険です)
Cold12は、R12より低圧で作用するので 『低圧側が約 2kgf/㎤ 高圧側が約 10kgf~12kgf/㎤ 車両によって違うのであくまで目安です』とのことでしたが、低圧側はともかく高圧側は 12k になっても リキッドタンクのサイトから見たガスは、細かい白い泡状です サイトからの見え方はR12と同じなはずなので足らない?と状態? さらに昨年余って保管してあった Cold12 100gが1本あったので、これも投入します 合計600gの Cold12を入れた事になります この状態でもまだサイトグラスからの中の様子は、液化が足らない?白い状態 さっきよりかなりマシですが
入れすぎは良くないと思いこれで辞めておきます
結局アイドリング時で 高圧側が 1.5MPa(約15kgf/㎤) 通常は外気30度くらいの参考データなので、今日は25度くらいで湿度も低いからか?
7
エアコンをつける前で、外気は25〜26度くらいあるはずだが、エアコンの吹き出し口で測ると、テスターで「23度」非接触温度計で「21度」と表示される
8
エアコンをつけると 「5.9度」と表示される
アイドリング時でしかもエアコンONから1分以内の計測なので、効きに関しては問題なさそう
ただ、これで安心は全くできない まずはいつまで持つのか?
補充を繰り返すことになるのか?それで凌げるのか?根本的に手をつける必要あるのか? とうとうプロのお世話になってしまうのか?
修理するのは好きだし、ある程度 Wellcome の部分もあるのだが、これは少し憂鬱だ お金のかかる事は避けたいので
また近々 整備記録 投稿することになりそうな・・・・予感・・・・
【2019/9/22 備忘録】
なんとか猛暑は終わったようですが、エアコン今のところ問題なさそうです
[PR]Yahoo!ショッピング
関連整備ピックアップ
関連リンク