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土星@どいのブログ一覧

2019年06月20日 イイね!

ヒストリックカーミーティングin舟形2019をふり返って…

ヒストリックカーミーティングin舟形2019をふり返って…ノスタルジックカーミーティングinさがえが終わった次の日曜はこちらも毎年恒例。今回ももちろん足を運びました。



























去年同様前日の天候が怪しかったため心配でしたが、幸い雨は降らず気温も涼しく終始和やかな雰囲気で、ゆっくり見る事ができました。





毎回ミニライブや表彰式のステージになってくれているトラックは、前回までのスーパーグレートからプロフィアに代替わり。先代よりメッキ分が増し増しになりました。
以下、今回の個人的ベストを…











ライレー RMF (1953年式)
ミニの姉妹車であるエルフはイベントでそこそこ目にする機会がありましたが、この型は初めて。BMC傘下に入り、他社との姉妹車ばかりになる以前の純粋なライレー車だそうで、低く伸びやかなボディーにフェンダーの曲線美とツートンカラーが、なんとも瀟洒で印象的でした。





シトロエン DS23は昔オールドタイマー誌に投稿されていたイラストで初めて知ったクルマですが、思わず現行車と見紛った程古さを全く感じさせないデザインに衝撃を受けたクルマです。ハイドロサスを完全に下げた姿は着陸した宇宙船のよう。





寒河江に来ていた4代目コロナバンと共に、クーペの2000SLが参加していました。これの1700SLは当時トミカでモデル化もされています。





FFという事もあり、86と比べてイマイチな評価をされがちなイメージのあるAE92トレノですが、ボディーデザインに関して言えば低く長く、若干曲線的になったこちらも中々にカッコいいと思うのです。
父親が昔乗っていたマスターエースを思い出す紺色の内装がいかにも80年代のトヨタらしく泣かせてくれます。





フルノーマルにルーフキャリアといういで立ちが素晴らしい初代パジェロのロング。初代自体は地元に乗っている人がいるらしく稀にすれ違う事がありますが、ロングはまず見かけないので新鮮でした。





毎年恒例AZ-1軍団。



同じく恒例のトンネル。いつ見ても綺麗!





過去と現代のミニマムコミューター。





( ゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?



なんと、写真を貼ったのではなく本当に透明アクリル板で作られたエンジンフードを付けてました。
熱の問題があるので、恐らく展示用だとは思いますが…





そしてエンジンの無いクルマ(笑)





終了後は寒河江で会ったいつものみん友さん達に加え、去年新たに知り合ったレグナムVR-4のえんどみる氏を交えてのプチオフ。久々に会えた事もあって様々な話題で盛り上がり、今年も楽しいイベントになりました。
Posted at 2019/06/20 18:58:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | カーイベント (県内) | クルマ
2019年06月08日 イイね!

ノスタルジックカーミーティング2019inさがえをふり返って…

ノスタルジックカーミーティング2019inさがえをふり返って…今月2日、毎年恒例のこの日がやってきました。令和になってから初という記念すべき今回、どんな1台に出会えるかワクワクしながら行ってきました。




















11時頃現地に到着。会う約束をしていたスタピヨ氏もちょうど到着し、2人で会場へと向かいました。
先に昼食をとる事にしましたが、同じく参加予定のmilk氏に紹介したい店があるというのでまずは会場をざっと眺めたり、ブースでカタログやミニカー漁りをしながら本人の到着を待ちました。





無事milk氏と落ち合い、向かったのは福家そば屋。県内でよくCMが流れているので私もずっと気になっていた店です。一番人気のワンタンメンを注文しましたが、地元酒田のワンタンメンを思い起こすぷりっとした縮れ麺に極薄のワンタンや煮干しベースのあっさりスープに加え、そのスープがあっさりなのに非常に後を引くという不思議な美味しさでした。やはりCM流してるだけあります。

実は店名に意外な由来があり、その証拠となるある物が店内に飾られています。訪れた際は是非確かめてみてください。





腹ごしらえも済んだところで、後から合流したなめこ氏と4人で改めてじっくりと会場を見てまわります。今回のゲストが初代シビックの開発に携わった方という事もあり、ホンダ車が数多く参加していました。





