この記事は、
マイナー&変態車“ザ・ベストテン”について書いています。
みん友さんのGure様の名物企画ブログでありますクルマの「〜ザ・ベストテン」シリーズ、
以前も便乗させていただいたにも関わらず懲りずに今回もガマン出来ずにやらせていただきます! (汗
今回のテーマであります「マイナー&変態車」の定義ですが、決して誹謗、中傷、けなしではなく、元々私の好みがマイナー&希少車である事から世間からマイナーで変態と揶揄されてる車種、あるいは世間からもすっかり忘れ去られている車種をあえて引っ張り出して話題にし、そんなクルマもあったのかと驚いていただくと同時に楽しんでいただければと思い、私の視点でランキングさせていただきたいと思います m(_ _)m
あとGure様の趣旨に合わせまして、外車、商業車、あと私独自としましては極端に旧いクルマは対象外とさせていただきました。
それとクルマそのものがマイナー&変態の場合とある特定グレードがマイナー&変態っていう2パターンで紹介させていただきます。多分特定グレードの方が圧倒的に多いかも?
さてまずは第10位
ホンダ バラード・セダン1500CR-i (1983-1985年)
2ヶ月先行して発売されたライトウェイトスポーツのバラード・スポーツCR-X。
残念ながら運転こそした事はないけどスタイリッシュで運動性能も高いらしく、今も好きな1台です。
CR-Xの当初の最上級グレードであった1,5iのセダン版でPGM-FIという電子燃料噴射装置のEW型。
カラーリングもCR-X1.5iと同じレッド/シルバーツートンの設定があり、正にCR-X1.5iのセダン版でカッコいいと思ってました!
セミリトラクタブルヘッドライトの顔つきもCR-Xそのままで精悍でしたし、リヤビューも個性的ですがアクの強いワンダーシビック・セダンよりもまとまりがあったと思います。
CR-Xに1.6LDOHCのZCエンジンを搭載したCR-X Siが追加された時にバラード・セダンにいつSiが追加されるのか楽しみにして待っていたにも関わらず、結局セダンはシビックのみの追加でマイナーチェンジではセミリトラクタブル顔から凡庸な顔つきに変更、その後1年位でフェードアウトしてしまいました (悲
第9位
マツダ カペラC2 アンフィニ (1988年)
マツダのミドルレンジを支えたカペラの4代目モデル。セダン、5ドアHBのCG、カーゴ、そしてクーペC2と豊富なボディバリエーションがありまして、クーペC2をベースにしたスポーツバージョン。
マツダきってのスポーツカーであった2代目サバンナRX-7(FC3S)には幾度なく追加や限定で発売されてメジャーであったRX-7アンフィニに対してカペラC2アンフィニはあまりにも地味でもう忘れ去られた感があります (涙
2000のマニュアルをベースにエンジンを圧縮比アップ、ハイオクガソリン仕様で10psアップの150psとし、ビスカスLSDの装備やリアストラットタワーバーの追加による足回りの専用チューニングをして強化、BBS15インチアルミ、そして専用のシート・ステアリング・シフトノブを備えた内装などはアンフィニならではの魅力でした。
限定300台ともあって一度も見た事はありません・・・。
第8位
日産 スカイライン・ハードトップ2800GT-D (1980-1981年)
スポーティな部分も売りだったスカイラインにまさかのディーゼル、それもハードトップにも設定があったから驚きましたね!
