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2018年01月30日 イイね!

ウニモグシリーズ 足回りの構造・・・

ウニモグシリーズ 足回りの構造・・・わが家の“もぐもぐ”こと、ウニモグ406-120








今日は、ウニモグシリーズの足回りの構造についてのお勉強&考察。


ウニモグの足回りはトルクチューブという構造。

正規代理店のワイエンジニアリングのサイトでは “スラストチューブ” と紹介されているので、こっちが正しい名称だと思いますが、一般的にはトルクチューブと言われてます。


で、どんな構造かというと・・・文章にするのは少し難解(T_T)

普通はミッションとホーシングは、プロペラシャフトでつながっているけど、構造体としては別物です。
トルクチューブの場合、T型のハウジングの中に、デフ・アクスルシャフト・プロペラシャフトが収まっていて、一体構造となっています。


ホーシング


トルクチューブ


合体・・・赤丸がミッションに取り付く部分


ミッションに取り付く部分の現物



このミッションに取り付く部分が、巨大なボールジョイントになっていて、ここを支点にホーシング部分が、上下・左右・ねじれ方向に自由に動く様になっています。

で、ホーシングが左右に動いてしまっては困るので、ラテラルロッドで左右の位置決めをしている。



こんな構造がウニモグの特徴の一つのトルクチューブ構造です。


利点としては、足の動きの自由度が高い!と言うことだと思います。

特にねじれ方向については、リーフやロッド類に動きが制限されることが一切無いので、悪路走行にはとても有利になるのではないかと思います。



トルクチューブ構造の説明が終わったところで、前回のブログ内容についての解説&考察。

ミッションを降ろすのになぜホーシングを降ろすのか。
これは構造が理解できれば簡単。

ミッションを降ろすにはプロペラシャフトを外したい。
        ⬇
プロペラシャフトはトルクチューブに覆われているので、まずはトルクチューブを抜きたい。
        ⬇
トルクチューブを抜くには、ホーシングごと抜かないといけない。

これが答え。


ちなみに・・・通常は、ミッションを外す場合にはクラッチ部分を逃がすため、後ろへ引きながら降ろしますが、ウニモグの場合は後ろ側がスペースが無い。


なので、まずはエンジンを前方に抜いておかないと、ミッションを降ろせない(T_T)・・・と、なります。

クラッチ交換も、ミッションではなく、エンジンを外して行うことになりますが、前後のホーシングを降ろすことを考えれば、エンジンを降ろす方が楽かもしれませんね(^_^;)


トルクチューブの構造が解ると、前回切ってしまったこの部分の重要性が判ります。




通常、タイヤが発生した前へ進もうとする力や制動力は、ホーシングからリーフやロッド類を介してフレームへ伝わります。

ですが、トルクチューブ構造の場合、ホーシング➡トルクチューブ➡ミッションケース➡ミッションマウント➡フレームと、力が伝わっていきます。

ウニモグ406のミッションマウントは、ここ一カ所だけ。あとはエンジンの前方に一カ所ありますが、構造的にこちらはエンジンを支えてるだけと思います。

つまり、前回切ってしまったクロスフレーム・・・22tのトレーラーが引けるウニモグ406-120ですが、その力はすべてここに掛かる(>_<)と言うことです。


このクロスフレーム1本で、ミッションを支える・ホーシングの前後の位置決め・牽引力をフレームへ伝える。
これだけの仕事をしている重役様・・・お疲れ様ですm(_ _)m


もちろん、構造を理解して、復旧方法も考えた上で切ってますので、ご安心を・・・



以上、ウニモグシリーズの足回りについてでした。


構造的には、トルクチューブで車体を押したり引いたりしているので、スラスト(推力・押す の意味)チューブがやはり正しい名称なのかもしれませんね!
どちらでも良いですが(^_^;)


でわでわ、また
Posted at 2018/01/30 12:33:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | ウニモグ406 | クルマ
2018年01月28日 イイね!