なんと非常に珍しいN600Eが参加。実車を見たのは初めて。N360の排気量拡大版の小型車で、大きな違いはフロントグリルの造形やボンネット中央の盛り上がり。オールドタイマー誌のレア車アルバムによると車体のサイズは一緒らしく、それにより多くがエンジンだけ取られて消えていったとか。





同じく希少な1300クーペが2台も参加。思えばイベントで見かける同年代のホンダ車はだいたい軽かSシリーズばかりで、それ以外はほとんど見かけない気がします。






今回の個人的ベストは4代目コロナバン。通称ブラボーコロナの4代目自体イベントでもあまり見かけた事がありませんが、そのバンタイプは初めて見ました。最廉価の1350というモデルで、なんと未再生車だそう。





ハーフキャップのホイールがたまりません。同じコロナという事で、小さい頃地元を走っていたコロナタクシーもこんなホイールだったのを思い出します。





年々ボロさ (と貫禄) を増しているチェリーFⅡバン。最早走る草ヒロです。こんなになってもちゃんと車検は通るんですね…





シートもかなり破れてきていましたが、中にスポンジと一緒に細い藁のようなものが!! 個人的にシートの中身は早い時期からウレタンスポンジが一般的になったと思っていましたが、当時はこんな例もまだ当たり前だったのでしょうか…?





やっぱり欠かせない小さな相棒。





スカイラインRSカラーなライフ。





来年注目を浴びる事になりそう? (元号的な意味で)





コンバーチブルとは珍しい…と近づいたら逆輸入の北米仕様だった3代目セリカ。





やっぱり萌えるこのクラスのセダン。ブタ目マークⅡは純正のままローダウンした姿が絶妙でした。





2トーンカラーになるとかなり新鮮。





今回もシャトルバス業務お疲れ様でした。





終了後は今日一緒になったみん友さん達とプチオフ。気がついたら18時頃まで話し込んでました…
9日はヒストリックカーミーティングin舟形。こちらもどんな顔ぶれが揃うか楽しみです。




~~余談~~




実は今回嬉しい事がありました。
去年、県内のイベントでよくお会いする知人から愛車に貼るステッカー用のイラスト製作を依頼され、その方の愛車ランサーセレステを擬人化して贈ったのですが、なんとそのイラストを看板にして下さったのです。
毎年県内のイベントのほとんどに参加されている方なので、今後見かける機会が増えると思うとちょっぴり恥ずかしいですね…








Posted at 2019/06/08 21:37:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | カーイベント (県内) | クルマ
2019年05月30日 イイね!

~ロシアより届いた春の歌声~ ВЕСНА(ヴェスナ) 212C-4 レビュー

~ロシアより届いた春の歌声~ ВЕСНА(ヴェスナ) 212C-4 レビューお迎え時にツイッターの方で紹介し、ここでも紹介しようと思っていたら、いつの間にか1年が過ぎてしまいました…

ラジカセ好きなら一度は(?)思う疑問「海外製のラジカセってどんなのがあるの?」。日本で最も名の知れているのは、HipHop界隈で人気の高いアメリカのラソニック。それ以外は…?となるとほとんど知られていないのが現状で、そんな時にとあるブログの記事で出会ったのがこの機種でした。デザインが好みだった上、ロシア製という響きに強く惹かれましたが、お国柄前述の1台以外は国内に出回っていないだろうと思い、でもとりあえずはヤフオクにアラート登録しておき1年が過ぎました。そしてその事も忘れかけていた去年の2月、なんと別の1台が出品されたのです! しかも箱付きの完品で。 …入札者は私以外に無く、そのままお迎えと相成りました。

そんな不思議な縁でやってきたこの子、いざ対面してみると日本とロシアの考え方の違いを随所に感じる機種でした。珍品という事で長くなりますがご了承ください。











元箱。この時点で既にただ者じゃありません。
「магнитофон каццетный стереофоничский (マグニートフォン カセットニー ステレオフォニーチェスキー)」というのは「カセットテープステレオ」という意味。ラジカセとは言いましたが、ラジオ無しのテープレコーダーなのです。
そして愛称の「ВЕСНА(ヴェスナ)」は「春」。冬の長いロシアらしさを感じるネーミングです。