でもLD28エンジンはディーゼルとは思えない瞬発力がありました。ジャパンでは経験ないものの後継のR30スカイライン・ディーゼルは運転した事があります。
一部の親しい友達には話した時があるんですが、このハードトップ2800GT-Dでぜひ西部警察のマシンX仕様を作ってみたいんですよねぇ (爆

この外観でエンジン掛けるとガラガラ音、アクセル踏むと黒煙ボーボー、絶対笑いが取れますね (爆
第7位
ホンダ ビガー・3ドアハッチバック 後期型 (1983-1985年)
ミドルクラスにFF3ドアハッチバックを採用してヒットした初代アコードに気を良くしたホンダは2代目アコードの姉妹車としてベルノ店向けにビガーをデビュー。
アコード同様4ドアサルーンと3ドアハッチバックの設定があったのですが、売れたのは4ドアサルーンばかりで前期型3ドアハッチバックは新車効果で少しは見た記憶があったもののカラードバンパーやスラントノーズの採用でそれなりにお金かけてマイナーチェンジした後期型はこの時期大ヒットした2代目プレリュードや3代目ワンダーシビックの影で鳴かず飛ばずでした (> <
他車に先駆けたABSの採用や4速AT化など意欲的な設計のクルマだったようですが・・・。
第6位
スズキ フロンテ・7-S 4サイクルエンジン搭載車 (1977-1979年)
昭和51(1976)年、軽自動車はそれまでの排気量360ccから最大550ccまで上限が拡大、全長、全幅もそれまでの3000mm、1300mmから+200mm、100mmの3200mm、1400mmに拡大されまして、フロンテ360(LC20型)も新規格対応のフロンテ7-Sに同年6月マイナーチェンジ。
その時は昭和50年排気ガス規制適合の450cc2サイクルエンジン搭載でしたが、翌年の1977年5月に昭和53年排気ガス規制を適合したにも関わらず翌月の6月にダイハツから550cc4サイクルのAB型エンジンをOEM供給してデビューしたのがこのクルマです。
2サイクルと4サイクルの2つのエンジンから選べるようになったのですが、この時代の軽自動車はもはや静粛性に優れ白煙の吐かない4サイクルエンジンが主流になっていましたが、フロンテ7-Sに関しては殆ど2サイクル車しか売れず、この4サイクルのフロンテは私は過去に1度しか見た事がありませんでした (汗
特にマイナーチェンジ前の型は5ヶ月しか存在してない幻のクルマです。
第5位
スバル レオーネ・1600 4WD LG/II (1988-1989年)
トラバ先でGure様がおっしゃる通りアクの強かった初代、2代目に比べ、クリーンなスタイルでスバリスト以外にも広く受け入れられた3代目でしたが、そんな3代目レオーネでもとてもレアなグレードがあったんですね。
それがセダン1600の4WDに途中追加されたフルタイム4WD車!
残念ながら国産初のフルタイム4WD化はBFファミリアに先を越されましたが、1986年にクーペRXがフルタイム4WD化されてからは1800ターボ、1800に随時拡大採用されましたが、廉価版の1600にまで密かにフルタイム化されて追加販売されてました。1989年にレガシィが発売されてからもレオーネは1600セダンのみMAIA、MAIAIIを継続生産されましたが、4WDはセレクティブのパートタイム方式に縮小されました。
わざわざ1600のフルタイム4WDを購入された方はほとんど居なかったでしょうね・・・。
第4位
日産 レパードTR-X・4ドアハードトップ 180F (1980-1981年)
初代レパードことF30がデビューした時は鮮烈に覚えています。
4ドアハードトップ、2ドアハードトップ共斬新なスタイルで、新鮮味溢れていました。
初めて見たのは小学校の下校時で、なんてカッコいいクルマなんだと思いましたね。
内装も実に豪華でして、案外垢抜けないインパネが多かった日産車(失礼!)の中でもグットデザインだったと思います。
ただイメージリーダーカーだったにも関わらず、まさかのZ18シングルキャブ4気筒の1800、しかも4速マニュアラーズのみの設定の180Fは高級パーソナルカーとは思えない珍グレードでしたね (驚
割りと最近知ったのですが、初代レパードは810&811ブルーバードG6シリーズの後継だったとか?
