目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
2019年の6月に「Quick Jack」を購入してはや6年、その間使い倒していますが「Porsche 911」専用となっていて「Citroen BX」には使っていません
というより使うことができません
ジャッキアップポイントの間隔がまったく違うからです
写真のような「エクステンション」も別売りで販売されていますが、極端に長いホイールベースの「BX」にはこれでも長さが足りません
2
そもそも「PORSCHE 911SC」は極端にホイールベースが短く軽4より短く、「CITROEN BX」の方はリアのサスペンションの位置の関係から極端に長くなっています
図のように、両車とも全長はほぼ同じにも関わらず、ホイールベースは 400mm近く違います
3
図の様にホイールベースが違えば、ジャッキポイントも違うわけで、こんなに違っていては同じ長さの「Quck Jack」は使えません
所有しているのは『BL-5000SLX』という中間サイズのものですが「911」はこれより3cmでも長いと使えないギリギリのサイズです
しかし「BX」だと20cmほど足りません
なので「BX」用のエクステンションを自作することにします
かつ、この時代の車にはよくあるのですが「BX」のジャッキポイントは2柱リフトに載せるときもサイドシルしかありません
なので当ゴムも形状を気にしないと簡単にジャッキポイントが曲がってしまいます
実際に私が購入した時には2柱リフトをかけるだろう4隅のポイントは既に歪んでいました
おそらくプロの仕業と思います・・・・
4
当ゴムの部分は市販のリジットラック用のものでちょうど良いサイズがあったので、それを使用します
5
エクステンションの本体はホームセンターで購入した#14ゲージの40mmx40mm1,820mmの鉄角材にしました
本当は1,820mmだとギリギリなのですが、簡単に購入できるのでこれにしました
実際には購入した角材5本のうち4本は1,840mm であとの1本は1,860mmでした
なので全長1,840mmで作ります
片側2箇所の当ゴムと別にもう1箇所、車載ジャッキを当てるポイントにも付けて3点で支持し角材のたわみを防ぎます
車載ジャッキのポイントは、特別な形状になっているので、当ゴムを半分に切って使用します
製作といっても図の様にカットした鋼鉄角材を溶接し、 ゴムを取り付けるだけです
6
図のような感じになる予定です
7
①苦手な溶接ですが、以前よりはマシになってきたと思います(道具のおかげですが)
②結局のところ、溶接の後はグラインダーで削って平にするので、下手溶接でも見た目には分かりません
③ゴムを片側3箇所に取り付けます
④当ゴムはタッピングビスで固定しておきます
8
完成したエクステンションです
9
写真は後方のジャッキポイントですが、前後中とも上手く当たっています
10
一発で計算通り事が運びました
これで下回りのメンテが安全で楽になります
ハイドロのオイル配管は、底面に血管のように「動脈(高圧)」「静脈(低圧)」が這っているので効率は間違いなく上がるはずです
[PR]Yahoo!ショッピング
関連整備ピックアップ
関連リンク