本体と付属品一式。左のコードは外部入出力用のケーブルで、端子はよくある赤白ではなく4ピンの特殊な物。電源コードは出品者の方がサービスでつけてくれました。こちらは汎用品がそのまま使えます。
当然ながら200V仕様なのですが、100Vでも問題なく動きました。電池駆動にも対応しており、単1電池8本で動きます。



無骨さを漂わせつつも均整の取れたデザイン。特にカセット挿入口の窓と位置を揃えて配置された針式のレベルメーターが印象的。ただしプラパーツの質感や加工精度は低いです。前述のブログでは"80年代のソ連市民憧れの…"と紹介されており、当時はこれでも高級品だったのかも知れません。
時期によってマイナーチェンジされていたらしく、ブログで見たのはスピーカー枠が丸い1型。それ以降の型がこれと同じ角張ったスピーカー枠です。色はこの黄色の他白、黒、赤、茶色等複数あり、日本で80年代に流行ったファッションラジカセを彷彿とさせます。



天面の各種スイッチ。カセットを操作するボタンは絵文字表記。ツマミは左から低音/高音調整、左右スピーカーバランス、音量。その上の小さいボタンは左からカセットのノーマル/ハイポジ切替、録音レベル調整の手動/自動切替、ノイズリダクション (ドルビーとは違い、純粋にテープのヒスノイズのみをカットする物)、音場が拡がるステレオワイド、電池残量チェックと、80年代辺りの日本製ラジカセに匹敵する機能が備わっています。




カセット挿入口付近とスピーカー枠のアップ。レベルメーターの下に2つ並んだツマミは録音レベル調整のボリューム。スピーカー枠は一見2ウェイ式に見えるデザインですが、ツイーターに見える部分はダミーで、ただ穴が開いているだけ。左側の方は内蔵マイクがセットされています。



背面。中央には型番及び定格電圧と、日本製に当てはめると"裏蓋を開けないでください"的な注意書きらしき文章が。電源コード接続部上の縦長部分には管ヒューズが入っており、抜くと電源が入らなくなります。なぜこんな所に…?




付属のミュージックテープと生テープ。自国のバンドではなくTHE MOODY BLUESというイングランド出身のロックバンドです。一応、ロシアの大手レーベルから出された物のようでした。試聴用に市販のミュージックテープがそのまま入っているのは珍しいですね。
生テープの方はハーフの材質こそ悪いものの、肝心のテープはそこまで酷い物には見えなかったので使えそう。初のロシア製カセットテープ、どんな音質なのか気になります。




取扱説明書。なんと書いてあるのかさっぱりです。



上記のページをキリル文字変換とGoogle翻訳を駆使して意訳してみたもの。これで機能の全貌が解明できました。GOSTというのはロシア独自の製品規格だそう。



末尾の保証書らしきページ。スタンプされた年月日から、1991年の11月頃に製造されたものと判明。この子はソ連崩壊の直前に生まれたようです。
日本ではバブルラジカセが幅を利かせていたこの頃。両者の差を思うと感じるものがあります。

入手当時、油切れなのかメカの動きが渋くなっており分解したのですが、他所有の日本製ラジカセとは一線を画す構造になっていました。




驚いたのが各部へのアクセスのしやすさ。ボディーは中央を境に3つに分かれ、スピーカー以外の基板やメカは全てこの中央にまとめて付けられています。更に基板間の配線は全てコネクター接続のため、目当ての箇所のみを簡単に取り外す事ができます。他所有の機種は基盤が入り組んだ配置になっていたり、配線がはんだ付けで接続されている事が少なくないのでとても助かりましたね。
ただし、ネジは全てマイナス頭。電子部品も内製なのか、見た事のない形状の物ばかりでした。



