
農耕作業用小型特殊自動車での登録を目指している、もぐもぐ(ウニモグ406)
今日は、ウニモグ406(20段変速機仕様)の走行速度について。
ウニモグ406のトランスミッションも色々と種類があるみたいなんですが、自分が持っているマニュアルに載ってるのは、4種類。
1番シンプルな前進6段・後進2段の変速機。
4速ミッションにハイ&ローの切換が付いた前進8段・後進4段の変速機。
うちのもぐもぐが積んでる、前進20段・後進8段の変速機。
かなり特殊なのが、ハイドロスタットと言うミッションで、エンジンに付いてる油圧ポンプで加圧した作動油で油圧モーターを回して、ミッションを駆動するというもの。
ユンボのように、レバーを前に倒して前進。後ろに倒して後進。レバーから手を放せば、ブレーキを踏まなくても停止するというもの。
で、うちのもぐもぐの20段変速機の走行速度は
タイヤは、12.5-20。エンジンは、2550回転の物なので・・・
最高速度は、通常ギアの6速で70.26km/hです。
農耕用小型特殊の最高速度は、35km/hなのですが、これは「35キロ以上出してはいけない」ではなく、「35キロ以上出る構造ではいけない」なので、この最高速度を何とかしないと小型特殊では登録出来ません。
方法としては、
① スロットル系統に細工して、エンジン回転を1250回転に抑える。これで34.4km/hに出来るけど、エンジンが回せない分、パワーダウン・・・却下
② タイヤ外径を小さくする・・・論外
③ 専用のミッションをワンオフで作る・・・書類完備のウニモグの方が安そう。
④ 汎用の電子デバイスでスピードリミッターを掛ける・・・時間があれば、まぁ🉑
⑤ シフトレバーの動きを規制して、高速ギアを使えなくする・・・早くて安くて現実的
まぁ、当然⑤でしょうね。
で、もう一度この表
近い速度でいえば、インターミディエイトの5速(33.82km/h)
この場合、通常ギアとカスケードギアの切換レバーをカスケード側に固定。シフトレバーを6速に入らないようにガイドを作る。
もしくは、シフトレバーを5・6速に入らないようにすれば通常ギアが使えて、最高速度は28.24km/hに出来る。
これで最高速度の規制が出来て、小型特殊自動車としての要件を満たせるわけです。
とりあえず方針が決まったところで・・・次回、小型特殊登録の問題点についてです。
でわでわ、また

おケツをローアングルで(^_^;)・・・今のお気に入り写真です。
Posted at 2017/11/14 23:18:50 | |
トラックバック(0) |
ウニモグ406 | クルマ