マフラー整備 準備編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ノートのマフラーはショボイです。かといって発電機用エンジンなので、目だ立たせるのも気が引けます。
ということで、消費税10%前に駆け込みで整備用品を調達しました。
2
準備したのは熱電対のロガー、MK Scientific 社の CENTER 306 です。
ロガー本体はラゲッジにガムテープで固定し(写真)、熱電対ケーブルもガムテープで止めました。バックドア開閉しても、モールでケーブルを挟むので、ストレスはさほど掛かりません。
3
熱電対はマフラーにアルミテープで貼り付けました。温度を考えるとカプトンテープなんでしょうが、余りに高い。
これでマフラーがどこまで温度が上がるのかを測ります。性格なのか、根拠となる数字が欲しい。
室温を測っていましたが、計測可能温度が 80℃で、それ以上の温度域も計りたいと思っていたので、消費税Upにかこつけて調達しました。
4
計測結果 その1:平坦市街地 です。
赤線内が走行時間帯です。Up/Down はあるが 比高差100m 以下の比較的平坦な市街地を 3時間半はしりました。
結果は写真の通り、最高でも200℃には達せず、温度の上下を繰り返していました。
上がっている所は上り坂でエンジンが頑張っている所です。登り切って下り始めると、エンジン Offし、マフラーも直ぐに冷えます。
普通に街乗りだけならこの程度(200℃以下)で収まるはずです。
5
同時にボンネット内の温度も測りました。
マフラー温度と同じ傾向を見せたのはモーター温度でした。これも上りで頑張り、下りで冷えます。
6
計測結果 その2 : 山登り です。
高速にしようか山登りにしようかと迷いましたが、山登りの方がエンジンが連続して回り、マフラー負荷は高そうなので、こちらにしました。
比高差 500m を一挙に登る(阿蘇外輪山)コースです。
結果はすごいです。登り切った所で 300℃を越えちゃいました。また、収束の気配もありません。途中に冷めた所がありますが、ここは緩い下りでした。
7
山登りでのボンネット内温度です。
モーター温度が一本調子で上がっています。
8
測定を終えて剥がした、熱電対を貼り付けたアルミテープです。写真の様に、熱電対は小さなアルミテープで両面から貼り付けました。
温度が 300℃を越えたので、テープの粘着剤が変質(茶色部分)していましたが、なんとか持ちこたえていた模様。でも限界に近いかなあ。
ドライブでの最高比高差は 1,000m越えもあり、それだと マフラー温度 500℃超えの可能性大です。
とりあえず、耐熱温度 600℃の塗料を手配しました。作業結果は後日Upします。
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