スピーカーを拝見。まるでヘッドホンのスピーカーをそのまま大きくしたような、スパイラル形状のエッジです。奥行きも小さめ。




注油後は調子が戻ったカセットメカ。こちらも他所有の機種と比べるとありえないほどシンプル。それでいてヘッド周りや回転機構部はしっかりした作りになっており、質実剛健さを伺わせます。オートリバース式ではないのにフライホイールが2つありますが、片方はメカの振動を打ち消し、回転ムラを抑えるためだけの物。さらに速度調整可能なDCサーボモーター、電磁式のフルオートストップ機構
(ただし反応がかなり鈍い) と、何気に高級なメカニズム。




この異常なほどの整備性の良さに加えて、なんとカセットメカの分解図と回路図まで付属。(当然全てキリル文字ですが…) とどめに、前述した背面の注意書きらしき文章を翻訳して出てきたのが"分解する際は必ず電源コードを抜いてください"

同クラスで比較した場合、基板の配置もメカの構造も複雑で自己修理が難しくなりがちな日本製に対し、最初からオーナー自らが修理する事を前提にして設計されているこの機種。日本とロシアの考え方の違いを強く感じましたね。



という事で使えるようになったのでテープをかけてみましたが、再生中スピーカーから常に「ブー」というノイズが発生。後になって一部電解コンデンサーの不良や、断線しているトランジスターが見つかった為それらを交換したところ、完全には消えませんでしたが小さくなりました。

音質は高音が非常に透き通った感じで響く独特な物。その反面低音は調整ツマミを最大近くにしてもあまり効かないため、低音成分の多い曲は苦手。スピーカーの構造のせいなのでしょうか? レベルメーターの振れ方もゆっくりで、賑やかめな曲だと針が追いつかなくなる事もしばしば。逆に健気さを感じて可愛くもありますが。
前述の高音寄りの音質のおかげで、ボーカル曲やトランペット主体のジャズが特に冴え、ステレオワイドをONにする事で曲によってはより表現力が上がります。そして海外製だけあり、日本語の歌をかけると雰囲気が違って聴こえますね。

まさか、コレクション初の海外製ラジカセがロシアになるとは思いませんでした。名前に違わず、まさに春風のごとく爽やかな歌声と音色を聞かせるこの子、これからも大切にしていきたいです。





実は後日談があり、お迎えした次の月に知人からいらなくなったレコードを数枚頂いたのですが、その中にソ連時代に製作されたアニメ映画のサントラ盤が混ざっていました。まさか、君が引き寄せたの…?(笑)




~~余談~~


入れ替わりに手放したシャープQT-77。地元のリサイクルショップで見つけてから約9年間所有。デザインがお気に入りでした。今は別のオーナーの下で元気にしている事でしょう。
サンヨーがU4"ユーフォ―"で一世を風靡していた頃、シャープはQT"キューティー"で対抗していたのです。



そして、去年9月に電源回路のトラブルを起こし入院中だった、同じくシャープの電子の歌姫…もといキーボード付きラジカセ「メロディーサーチャー」も、今年初めに無事退院。昔憧れてお迎えした機種なので、直って良かったです。

すっかり暖かくなり、冬場の寒さでまともに動かせなかったラジカセ達もようやく楽しめるようになりました。だいぶご無沙汰してしまっているテープ作りも進めていかないと…





Posted at 2019/05/30 20:33:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2019年05月01日 イイね!

平成最後の喜至楼宿泊

平成最後の喜至楼宿泊ついに平成が終わり、令和の時代が始まりましたね。これまでにも増して良い時代になってくれる事を切に願うばかりです。

そんな私は平成が終わろうとしていた今月26日、県内の最上町は瀬見温泉にある、あの銀山温泉を超える県内最古の築年数を誇る旅館、喜至楼に宿泊してきました。

私が初めてここを訪れたのは小5~6年の頃。その時は日帰り入浴でしたが、子供心にその佇まいと、ほとんど昔のままの内装に衝撃を受けたものでした。それから月日は流れ、6年前をきっかけに以降3回も泊まりに行き、その度にこの宿の魅力を深く知る事となったのです。