4駆ギア修理② もぐもぐ

4駆ギア修理② もぐもぐウニモグ406の4駆ギア修理

2日目






1240円の勝利

スプラインが固着しているので、そのうち直します。


燃料タンク

これも外したついでに塗り直したいです。

車両側


この前、満タンにしたばかりなので、携行缶に移してキャラバン君へ。

ちょうどキャラバン君の燃料が空だったので、グッドタイミング(^_^)

なので、今回・次回の燃費記録はお休み。



ここの蓋を開けたい。

ミッションマウント・クロスフレームが邪魔で、開けられない・・・


本来ならミッションを降ろして行う作業。

ウニモグ406の場合・・・

まずはキャビンをチルトアップする。
  トラックの様にレバー1本でとはいきません。
  専用のアタッチメント付けたり。ステアリングのシャフトを外したり。
  チルトするのも、ユニックやホイストで行います。

エンジンを降ろす。
  エンジンだけで、乾燥重量430kg以上

前後のホーシングを降ろす。
  普通、ミッションを降ろすのにホーシングを降ろさないです。理由は次回。

ミッションを降ろす。

こんな感じだと思います。


で、裏技

ミッションマウントが付いているクロスフレーム・・・

真ん中の穴が空いている部分


切りました(^_^;)

この部分は、ウニモグ406(400シリーズ全般?)にとって非常に重要な部分。
ミッションマウントなので当然重要なのですが、それ以上に超重要な役割が・・・これも次回


問題部分

やっとアクセス出来るようになりました。



御開帳

・・・めっちゃ綺麗だし(T_T)
舐めてるどころか、4駆で走ってたの?ってくらい摩耗も無し・・・
まあ、うれしい誤算。


この状態でアウトプットシャフトを廻してみると、廻る。
前2輪は着地しているので、本来なら廻らないはず。と言うことは・・・

285アウトプットシャフト・306コンパニオンフランジ。
ここのスプラインが舐めてると言うこと。


なので、フロントのホーシングを降ろします。

「何でコンパニオンフランジをバラすのに、わざわざホーシングを降ろすのよ?」って思った人は、車の構造に詳しい人。

何も思わなかった人は、車の構造を知らない人か、ウニモグに詳しい人。
これの理由も次回。


ホーシングに付いている物を外していきます。

アブソーバー。スプリング。ブレーキライン。デフロック用のエアーホース。ラテラルロッド。ステアリングのタイロッド・・・この位です。

当然、フレームでジャッキアップしてます。


ミッションの付け根部分。


このまま抜けるかと思ったのですが、445番の部品が引っ掛かってうまく抜けませんでした。




あと20cm位高くジャッキアップすれば何とかなりそうなので、次回再チャレンジです。


今日の作業はここまででタイムアップ。



今回は、ウニモグ406の中身の写真を、少しだけアップしました。

画像検索してても、中身の写真はあまりないので、貴重な写真ではないかと思います。

バラすときの参考や、ウニモグファンの目の保養になればと思います。



でわでわ、また
Posted at 2018/01/28 22:42:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | ウニモグ406 | クルマ
2018年01月24日 イイね!

4駆ギア修理 もぐもぐ

4駆ギア修理 もぐもぐ








修理開始・・・まずはダメ部品の特定。


邪魔になりそうな物を外していきます。

バッテリー&ケース

ボロボロなので、作り直したいです・・・


バッテリーケーブルが2本ともフレームへ??

もちろん+側は絶縁されていて、裏側でケーブルとつながってます。
何でこんな構造なのか解りませんが、絶縁不良を起こしたらゾッとします(>_<)

フレームの錆び方からみても、暗電流が流れていそうなので、要対策箇所発見です。


リアPTOシャフト

コンパニオンフランジボルトのレンチサイズが15mm・・・
ソケットならあったけど、横からしか入らないので不可。

固くてモンキーでは舐めそうになったので、メガネを探したらサブの道具箱にこんな物を発見

20年以上前に自転車で旅行していたときに使っていた、メガネがリング状につながったコンパクト工具。
これに15mmのサイズがあった・・・昔の自分ナイス(^_^)b




あっさりと折れやがりました・・・(T_T)


