ヘッドライト クリアコーティング

ヘッドライトのカバーが経年劣化してザクザクなって来ました。やや黄ばみもみられ、実車齢以上に高齢車に見えてしまいますのでこれを再生しました。
工程概要は
①ペーパーで表面をならす
②コーティング剤を塗布する
です。

私が買ったのはこの薬剤のみのモノ。

必要なモノが全部セットになったスターターキットみたいなものも販売されており、内容物はたしか1000番、3000番の耐水ペーパースポンジパッドと薬剤2袋、手袋、マスキングテープ、説明書かな？
ただ、これは4,000円以上します。
（脇役の方がやけに高い様だが……）

先ずは、フロントバンパーを外しておきます。外さなくても良いのですが、私は後で電動ポリッシャー使うので外しておきました。
フェンダーの方はテープで養生しておきます。
手磨きのみの場合でも養生は必須です。

YouTubeでは1000番より荒い番手からやった方が良かったと感想述べられてましたので私は800番からスタート。
ただ、私のは劣化の状態も最悪ではなかったので手間と仕上がり考えると結果的に1000番スタートで問題なかったみたいです。

荒れた所を研いでいると、写真の様に黄色い汁が垂れてきます…
この汁が白くなる迄1000番を続けます。

初め、荒れたとこだけ磨いてそれ程酷くなかった下半分はペーパー掛けませんでした。
が、見た目良くても実際は結構荒れており、仕上がりが不均衡になりそうだったので結局全部磨き直しました。
（画像　左はまだ黄色い汁→白い汁へ）

上　1000番のペーパー掛け終わったところ
下　5000番？相当のピカールが終わったところ

1000番の次の3000番のストックが無かったのでホームセンターに買いに行ったのですが、何と扱ってないようでした（次は4000番に飛んでしまってる）。DCMより品揃えあるカインズなら有るかも？

仕方ないので手持ちの道具だと、99工房のコンパウンド細目　の粒度が3000番付近らしいので、これをポリッシャーで磨く。

本来やらなくても良いようだけど、更にピカールをポリッシャー掛け。
なんだか充分綺麗になってきたような…

コイツは例のプロスタッフさんのダブルアクション格安ポリッシャーです。
30年程前に買ったものの殆ど活躍せず惰眠貪らせていましたが、これまた例の改造により転生して完全復活！
今では磨き工程の主力として活躍中。

研磨終えたら、中性洗剤でよーく洗ってから乾燥。更に脱脂。

ここでやっと薬剤の登場です。
小袋開封するとウエットティッシュのようなモノが入ってます。
なんだか直接指につけるとヤバそうなのでぴったりフィットの手袋で防護しました。
この薬剤がウレタンクリアーのようなものを染み込ませた感じでこれをライトカバー表面に撫でるように塗布していきます。
この、『撫でるように』が大事です。強く押し付けたりするとムラになりやすく良くないです。
更に筆のように縦、横と何回もなぞったり往復したりしないで基本は一回サーーーっと撫でます。
塗り残しは無い様に注意。

一度塗って（左右）15分程置いたら2回目を同じ様に塗布します。だから一回の施工に2袋が必要です。

すると細かい傷が全部埋まって綺麗に黄泉返りました！
目が濁ってると不健康に見えますが、キラキラ目が復活です。これはコスパ最高ですね！

暫く耐久性を見ていきます。

此方が、BEFORE / AFTER の比較です。
なんか違いがすごくないですか？