歴史的な瞬間を前にした今回、特別な想いを胸に再びここを訪れました。









当日の現地は雨模様。過去3回とも天気に恵まれただけに少し残念でしたね。





ともあれまずは昼食。温泉街の入口にある「やまや食堂」にて頂きました。ここも昔から続いているだけあって、ノスタルジックな店内に癒されます。今回は親子丼を頂きましたが、甘みの強いタレがなんとも美味でした。こごみのクルミ和えなどをサービスしてくれたのも嬉しかったです。



見えてきました。



その威容を前にした瞬間、心は現実から解き放たれる。



間もなく5つ目の時代を迎えようとしている、明治元年(1868年)建築の本館。その空気を感じたいがために、今回の宿泊を決めたのです。

名前と造りから元遊郭のように見えますが、これは創業者の上嶋喜四郎の当て字が由来で、当初から純粋な旅館です。
それにしても「喜」びに「至」る「楼」閣とは、なんと粋でこの威容に相応しい言葉であろうか。



向かって右が先程の本館及び大正時代に建てられた大浴場/本館客室棟、中央が厨房のある棟で、左が別館。時代と共に建て増しを繰り返した建物でもあります。




昭和30年代に建築された別館が、喜至楼で最も新しい建物。いつかデボネアをお迎えした暁には、この玄関前で当時の広告っぽく写真を撮ってみたいもの。その時まで健在であってほしい建物の一つです。



フロントでチェックインを済ませます。2食付きで頼んだおととしの前回を除き、今回も朝食のみのプランで予約しました。夕食こそ持ち込みの自炊になりますが、歴史ある本館の部屋が充てられる上に一人1泊なら¥5000以内で泊まれる個人的におすすめのプランです。

今回、本館の大掃除がまだ終わっていないそうで別館への宿泊になる予定でした
が、ちょうど使える部屋が1つあるとの事で、無事本館の部屋に落ち着きました。

おや? カウンターの左側にあるのは…





なんと私の描いたイラストでした! これまでの宿泊で受けた感銘から製作に至り、前回寄贈した物ですが、まさかこんな目立つ場所に飾ってくださるとは… とても嬉しいですが、ちょっぴり恥ずかしいですね。
ここに描いたキャラクター達のモデルは、館内のどこかにいます。宿泊する機会がありましたら、是非探してみてくださいね。




さてお部屋へ。前回と同じ角部屋でした。個人的に、窓が多く見晴らしが良い角部屋は本館で最もおすすめです。
鯉の彫り物があしらわれた飾り窓が目を引きますが、コレには凄い秘密が…
因みに、前述の理由で本館が貸切状態なので他の部屋も覗いてみましたが、飾り窓があるのはこの部屋だけでした。



行く途中で買った夕食を済ませ、喜至楼が誇るローマ式千人風呂へ。ここが造られた大正年間、ローマ風呂は大浴場の様式の一つとして流行っていたようです。所々剥がれ落ちたタイルにも、歴史の重みをひしひしと感じます…
天気のせいかお湯は濁っていましたが、今回もいい湯加減でした。



壁面にタイルで描かれたローマ人(?)の男女。前述のイラストに描いたキャラクターのモデルの1つです。恐らく千人風呂の完成と同時に描かれたと思われ、それから2人が過ごしてきた年月を考えるとつい見入ってしまいますね…

真夜中、風呂場に明かりが灯り、湯船に2つの人影が見えたなら、それはきっとこの2人でしょう……なんて。そう思いたくなるほどの空間です。






足元を流れる最上小国川のせせらぎと、向かいを走る陸羽東線から時折聞こえてくる列車の音に耳を澄ませつつ、次の日の朝を迎えました。



もう一つの大浴場、オランダ風呂にて朝風呂。こちらの名前の由来はHPの記載によると、竣工当初周囲に高い建物がなく見晴らしが良かった事が、ヨーロッパによくある温泉の形式に似ていた為に先代が名付けたそう。今は何も見えませんが、静かで落ち着いた雰囲気のお風呂です。



