
ドムⅢ製作記も5回目になりますね。ずいぶん手間を掛けること…。
前回は、

肩スラスターパーツの改修まででした。
さて、今回はジオンマーズ機体の最大の特徴である、地上用ホバーユニットを造っていきます。

特徴的なホバーユニットは、

このドワッジの一体成形パーツにあります。
ホバーユニットを製作するにあたって考えついた方法は以下の通り。
① ドワッジが勿体ないので、型抜きして"レジン"でベースを作る。
② ドワッジを寸法取りして、プラ板+パテでスクラッチ。
③ ホバースラスターだけ切り出して、ドワッジに極力ダメージを与えず、残りはプラ板+パテのセミスクラッチ。
①のレジン型取りは、型取った後の加工に自信がなかったので、不採用。
②は採寸はしたんですが、プラ板で上手く箱組ができずイラッとしたので断念(笑)
③結局、スラスター部は流用しようとドワッジを切り出しますが…なかなか良いラインで切り出しができずに、

一体成形の腰上を切り離し、

このラインでスラスター部を切断しようと四苦八苦。。
焦りから、余計な箇所までクラックが入り…
ボディ側がバラバラになってしまいました。なんということでしょう。貴重なドワッジ改が使い物にならなくなりました…
あとは開き直るしかありませんな。
で、

こういうイメージで進めてます。
切り出したパーツをベースに、プラ板を張ってユニットを箱型にします。


ホバーユニットを可動できるように、ドライセンのバックパックに付いている回転ヒンジの受けとして"ポリキャップ"を仕込みます。

このままではポリキャップを固定できませんから、

ユニットの水平位置などを確認して仮止めし、

ポリパテを充填してポリキャップを埋め込みます。

最近はプラ板を型枠の様に使ったりします。
本当はプラ板のみで箱組できると、重量的にも軽くできるのですが、ホバーユニットの面出しは結構難しいので、パテのように盛れたり削ったりできる素材が今はありがたいです。

画像のように成形できるまでは、パテを盛って削ってを4回ほど重ねています。ポリパテは気泡も良く入るので、修正作業はとても時間が掛かります。
でも、少しずつ型が出来ていくのは達成感があります。
あとは、ディテールを追加してユニットっぽくします。


ドライセンのバックパックに取り付けて、可動チェック。
クリアランスも問題なく取れました。パテ盛りパーツなのでやや重いのですが、ポリキャップも適度な保持力で可動をフォローしてくれています。
その他は、

各部のディテールを造り込みまして、情報量を追加します。

陸戦機ならではの"エアインテーク"を随所に追加しました。スポットスラスターも追加してます。

ドム系の足は一番の見せ場なので、ディテールは入れすぎず、面が大きくなりすぎない点に注意して進めます。

ディテール工作まで完了しましたので、
一旦サフを吹いてパテ部の歪みなどを見てみます。ヒケやら面出しの不良があれば、乾燥後に修正を入れます。
今回はメインの工作を完了できました。まだまだ修正が必要ですが、ゴールが見えてきました。
11月中には完成できそうですね。
それでは。
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ガンプラ | 日記
Posted at
2019/11/04 13:24:48