車検準備-BキャリパーOH&パッド交換
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早いもので2年毎の車検が近づいて来ましたので整備行います。
日頃、予防整備や故障修理を行っていますので、車検整備で行うのは灯火類の点検、LLCとBフルードの交換だけです。
しかし今回は20万kmを超えましたので、BキャリパーのOHとプラグ交換(タペットカバーのオイル漏れ修理と合わせて。)を実施しようと計画。
今日はブレーキの整備です。
写真はOH後取付けたフロントBキャリパーです。
私の'00y C240のBキャリパーはAte製です。
フロントはフローティング式、リアは対向2ポッド式、パーキングBは流石のDrum in Disc式です。
このAteキャリパーは、20年以上前に乗ってたAlfa156にも同じ物が装着されていました。ピストン径も大きく良く効きます。
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パッドは10年近く前に入手していた物です。
F:EBC Ultimax (UK製)
R:Ate 純正相当品
Bフルード 何処かのDOT4.2
写真無いですがBホース4本
10年位前、流石のクルマ好きもW202を降りる方たちが多く、手持ちパーツを安くオクで売ってました。
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パッドの表裏ですがどちらも鳴き止めの樹脂プレートが貼られています。
これは踏み心地がスポンジーになるので剥がそうと思いましが、時間も無いので中止。
ほぼ毎日、かみさんが乗ってるので整備時間はいつも半日しかありません。
ということで今回のキャリパーOHも約5万km走行の事故車の物を4個で8千円くらいで買ってたものを事前にOHしていました。
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21年、20万km走行の取り外したフロントキャリパーです。
流石に汚れていますがパッドの減りはほぼ均等で良い感じです。
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リアキャリパーですが、こちらもパッドの減りは均等です。
どちらもピストンはスムーズに動き、ダストブーツに破れなど無く勿論漏れもありませんでした。
20万kmもOHしなかった理由は、パッドの片減りや引き摺りがなかったからですね。
2年毎のフルード交換、そして何より毎日乗って動かすことが、クルマにとって良いことと痛感します。
同じAte製でもカレラ3.2の物は片減りや引き摺りが良くあります。
どうして?!
滅多に乗ってあげないから。
あまり動かさないのが原因ですね。
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タイヤ4本脱着、キャリパー4個脱着、タイヤ前後ローテーション。
インパクトレンチ持ってないし本当に体力を使います。
ここで思わぬ落とし穴が・・・
やっと終了し試走してると周期的なコン、コンと異音。
タイヤに石嚙んでるなと思い確認するも無し。
色々と確認するとフロントのタイヤバランスウエイトがキャリパーに擦ってる!! 何で~~
Ateマークの右に干渉痕が。
スティール製ウエイトの厚さと貼付け位置が微妙に悪く干渉してました。
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行きつけのタイヤショップにてバランス取りと貼付け位置の調整で何とかクリアランスを確保することが出来ました。
写真は調整後、目一杯外側に貼りクリアランス2mm位。(スティールウエイトは両面テープ込みで4mmらしい。)
ショップに聞くと鉛ウエイトは、使えなくなったらしいですね。
在庫の鉛ウエイトが10倍くらいの価格で取引されてることも言ってました。
世の中全て鉛フリー化ですからね、クルマも勿論理由なく鉛は使えません。
電子部品の半田は、今はほぼ使ってませんね。
残るは鉛蓄電池(普通のバッテリー、凄く効率良いので今のところBest)は、そのうち間違いなく使えなくなります。EV化で凄く近い未来かも。
そしてガラス含有の鉛、これはガラス造ると必ず入りますからね、無くせないかも。
クリスタルガラスって鉛含有23%以上ですからね、だからずしっと重い。
話逸れましたが、後はLLC交換と億劫なプラグ交換です。
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あっ~!! 12本交換しましょ。
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