デリカ歴の話・・・
我が家の車遍歴ですが、僕が生まれるときにはもう家にはデリカがいました。
うちの初めてのデリカはP35Wスターワゴン。グレードはシャモニーでした。
小さかった僕には十分すぎる広さで、兄弟とクルマの中で暴れまわったり、後席のシガーライターでイタズラして火傷したり。w
当然「ワンボックスオフローダー」だなんて認識はなく、ちょっと大きい車くらいの認識だったかもしれません。大雪の高速で4駆に切り替えるオカンの姿を覚えていますが、とくに何も心揺さぶられるようなことはありませんでした。
それが変わったのはオヤジがSWからSGに乗り換えを考えだした頃。
家ではそれまで見たこともなかった雑誌、「P&Dマガジン」を見かけるようになりました。
「デリカが写ってる・・・」
しかもそのデリカはパジェロに混ざって道なき道を走ってたり、馬鹿でかいハイリフト車だったり、小学校の低学年だった自分には衝撃でした。
男の子なら自分の家の車が好きなもんですが、でり餅少年も子供ながらに、「ウチの車、他とはなんか違う!」とさらに大好きになっていったのでした・・
そして2001年9月某日、11年20万キロ走行しガタガタになったSWの代替としてPD6W スペースギア シャモニー エアロルーフが我が家にやってきます。
写真はハイルーフです
それまでブラックとベージュのツートンだったボディカラーはホワイトに、エンジンはディーゼルターボからV6ガソリン、ルーフはハイルーフからエアロルーフとチェンジづくしでした。
くたびれきったディーゼル車からの乗り換えでガソリン車の静粛性は信号待ちでエンジン止まってるんじゃないかと錯覚したもんです。
シートは変わらず8人乗りでしたが、触り心地がよく、デザインもかっこいい00、01シャモニーのシートは今でも忘れられないです。
なかでも後期SGからの電動ステップ、これにときめかない男子はいないでしょうw
スライドドア付け根の開閉検出スイッチを押してウィーンガチャウィーンガチャ遊びました(いい年ぶっこいて今でも遊んでます・・・)
しかしそのSGは1年経たずに事故で廃車となってしまいます。
僕は同乗していませんでしたが軽自動車に側面衝突をくらい横転、全損とのことでした。SGの最期の姿を見ることなく、解体されてしまいました。
それからは代車のランサーでノーデリカライフ。
どれくらいの期間代車で過ごしたか覚えてはいませんでしたが、かなり窮屈な思いをしていたのは鮮明に覚えています。
そんなこんなで2002年9月某日。ついに我が家で3台目となるデリカ '02スペースギア シャモニーがやってきました。
先代からの変更点は大型フォグのガーニッシュがボディ同色になり、妙な?プロテクトフィルムが脇腹に貼られたりとかですね。
リアのスリーダイヤマークもこの辺りからです。
シートは前年の白いシートから、スターワゴン時代にもあったシートに。ロゴ刺繍はないものの、うちのSWと同じ模様のシートだったので懐かしかった記憶が。
このシートは三菱いわく
「カジュアルな雰囲気の中にも、しっかりとした品を感じるファブリックシート」
だそうで、(20th LTDカタログより)地味といえばそれまでですが、山に海にかけまわるデリカにふさわしいというか、主張しない良いシートだったのかなーと思ったり。古き良き時代の四駆はこうあるべきみたいな。
また、先代シャモニーになかったシートの高さ調整がこの代のシャモニーには備わっています。先代までに設定のなかった7人乗りシャモニーもここからですね。
そのほか、標準装備だった3連メーター(傾斜計 外気温 電圧)はトレイになり、エアコンはマニュアルからオートに変わりました。
僕はこのデリカが現役のときに免許を取り、すでに軽ミニバンを買ってデリカを使わなくなっていたオヤジの代わりにしばらく乗っていました。
リフトアップも何もしていないドノーマルでしたが雪山、砂浜、林道と、いろいろなとこへ行き、今まで眠っていたデリカのポテンシャルを試すように楽しみますますデリカ、というよりスペースギアの魅力に取り憑かれていきました。
当時から付き合っている彼女を色んなとこに連れて行ってあげられたのもオヤジに感謝かもしれませんw
そんな日々も長くは続かず、昨年春、東京への引っ越しを機に実家へ返却しにいくことになります。東京は家賃も高ければ駐車場代も高いので生活が安定するまで車は持たないでおこうとの判断でした。
返却も終わり実家から帰る日、軽ミニバンで駅まで送ってくれたのですが、出発間際になってデリカにかけより助手席からよじのぼってトランスファーシフトレバーをクルクルまわし取り外して持って帰りました。
いつかまた自分でSGを買ったら、これをつけよう・・・
数ヶ月して、オヤジから電話。
「レバーが取れてるんだけど」
「ああ、記念に外しても持っていったよ」
これだけの会話でしたが、ディーラーに引き取って貰いに行ったんだと悟り、このSGもまた最期の日をみることなく、14年20万キロを全うして廃車になってしまいました。
在りし日の旧モチデリ号・・・
で、去年の秋、SGとの別れから早半年ちょっとですがデリカのない生活に我慢できずにデリカを探し出します。
条件は小学生の時から見た目にも居住性的にも不満だったエアロルーフではなくハイルーフ+リアデフレクター付きで7人乗りのものでした。
グレードはシャモニーかアクティブフィールドEDで考えていたところに、一番気に入っていたオールブラックのアルカンターラ+ファブリックのシートアクティブフィールドEDと出会い、今のモチデリ号購入を決意しました。ちなみに「モチ」とは彼女がハイルーフ車の丸っこい見た目をモチと呼んでいたのが由来です・・・
みんカラ以外ではモチデリなんて呼んだこともありませんw
思ってたより早いデリカとの再会となりましたが、一切の後悔はありませんでした。
トランスファーシフトレバーのノブも思ってたより早く交換の儀を迎えます。
そんなこんなで僕のデリカのノブは旧SGの意志を引き継いでます。
両親は数年前に離婚してしまっています。
人付き合いが苦手そうなオヤジでしたが、このクルマを通して僕や家族に見せたかったものはなんだったのでしょうか。
幼いころから見ていたグリーンに光るメーターのデリカを気がつけば僕が運転するようになり、ふと考えてしまいます。
旧SGからの眺めはいまでも僕の携帯のロック画面です
なにはともあれ、僕にとって永遠の名車、スペースギアが旧車の域に突入してしまう前に再び手元において置けるだけで幸せです。w
個人的にSGが一番かっこよく見えるアングル…