長野県千曲市の「あんずの里」へ行ってきました。里全体があんずに覆われていて見事な風景でしたね。前泊は上信越道の「千曲川さかきPA」。コンビニがあり、トイレも新らしくて快適でした。
みんカラで「愛車と桜」募集してますが、あんずではだめですかね(笑)
周辺は「川中島の戦い」の舞台として有名です。山本勘助の献策で軍を二手に分け「キツツキの戦法」で挟み撃ちしようとした武田信玄の動きを読んで、上杉謙信が敵の別働隊を出し抜いて夜ひそかに千曲川を渡ったという「雨宮の渡し」の跡です。江戸時代に頼山陽が「鞭声粛々夜河を渡る」と漢詩を詠み、詩吟でも知られている場所ですね。
謙信に裏をかかれて信玄は大苦戦。弟の信繁や山本勘助らを討たれ本陣にまで攻め込まれます。八幡原には両雄が一騎打ちしたという言い伝えがあります。打ちかかる謙信を軍配で信玄が受けたそうです。惜しくも討ち取ることはできず、頼山陽は「長蛇を逸す」と詠んでいます。
松代には川中島の戦いに海津城として登場し、後に真田氏が居城とした松代城があります。昔は本丸の石垣と堀だけだったのに、どんどん復元されています。
天守台のサクラが立派。以前は上に登れたのですが、今は立入禁止になってました。古戦場が一望できたのに残念!
真田氏は明治まで存続したので家宝が残り、宝物館に一部展示されています。貴重な資料や甲冑、調度品などが見られて大満足でした。
お昼はお城の近くの竹風堂で栗おこわとニジマスの甘露煮などの「山家定食」をいただきました。小布施に本店のあるお店で、おいしさには定評があります。
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2019/04/15 21:12:53