
七つの大罪
七つの進路
七つの地獄へと続く聖なる道
七つの脱落への道
七つの血で汚れた希望
七つの燃えさかる炎
七つの欲望…
七という数字は、洋の東西を問わず神秘的な意味合いをもって使われる事があります。
冒頭の七つの大罪、七つの門、七曜、ラッキーセブン。
日本でも、初七日、七七日(四十九日)、七福神、等々。
今週は、そんな七をテーマにしたアイアンメイデン7枚目のスタジオアルバム、『第七の予言(Seventh Son Of A Seventh Son)』(1988年)です。

今作のメンバーは、
ベース :スティーヴ・ハリス
ボーカル:ブルース・ディッキンソン
ギター :ディヴ・マーレイ
エイドリアン・スミス
ドラム :ニコ・マクブレイン
の5人編成です。
本作を最後にエイドリアン・スミスがバンドを脱退します。(
後に復帰)

収録曲は
01 ムーンチャイルド(Moonchild)
02 インフィニット・ドリームス(Infinite Dreams)
03 キャン・アイ・プレイ・ウィズ・マッドネス(Can I Play Madness)
04 ジ・イーヴル・ザット・マン・ドゥ(The Evil That Men Do)
05 第七の予言(Seventh Son Of A Seventh Son)
06 ザ・プロフェシー(The Prophecy)
07 透視能力者(The Clairvoyant)
08 オンリー・ザ・グッド・ダイ・ヤング(Only The Good Die Young)
全8曲となっています。
このアルバムも捨て曲無しの名盤となっています。
アルバム3曲目、キャン・アイ・プレイ・ウィズ・マッドネス(Can I Play Madness)。
この曲を初めて聴いた時はの感想、
『これ、本当にアイアン・メイデン?』。
聴き込むと、やっぱりスティーヴのプレイはいつものアイアン・メイデン。
安定してます。
4曲目、ジ・イーヴル・ザット・マン・ドゥ(The Evil That Men Do)。
キャン・アイ・プレイ・ウィズ・マッドネスと対照的に、この曲はいつものアイアン・メイデン。
イントロから、最後までカッコ良すぎです。
8曲目、オンリー・ザ・グッド・ダイ・ヤング(Only The Good Die Young)。
アルバムの最後の曲です。
良い人に限って早死にしてしまう、そんな事を歌った曲です。
七つの大罪
七つの進路
七つの地獄へと続く聖なる道
七つの脱落への道
七つの血で汚れた希望
七つの燃えさかる炎
七つの欲望…
アウトロが、1曲目のムーンチャイルドのイントロ部が採用されている事でアルバム全体が無限ループになり、『輪廻転生』の様な物を表現しているのでしょうか。
本作は、個人的に好きなアルバムの上位に入っているアルバムです。
アルバムのコンセプトは難しく完全に理解しきれていないです。
難しい事は考えず単純の音楽を楽しめばいいと思います。
Posted at 2020/06/14 08:31:52 | |
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ヘビーメタル・ハードロック | 音楽/映画/テレビ