PTOシャフトはちゃんとしたメガネを買ってきて次回再チャレンジにして、左前輪だけジャッキアップ。


ギアは4駆に入れてある。
ウニモグ406はセンターデフの無い直結4駆なので、この状態ではタイヤは廻らないはず。


・・・廻りました(T_T)
判っていてもツラい一瞬です・・・


抵抗がありますがグッと力を入れると、カッカッカッカッ って感じで廻りました。


音の発生場所はここ

4駆のセレクターが収まっている辺りです


ミッションオイルのドレンボルト



ここを覗くとフロントのアウトプットギアが見えるのですが・・・


覗きながらタイヤを廻してみるとギアは廻っていないので、予想通りセレクター周りのスプラインではないかと思います。

ギア自体は綺麗な状態なのが救いです。



気軽にセレクター周りのスプラインと書いていますが、ミッション内部。しかも変な構造のウニモグ406。

正攻法だと、ウチの設備ではかなり厳しい部分の修理なので、あの手この手の裏技オンパレードをご期待ください(^_^)



でわでわ、また
Posted at 2018/01/24 12:24:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | ウニモグ406 | クルマ
2018年01月22日 イイね!

山始め

山始め










本当は正月休み中に行きたかったのですが、遅ればせながらの山始め。



今年もよろしくお願いしますm(_ _)m


一昨年に山を購入した時、最初の木を切る時、去年の正月に続き4回目の日本酒。

イオ・ユンボ・発電機のバッテリーを充電して、あとは薪ストーブ焚いてのんびり





何もせずに帰ってきました(^_^)


今年は、トイレ&シャワールーム・子供広場が目標です。



でわでわ、また
Posted at 2018/01/22 13:52:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 趣味
2018年01月21日 イイね!

もぐドラ2回目&トラブルまとめ

もぐドラ2回目&amp;トラブルまとめ









もぐドラ2回目

朝のエンジン始動の儀式


朝一だけブースターで補助してあげれば、あとは車載バッテリーで再始動できます。
エンジンが暖まるのと、バッテリーが補充電されるからだと思います。

遠近法もあるけど、キャラバン君のタイヤと比べると、いかにウニモグ406のタイヤがデカいか判ります。



前回は川だったので、今回は海

もぐもぐ with 風車

前回走った天竜川の河口です。



で、ここでトラブル発生(^_^;)

今日は4駆&デフロックを試す予定だったので、2駆のまま砂浜へずんずん入っていって、これ以上進めないって所で4駆ギアオン!

・・・あれ!? 全く変化なし(T_T)



4輪ジャッキアップ状態では確かに廻っていたので、意表を突かれた感じ・・・

何とかバックで戻れたので、事なきを得ました(>_<)


意気消沈で帰ってきて、2回目は走行距離12キロで終了




トラブルの原因を考察


195がリアアウトプットギアで、290がフロントアウトプットギア。
255はこの2つのギアをつないでるアイドラーギアであってると思う。

この3つのギアは常時噛み合いなので、2駆であっても走行中は全部回転してる。
走行中に変な音はしてなかったし、ジャッキアップ状態で4駆にした時も変な音はしてなかった・・・
なので、ギアは大丈夫なはず。もしギアが破損して音が出ないほどギア同士が離れていたら、ジャッキアップ状態でも4駆にならないはず。

デフ廻りも同じく異音は無し


つまり、
290 フロントアウトプットギア
288 セレクタースリーブ
285 フロントアウトプットシャフト
306 コンパニオンフランジ
この辺のスプラインが舐めているだけだと思うんです。

もしくはこの先、ドライブシャフトやデフ廻りのスプライン。


ジャッキアップ状態では空転しないけど、実際にトルクが掛かると滑ってしまう・・・

こんな感じだと思います。



で、毎回困るのが部品の入手ですが、この一件とは別に何となく検索していたら、ドイツのebayにウニモグの部品が山ほど出品されているのを発見済み・・・

落札&輸入代行をしてくれるサイトもあったので(^_^)

検索してみると、この辺の部品もよりどりみどり。



フロントアウトプットシャフトは約40ユーロ
送料・手数料込み、2万くらいで入手可能

なので余裕の気分です。



もぐもぐを購入して10ヶ月・・・部品の検索・入手経路など充実してきた感が出てきました。
しかも、正規のワイエンジニアリングやウニモグ系のショップはまだ温存してますし(^_^;)



でわでわ、また
Posted at 2018/01/21 10:20:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ウニモグ406 | クルマ

プロフィール

「生きてます!
死亡説が出てるか知らないけど、生きてます!!
もぐ様も50歳超えましたが元気です!
会社の事情で暇なしですが、色々進んでますので、
も少しお待ちをm(_ _)m」
何シテル?   12/19 20:51
じゃんぼ-189-です。よろしくお願いします。
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