一昨年はホーチミン、
昨年はハノイ・ハロン湾と2年続けてベトナムへ行きましたが、今年はガラッと趣を変えて西の方へ
・・・トルコへ行ってきました♪
ハイシーズンのお盆の時期ですがネットで全て手配の個人旅行です。旅行代理店のパック旅行と比べるとオプション満載でもほぼ半額で済みました(^^)v
その7日間の記録を写真を整理しながら旅の記念に綴っていきたいと思います。
写真はクリックで大きくなります。
腕が稚拙でその雄大さはあまり伝わりませんがお楽しみいただけたらと思います。
8月5日の夕刻、
羽田から伊丹へ、その後関空へ移動しましたが、
嬉しいことに伊丹~関空間のリムジンバスは空港の会社統合の記念
キャンペーンでなんとタダ!
予算の乏しい旅ではこれはラッキーでした♪
関空のトルコ航空のカウンターでチェックインして
ANAラウンジにて関西風の味付けの馬鹿ウマなお稲荷さんを頂きました。
関空のラウンジ使用は初めてでした。
成田にはうどんのサービスがあるので本場の”けつねうどん”を楽しみにしてました(笑)
が関空は思いの他質素でした。
そして初のトルコ航空へ搭乗、
こんなCAがサービスしてくれます。
写真は安全のしおりの表紙ですが、実際二人に一人はこんな感じでした!
22時30分に関空を発って
イスタンブールのアタチュルク国際空港着は現地時間朝の7時前、まだ夜が明けてません。

日本との時差はサマータイムですが6時間あります。
機中であまり良く眠れなかったので頭と身体はボォーッとしてます。
トルコ航空のラウンジでスープと軽食を食べ国内線へ乗り換えカイセリ空港着が8時30分、
そこからホテルまでシャトルバスで約1時間強、
ギョレメ村のホテル着が10時過ぎと結構長~い道のりで疲れました。
しかし、車がカッパドキアへ近づくにつれて

奇岩が目に飛び込んできますと今まで見たことがない景色にテンションが上がります。
カッパドキアはトルコ中部の観光地で、
標高1000~1200mの高原地帯で奇岩で有名な世界遺産の一つです。
数億年前のエルジェス火山の噴火で堆積した火山灰と溶岩の硬さの異なる地層が、
長い年月、風雨に浸食されて出来たそうです。
その岩山を利用した洞窟ホテルが沢山ありますが、
今回、ギョレメの一番高いところに位置する
トラベラーズ・ケイブホテル を取りました。
おバカは高いところが好きなのです♪
レセプションは一番頂上にあり見晴らしは抜群です。
日除けのテントの見えるところがそのフロアーでそこにダイニングもあります。
部屋も岩山をくりぬいて作ってありなかなか素敵です。

ジャグジーも付いてました。
冬は雪も降るそうですから暖炉なんかもあります。
僕の部屋はフロントから5階位下の方でした。
もちろんエレベーターやエスカレーターはありません。
運動不足の身体にはイイ運動です(^^;
チェックインは11時半過ぎとの事で、
それまでホテルのダイニングで朝飯を食えと勧められました。
宿泊料金は朝食付きですが、それは明日からなのでコノもてなしは嬉しい♪。
っで、作ってくれたのがこのクレープ。

素朴な味でしたが香ばしくてとにかく馬鹿ウマでした。
ピーナッツソースと蜂蜜をつけて僕は干しアンズをトッピングしました。
これの他に数種類のオリーブ漬やサラダとチーズにネクタリンとスイカも頂きましたが、
トルコでの食事でこのクレープが一番印象に残っています。
チェックインまでにオプションツアーを検討しました。
せっかく来たからにはイロイロ観て回りたい好奇心旺盛なオッサンです。
初日はギョレメ近郊を観て回る通称
レッドツアー(一人75TL約3,500円)と
夕陽が素晴らしいという
ローズバレーツアー(15TL約700円)を、
翌日は気球に乗って空からカッパドキアを楽しむ
バルーンツアー(120€約12,000円)と、
カッパドキア南部を回る
グリーンツアー(90TL約4200円)と
セマと伝統的なダンスにベリーダンスが楽しめる
ターキッシュナイト・ディナー(60TL約2,800円)
を組み込みました!
2日間で5本のオプションと超欲張り日程にしましたが、コレが後々大変なことに・・・
レッドツアーは時間の都合で出発した後でしたが、
同じ金額で車をチャーター出来るとの事でそのコースを12時から観て回りました。

こちらのオプションツアーは大抵ランチと名所の入場料も込みでかなり良心的ですが、
個人チャーターですとその約2、000円分は含まれませんので少し割高になります。
しかし、自分のペースで回れますし、時間に限りがある弾丸組には便利です。
まずは洞窟住居跡の
チャウシン地区へ、1950年代までは人が住んでいたそうです。

ここで初めて小高い丘に登った訳ですが即ヘロヘロです(汗)
パシャバー地区はきのこ岩で有名な所です。
きのこ岩は日本人からの呼称で現地では「ペリバジャ(妖精の煙突)」とか言われているそうですが。
きのこ岩は思っていた以上にデカイです。 4、5階建てのビル位はあります。
ここでも小高い丘の上を目指して登ります。
パシャバー地区一帯が見渡せます。
その後、
らくだ岩や
三姉妹の岩へ、
これ↓上から撮っているので大きさがイマイチわかりませんがデカイです!
上のきのこ岩の倍くらいはあります。

この下に妖精が住んで居たとか?僕にはシメジにしか見えませんでしたが・・・
そして
ギョレメ野外博物館で洞窟の中の教会などを観て回り、

(ここでの写真があまりなく適当なのは混雑と、暑さでグッタリお疲れモードだったせいです)
ギョレメパノラマへ

ギョレメ渓谷を一望できます。
遠くにローズバレーも見えます。
少し離れたところにある
ウチヒサル城は「尖った砦」と言う意味だそうですが
こんな城が何箇所かありますが、この辺で一番高い城塞だということです。
大昔のヒッタイト時代(BC17~12世紀)からあるそうな…

コレもとりあえず登ります、息が上がりますがだいぶ慣れてきました(笑)
上の写真に小さく写っている山のテッペンの棒が↓です。
ここのテッペンからの眺めは360度のパノラマで苦労して登った甲斐がありました。
しかし安全対策の柵などあません。
トルコ人の親子が頂上付近にいましたが
5,6歳の子供が平気で走り回ってて見ていてヒヤヒヤしました。

日本では考えられないですね!?
オプションツアーではお決まりのお土産物屋へも立ち寄りました。
今回は
アヴェノスの陶器工房です。工房も岩山を掘った地下を利用しています。
飾ってあるイスラミックな絵柄のお皿が綺麗でした。
案内が付き説明してくれます。
足で回すロクロで実演を見せられてチャイなども供され結局はきれいな陶器の並ぶ売場へ・・・

買うつもりは無かったのでしたがツアーでなく個人チャーターでしたのでマンツーマンです。
結局ディフェンスできずに2枚ほどお皿と鍋敷きを買いました
こんな内容の所用時間約6時間かかるところを4時間強で回った慌ただしいレッドツアーでしたが、
その感想はとにかく
『岩』 につきるでした。(爆)
その後、一旦ホテルへ戻り
すぐにカッパドキアのサンセットを眺める
ローズバレーツアーに参加しました。
っで、きれいな夕陽を観ましたが同時に地獄も見たのでした(滝汗)
その2へ続きます・・・