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2025年03月23日 イイね!

PC-9821Ceのサウンドサブボードをセラミックコンデンサ化

これまでもPC-9821Ceのサウンドサブボードを修理してきましたが、今度はすべてセラミックコンデンサに交換していこうと思います。





p2283.jpg



何度も見たサブボード。コンデンサの数が半端なく多い・・



かなり密集しています。



容量そのままの物が手に入らなかったので今回は以下のように取り付けました。



一部容量の足りないものは2~3個並列に並べて取り付けています。

















電解コンデンサ容量μF電圧Vセラミックコンデンサ容量μF電圧V
47164716
4.7251025
3325並列×22225
4725並列×32225
10162216




p2284.jpg



私の耳では音質まで大丈夫かどうかはわかりませんが、問題なくFM音源が鳴っています。


Posted at 2025/03/23 23:29:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコン | 日記
2025年02月03日 イイね!

PC-9821Ceのマザーボードをセラミックコンデンサ化

新しく入手したPC-9821Ceもコンデンサを交換していくのですが、今回はセラミックコンデンサに置き換えてみました。(一部個体コンデンサあり)

個体コンデンサ化した時は、サイズが大きく干渉しないように配置にかなり気を使いましたがセラミックは逆に小型なためそこは心配なさそうです。
交換前の画像を撮り忘れたので、交換前の画像はモデルS1のものです。

p1801.jpgp2282.jpg

交換前の状態 → 交換後の状態











電解コンデンサ静電容量電圧セラミックコンデンサ静電容量電圧
2.2μF 50V10μF 50V
47μF 16V47μF 16V
33μF 25V22μF 25Vを2個並列
10μF 25V10μF 35V
4.7μF 25V10μF 25V
10μF 16V22μF 16V







電解コンデンサ静電容量電圧個体コンデンサ静電容量電圧
100μF 25V180μF 25V
220μF 16V220μF 16V



丁度いいものが見つからず容量や電圧がいくつか変更されていますが、問題なく動きました。
しばらく動かしても大丈夫なようです。
Posted at 2025/02/03 19:27:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコン | 日記
2025年01月05日 イイね!

起動しないPC9821Ceのマザーボード修理

PC-9821Ceの予備としてジャンク品をいくつか集めているのですが、その中でうまく起動しないマザーボードの修理をしました。

症状としては組み直すごとに

・電源投入後ピポ音がせず起動しない(何かにアクセスできないかエラーのためメモリチェックまで進まない)
・ピポ音がしてもその後赤い文字で「GRAPHICS VIDEO RAM ERROR」が表示されて止まる
・DOS起動画面まで進んでも、VRAMにアクセスするタイミングでハング

という状態でした。
組み直すとまれにちゃんと起動する時もあるので、完全にVRAMがやられたとかそういう事ではなさそうです。

p2278.jpgp2279.jpg

あと、手前から2つ目のVRAMチップを上から押さえながら起動すると(危険)正常に起動すると言う事からVRAMチップ辺りが怪しく接触が悪い?というところまではわかっていました。

どうしたものかと、Xで色々と情報を発信しているWIDENET様(@WIDENET_SCLib)に、失礼かと思いながらも質問させていただきました。ありがとうございました。

症状からしてはんだクラックが疑われる事、過去の事例としてネジ止めやスペーサーの周りのチップの足浮きの例があるとの事を教えていただきました。

まずは教えていただいたようにVRAMチップを再はんだし直し。

念のため4つあるチップ全てをやり直しました。

起動チェック。


症状変わらず・・VRAMでは無いようです。

次はVRAMの近くにあるICチップ。


こちらはVRAMに比べると足も細く、慎重にやる必要があります。

足どうしがはんだでショートするはんだブリッジにならないように注意しながらやります・・


p2281.jpg

組み直して起動。

問題なく起動しました。

何度か組み直したり、VRAMチップを押してみてもエラーなども出ず安定して起動します。

このICの足がマザーボードのたわみ等が原因で足のはんだが外れ浮いてしまっていたようです。

コンデンサ交換の分解作業時にやってしまったのかもしれないですね。

とりあえず、調子の悪かったマザーボードがまた1枚修理できました。

Posted at 2025/02/03 19:31:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコン | 日記
2024年11月02日 イイね!

Envy x360 のバッテリー交換

Envy x360 がスリープに入る時にうまくいかず、PCが高温になった状態のままフリーズする事がたまにあったのですが、それが原因かわかりませんがバッテリーがダメになってしまったようです。