さしずめこの180Fは811ブルーバードG4の後継でしょうか? (笑
でもあちらは4気筒用のショートボディがあるにも関わらずあえてロングノーズの6気筒ボディに4気筒エンジン搭載でしたからちょっと成り立ちがちがいますね (^^;
さて、ここいらでベストテン圏外だったスポットライトに行ってみましょう (笑
スズキ ジムニー・L・J2 (2000-2002年)
4輪駆動の本格派ジムニーにまさかの2WDが登場 (汗
車高を下げて2WD化し、街乗りユーザー向けに販売したもののジムニーにそれを求める人は少なかった (汗
私も全く理解不能でしたが、ジムニーの成り立ちを逆手に取ってローダウン、大径ホイールを履かせてカスタマイズすれば案外かっこいいかもしれませんね (笑
いよいよベストスリーに入ります♪
第3位
ダイハツ コンソルテ・4ドアセダン (1973-1974年)
実はシャルマンの影に泣いたクルマです (汗
昭和48(1973)年デビューのパブリカ・スターレットのOEMでクーペに7ヶ月遅れでデビュー。
だが翌年の11月に同クラスの初代シャルマンがデビューした為、クーペと2ドアセダンを残してフェードアウトしてしまいました (泣
子供の頃これの茶色に同級生のお父上が乗ってまして、マジックカーテンに水中花シフトノブといかにも70年代オヤジ仕様という出で立ちでした (失礼!)
当時はなんかコッテリし過ぎて嫌でしたが(汗)、現愛車のエクセレントはもろこの仕様になっております (爆
第2位
トヨペット コロナ・2ドアセダンSR (1973-1975年)
今となっては消滅してしまったカテゴリーである2ドアセダン。
親父が乗っていた初代レオーネ2ドアセダンを始め、Gureさんもベストテン圏外に上げていた初代ターセル&コルサ2ドアセダン、チェリーFII2ドアセダンなどなど2ドアセダンはレア車の宝庫なんですが、なぜこのコロナを2位に持ってきたかといいますと、2ドアセダンは廉価グレードの設定しかない中前期モデルにはEFI電子燃料噴射装置採用の2000SRとSUツインキャブの1800SRのスポーツグレードが2種類も設定があったんです!
ステアリングはボールナット式ながらDXやGLとギヤ比を変更、リヤサスもハードトップや4ドアセダンのGTと同様のリーフ式4リンク・サスペンションというリーフながら独立懸架に近い動きをするものに変更、2000SRに至ってはLSD(リミテッド・スリップ・デフ)まで採用しています (驚
コロナの2ドアセダンなんて普通グレードのGLやDXでさえも見た事がないのに、SR・・・、これももう死滅でしょうかね (> <)
栄えある第1位は
三菱 ランサーフィオーレ1400EL MDエンジン搭載車 (1982-1983年)
もう人々の頭から忘れられているランサーフィオーレは昭和57(1982)年1月に3ドアと5ドアのハッチバックだった初代ミラージュの姉妹車として4ドアセダン1種類のボディでデビュー。
その中でも1400ELのMDエンジンは走行状況をコンピューターが感知して第1、第4シリンダーの吸気、排気バルブを作動、閉塞させる可変排気量ユニットで今ガソリンエンジン車には当たり前となったアイドリングストップの先駆けのようなものでした。
ただでさえ1年8ヶ月と短命だった上、三菱内同クラスにはランサーEXやトレディァ、姉妹車のミラージュIIサルーンがあり、それぞれで食い合ってしまい販売も伸びず、MDエンジン搭載車は1400の中で一番低グレードだった為これももうないでしょうねぇ・・・(> <)
さてランク外は以下の通り
11位 スズキ ジムニー L・J2 (2000-2002年)
12位 トヨタ スプリンター・ハードトップ E60系 (1977-1979年)
13位 日産 サニー1200GL 5速マニュアル B310型 (1977-1979年)
14位 マツダ ルーチェ・ロータリーワゴン (1973-1977年)
15位 日産 マーチ1000 3ドアハッチバック10b K12型 (2002-2003年)
Gure様はシャルマンやスバル1000〜2代目レオーネなどマイナー&変態車の中でも有名どころのランクインでしたが(スタリオンGXは驚きましたが 汗)、私の場合は凝り過ぎてちょっとマイナーで変態過ぎたかもしれませんね (汗
でも笑って許して下さいね (爆