
ここ数年行っていなかった龍飛崎に行って来ました。
往路のルートは、青森市~蟹田~やまなみライン~十三湖~竜泊まりライン~竜飛崎です。
やまなみラインを快調に抜けて、先ずは道の駅十三湖高原で小休止。
出発時雲っていた空も時折日が差し、気温も21℃とまずまずのツーリング日和です。

竜泊まりラインを走るのは5年振り。
時折すれ違うバイカーとピースサインを交わすも、対向する4輪車はゼロの貸し切り状態。
カーブの多いワインディングロードはコーナーワークの練習には最適です。
何よりも絶景を眺めながらのライディングは最高の気分、特に眺瞰台付近は尾根を縦走してる感覚になる天空ロード、まさにバイク天国です。

正午前に終点の龍飛崎パーキングに到着、暫し周辺を散策しました。
日曜ですがパーキングのクルマは少な目、売店前の「生干しイカ」のメリーゴーランドだけが元気に回転しています。

昼時になったので、高台のレストハウスで昼食を摂ろうと坂を上って行ったら、ナント例のコロナ渦で休業中でした、残念ヽ(´o`;
ならばと「道の駅みんまや」へ行きましたが、ここも休業中でした。
まさか道の駅まで休業中とは、憎き新型コロナウイルス(-""-;)

ということで、昼食は「ホテル龍飛」に決定です(開いててヨカッタ)。

ホテルの高級なラーメンを食すべく「海峡ラーメン」の塩味を注文。
このラーメン、コクのある塩スープに魚介のエキスが効いて結構おいしいです880円也。

昼食後は崎の西側にある「みんまやキャンプ場」を下見。
コテージとバンガロー、フリーキャンプサイトがあり日本海に面しているので、沈み行く夕日を眺めながらのキャンプもいいかも。

コテージ群。

帰路は竜飛漁港に降りて帯島を散策。

「帯島」から龍飛崎を望む。
「帯島」の名は義経伝説から来ていて、昔源頼朝の衣川攻めから逃げ延びた源義経が、この地で帯を解いて着物を脱ぎ、北海道へ渡ったという伝説から、実際に近くには義経寺もあります。
「龍飛」の名は、義経が竜となって北へ飛んでいったという言い伝えに由来しているそうです。

帯島から龍飛崎を望む。
山の上に見えるは「ホテル龍飛」、この直下約200mの地中を青函トンネルが通っているなんて今でも信じられないです。
トンネルの地質調査が開始したのは昭和21年(1946年)。
敗戦の翌年なのに、日本にそんな国力があったとは驚きです!
昭和39年(1964年)掘削開始、昭和63年(1988年)の津軽海峡線の営業開始まで、実に42年を要しています。
戦後すぐ青函トンネル構想をぶち上げた政治力も凄いが、津軽海峡の下にトンネルを通せると確信した技術者も凄いし、過酷な環境で穴掘りをしていた作業員の根性も凄いです。
今回竜飛崎に来て、あらためて日本人のパワーの凄さを強く感じました。

竜飛漁港を後に国道280号を東進、今別町を通過して「鋳釜崎🅿️」でトイレタイム。
ここには、掃除の行き届いた水洗トイレの他に、自動販売機、東屋、水場、カマドだけのシンプルな無料キャンプ場が併設されています。
この日もテントを張って泊まり込みで磯釣りに来ていた太公望がいました。

鋳釜崎🅿️から約2km進んで午後2時半ころ高野崎灯台🅿️に到着して再び休憩。
ここも無料キャンプ場になっていて、鋳釜崎キャンプ場には無いコインシャワーが設置されています。
海に面した広々としたキャンプ場で、キャパはテント約100張りです。

高野崎🅿では海鮮丼系の「信光丸食堂」とラーメン系の「高野崎食堂」の二店が営業しているので、お昼時にはドライブ客が沢山食事に立ち寄ります。
TVの旅番組で杉村太蔵さんがここの海鮮丼とウニ丼を絶賛しているシーンがありましたけど、その宣伝効果なのかも。

高野崎キャンプ場から階段で海岸に下りる事が出来ます。
ここの🅿️は磯釣りの他に夏場は海水浴客が訪れる穴場的🅿️らしく、コインシャワーがあるのも頷けます。
高台のキャンプ場からは津軽海峡が独り占めです、ここでテント張ってキャンプしたら気持ちいいでしょうね。
次回はバイクキャンプに来てみたいです。

↑過去の参考画像です「海鮮丼」1,500円、ウニ丼は1,800円
先月ワイフとドライブに行った時にいただいた信光丸食堂の名物「海鮮丼」、特にアワビがおいしかった。
この日は大繁盛らしくご飯が底をつき、新しいご飯が炊き上がるまで待たされました(^_^;)
本日のツーリングは時間にとらわれず、色々寄り道しながらのツーリングだったので所要時間は約7時間、走行距離は189kmでした。
おしまい。
Posted at 2020/07/07 02:46:39 | |
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