4ナンバー化、貨物登録の方法
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
How to make 4ナンバー
5人乗りのステーションワゴンを3人乗りのバンにするための変更部分です。
※全ての5人乗りステーションワゴンに通用する訳ではありません。要件はYouTubeやらみんカラやらで探してください※
※原則、構造変更をする際には『事前審査』が必要です。ただし、乗用から貨物への定員変更・用途変更であれば事前審査不要とするNALTEC事務所もあります。管轄する運輸局のNALTEC事務所が事前審査を必要としているか否か、各自相談すると良いです※
秋田と庄内は不要でした。
BH5レガシィツーリングワゴンは後席が1:2の3人乗りなので、2人乗り部分の右側を使えないようにすることが第一に必要です。
逆は不可能です。
審査規定だったかに、「運転席後ろの荷室面積が乗員面積よりも大きいこと」を意味する条文があったはずです。
車検証に記載されている【車体の形状】が【ステーションワゴン】であることが大前提です。
【箱型】は知りません。後席を潰して2人乗りにする場合のみ通った記憶があります。
2
後席の左右仕切りです。
3人乗りにするには、運転席後ろのスペースを乗車部分と荷室部分が分けて占有することになります。
その2つを仕切るべく、金属のステーをつけました。
ダイソーなとで売られている30cmのステーを三本つなぎ、M5のちょうねじで締結。
それぞれの端はシートにあるネジ穴を流用してつけました。
※乗員保護の観点から、ちょうねじは突起があるので近い将来普通のボルトナットにしようかと思います※
今回のステーを使うと元々あったプラスネジが短いために共締めできなかったので、4x16mm(?)のネジを使いました。
ここは検査官によってバラツキがあります。
【仕切りは面でなくてはならない】とする人もいれば、【仕切りとして機能し、一定程度の強度があればいい】とする人もいます。
3
右側シートは座面を取り外し、背もたれが展開できないようにしました。
正直、背もたれが上がっても座席としての要件は満たさないので固定する意味が分かりませんが、検査に通るためにはこのくらいします。
ここもステーとちょうねじを活用。
40cm,30cm,20cm,のステーを2本ずつ?使いました。
黒のステーは全てM4のボルトナットです。
4
最後はステーの穴ともともとあった座面固定用のM8ボルトを使って固定。
これで背もたれはガッチリ固定されました。
なお、背もたれが2〜3cm動きましたが、問題ありません。
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あまりにもお粗末ですが、節税できればこれでいいのです!
6
最後に、室内の貨物登録のための要件を満たしたら、【最大積載量の問題】に注意しなくてはなりません。
今回で言えば、3人乗りにしたことによって減らされた2人分の重量を積載量にあてがうことになります。車検の世界では1人あたり55kgで計算しますから、100kg(ホントは110kgですが、10kgは切り捨て)必要です。これは下の式で表せたはずです。
【計算式】
同一型式の車両の最大車両総重量-
現車の車両重量-
乗員3名分(=165kg)
≧100
今回は
1855kg-1580kg-165kg=110
のためクリアした(んだと思います)
カタログやネットからは発見できませんでしたが、BH5にも1580kgの車体があるということなんでしょうね(1855-275=総重量-5人分)
はじめ車両重量が1600kgのため積載量を取れないと言われましたが、スペアタイヤを積んでいたことを思い出して外したところ、20kgのダイエットに成功しました。
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4ナンバーにすることで、
・重量税8,800円(総重量2t未満、18年超)/年
・自動車税8,800円(排気量2L未満、13年超)/年
・自賠責13,000くらい(小型貨物)/年
・任意保険78,000(21歳以上本人配偶者のみ)/年
・1年車検
5ナンバーのBH5と比べると、1年あたり
8800-25200=-16400
8800-45400=-36600
13000-9000=4000
78000-57000=21000
∴-53000+25000=-28000
28000円浮く計算になりました。
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