今回の朝食は、鮎の開きの塩焼きと湯豆腐がついてちょっと豪華でした。



いよいよお別れの時。天気だけが残念でしたが、今回も素敵な2日間を満喫できました。いつかまた、泊まる機会ができるといいです。

<その他館内の写真はフォトアルバムにて>


令和の時代を迎えてもなお、この旅館がその歴史的価値と共に、私も含めちょっとだけ現実から離れたくなった人達の癒しの場であり続ける事を願って。






~~寄り道と余談~~




愛車紹介のプレオの写真を撮った中山平温泉駅前のC58 356号に再び会いに行ってきましたが、何やら柵で囲われていました。あの時と比べ手入れもされていない様子を見るに、まさか解体されてしまうのでは… 陸羽東線ゆかりの機関車だけあり、これが修繕のための措置である事を願わずにはいられません。



今回、偶然場所を知った堺田駅前の分水嶺。天気さえ良ければじっくり見られたのですが…



去年8月の豪雨で被害を受けた、川の駅 ヤナ茶屋もがみにある吊り橋は撤去されていました。ヤナ場と共にここのシンボルなので復旧が待たれます。ここの近くだけあってあの時は瀬見温泉の事も非常に心配でしたが、何事も無かったのでホッとしています。





帰り道の昼食は、前回の行きで初めて立ち寄った芭蕉ドライブインにて。バイパスドライブインには負けますが、こちらも昭和のドライブインの佇まいを色濃く残す物件です。玄関に置かれたピカデリーサーカスも健在でした。



今回は豚骨ラーメンを注文。もっちりした縮れ麺にややあっさり目のスープがよく絡む、癖のない美味しさでした。



ここの昔の写真が2枚飾られており、1枚目は創業当時の建物ですが…



現在の建物に変わった2枚目のこの写真!! 嗚呼、この風景を再現してみたい……!という事で、いつかデボネa(略)



中山平温泉駅へと向かう途中、なんと現役の日産 クリッパーに遭遇! 県内で見たのは初めてです。
キャブオールの姉妹車となった3代目で、先代から引き継いだプロペラグリルが特徴。この代で最後になりましたが、後にミニキャブ-キャリイ/エブリイのOEMで復活したのはご存知の通り。個人的には、オプション扱いでもいいのでプロペラグリルを用意してほしかったです。
関連情報URL : http://www.kishirou.com/
Posted at 2019/05/01 13:07:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2019年04月09日 イイね!

愛車と出会って3年!

愛車と出会って3年!今日で愛車と出会って3年。
お迎え以来毎日の通勤、買い物の足、たまの遠出と大きな事故や故障もなく、無事最初の車検を終える事ができました。これからも気をつけて付き合い続けていきたいですね。

あとは今年に入ってついてしまったフロントガラスの飛び石傷が、修理するまでに増えたりしないよう願いつつ…


 
■この1年でこんなパーツを付けました!

リアスピーカー設置 (Clarion CS200)


■この1年でこんな整備をしました!

初回車検
小キズのタッチアップ補修



>>愛車プロフィールはこちら
Posted at 2019/04/09 20:33:10 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「@頭でっかち さん この鉄道の場合、沿線の道路が整備された事に伴う自動車の台頭が廃線の原因でした。そう遠くない将来、ガソリン車も蒸気機関車のような存在になっていくのでしょうか…? まだまだ課題は多いし、他の選択肢もあるわけなのでどうなっていくのかはわかりませんが…」
何シテル?   06/30 00:16
アルトとデボネアに乗っています Twitter:< https://twitter.com/debo6486 >
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スマートキー車のエンジンを切ってもオーディオオフにしない方法 
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スズキ アルト スズキ アルト
出た当初からデザインに一目ぼれしましたが、色とメガネの組み合わせで大好きなアニメの大好き ...
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惚れてから約20年、運命的な出会いを経てやってきました。これからも気をつけて付き合ってい ...
日産 パルサーセダン 日産 パルサーセダン
人生初のマイカー。 当時日産クルーに乗るつもりでいましたが、親に反対されたため、知り合い ...
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