p2235.jpg

状態としては、放電したバッテリーの充電を始めても30%くらいから一気に100%になったり、放電中は90%くらいから一気に0%になって
電源が落ちたり。

おそらくバッテリーセルの一部が壊れて充電バランスが崩れてる感じですね。

満充電に近いセルと完全放電に近いセルがあると、どれかのセルが0%になったり100%になったりするとそこで充電、放電が止まってしまいます。

ということで、バッテリー交換します。


p2242.jpg

型番はHP ENVY x360 15-ds0002AU なので
HP ENVY x360 15-ds0000 交換用互換バッテリーを購入しました。


p2236.jpg

1本だけ特殊なネジが使われていました。


p2237.jpg
p2238.jpg

残りはゴムのシールの下に普通のネジが7本。


p2239.jpg

ディスプレイとの接続のヒンジの所に隙間があるのでここに指をかけて裏蓋を剥がします。


p2240.jpg

コンパクトにパーツが収まっていますね。

とても良くできていると思います。


p2241.jpg
p2243.jpg

バッテリーがネジで止めてありますね。

1つ膨らんでます。このセルがダメになったんですね。

交換して蓋を閉めて終了です。


満充電して残り時間8時間40分との表示。

放電をはじめて4時間ほど経ち、残り50%で残り時間4時間30分という状態です。
Posted at 2024/11/02 15:53:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコン | 日記
2024年01月08日 イイね!

Roland CM-500 のメイン基板までを分解。

ミュージ郎500というDTMセットに入っていたMIDI音源、CM-500。

初期の頃MIDI音源というと、ローランド初のフルデジタル音源であるLA音源でしょうか。

たしかミュージくんというDTMのセットで、電気屋でデモを流しているのをずっと眺めていました。

ずっと欲しいと思っていたのですが、さすがに高くて買えなかったんですよね。

ミュージ郎500が出るころには何とか買えるようになって購入しました。


音源の話に戻りますが、後期には規格を統一しようとメーカーの枠を超えたGM規格が出てきます。

しかし規格の内容が貧弱だったため、それを発展させたローランドの社内規格であるGS音源、ヤマハの社内規格であるXG音源と別れてしまいます。

ゲームではGS音源対応の物が多かったと思います。ゲーム目的ならRolandを選ぶ方が良かったのではないかと思っています。


p1944.jpg

このCM-500はその過渡期の製品でLA音源とGS音源に対応しており、4つのモードを持っています。

・モードA CM-300+CM-32L(GS/LA音源)
・モードB CM-64(PCM部をGSでエミュレート)
・モードC CM-300(GS音源)
・モードD CM-500(GS/LA音源)

上記を見ると、モードAかモードDにしておけば良いのでは?と思ってしまいますが、音色の番号とかが変わってしまうためLA音源用のMIDIデータを演奏するにはモードB、GS音源用のMIDIデータを演奏するにはモードCを設定する必要があります。

モードAやモードDで演奏データを作った場合はもちろんそのモードでLA音源、GS音源を使用できますがそういった演奏データはほとんど無かったように思います。

購入してから何十年経ち2024年の今現在、問題なく使えています。

高い製品でしたが、この耐久性は凄いですね。


しかしさすがにコンデンサの抜け、液漏れの話をぼちぼち目にするようになりました。

やはりコンデンサは交換しておいた方が良いだろうな・・と重い腰を上げまずは分解してみました。


p1945.jpg

裏面のネジを外すだけで簡単に外装が外れます。


p1946.jpg

シールドがありますがこれもネジを外すだけで簡単に外れます。

インチネジとミリネジが混在しているので、どこにどのネジが使われていたか記録しておく方が良いです。

基本的には樹脂に固定されているのがインチネジ、金属に固定されているのがミリネジになります。


今回はメイン基板までバラしていきます。

外装のホワイトニングをするにはもっといろいろとバラしていく必要があり、特にボリューム部分の固定が特殊です。

そこはまた次回見ていきます。


p1947.jpg p1948.jpg


シールドを外すとこんな感じ。電源ボタンが長いですね・・。

メイン基板の上にサブ基盤が接続されていて、大きめのコンデンサが結構ギリギリな感じで実装されていました。

交換する際にはサイズにも注意した方が良さそうです。


p1949.jpgp1950.jpg

真っすぐ上に引き上げるだけで外せそう。樹脂が弱くなっていると思うので慎重に隙間を広げて外していきます。


p1951.jpg

無事外せました。サブ基盤にはコンデンサは無し。

メイン基板だけ交換すれば良さそうですね。


p1952.jpgp1953.jpg

電源ボタンもまっすぐ引き抜くだけでOKです。

p1954.jpgp1955.jpgp1956.jpg

3つのコネクタが接続されているので、それもまっすぐ引き抜いて外していきます。


p1957.jpg

MIDI端子は特殊なナットで固定されていたのでレンチを使用。組立時に締めるときのトルクは気を付けないとネジ山をダメにしてしまいそう。

指で締められるくらいの軽さで十分です。


p1958.jpg

外側からもネジで固定してあります。

MIDI端子の部分も、音声ジャックの端子部分もしっかりと何本もネジ止めしてあり耐久性がしっかりしている印象です。


p1959.jpg

モード切替のダイヤルも引き抜くだけ。ワッシャーがあるので無くさないように・・


p1960.jpg

手前側を上に持ち上げつつ、手前に引き出すとメイン基板が外れます。


p1961.jpg

赤丸がミリネジが使われている部分になります。

以上でメイン基板が外せました。
Posted at 2024/01/08 01:10:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコン | 日記

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「PC-9821Ceのサウンドサブボードをセラミックコンデンサ化 http://cvw.jp/b/2817893/48329847/
何シテル?   03/23 23:29
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