エンゲル冷蔵庫の使い方にようやく方向性が見えてきました。基本的には全開で保冷剤を冷やすことに専念し、クーラーボックスと併用しています。ロゴスのMサイズ保冷剤6枚をローテし、冷えているものから2枚ずつクーラーボックスに移しています。

AC、DCともに使えてそれぞれ良さがあります。ACは補機バッテリーにほとんど負担がかからず、電力にも余裕があります。ただし、AC100Vスイッチは電子式で車両システムを切るたびオフになってしまいます。入れ忘れをしそうなのが難点です。機械式スイッチに換えられるか外してみましたが、6極カプラーで、単純に置き換えることはできないようです。DCはシステムを起動すれば通電するので、オンオフを意識することなく使えます。ただ、アクセサリー電源からなので、補機バッテリーに負担がかかるのが心配です。ACはシステムを切ったり、充電中は通電しませんし、DCはアクセサリーにしておけば通電しますが、補機バッテリーを上げてしまう可能性があります。Ready状態のまま金属キーでドアロックして車を離れるのは車両盗難の不安があります。システムオフ時の冷蔵庫稼働が課題です。

とりあえず、手持ちのポータブルバッテリーを併用してみました。以前に紹介した41600mAhの正弦波タイプです。給電しながら充電するパススルー充電ができるので、UPS(無停電電源装置)的な常時給電を試してみました。しかし、冷蔵庫をフル稼働させると充電が追い付かず、徐々にバッテリーが減ってしまうので、肝心なときに役に立ちません。UPS的な使い方は、この容量では無理でした。大容量タイプならつなぎっ放しのスマートな運用ができそうです。夏のボーナスで狙おうかな。山の神が許さないでしょうね(笑)。現状では車両システムのオフ時につなぎ変えて稼働させます。後席レッグスペース中央に置いておくと、PHEVのACコンセントにも近く便利です。当初はDCで運用していましたが、ACでも入れ忘れはほとんどないことに気付きました。理由は冷蔵庫の作動音(振動)です。うるさいほどではありませんが、静かなPHEVだと作動状況がはっきり分かります。また、システム起動時にLDWを切るというルーティンがあるので、これにACスイッチを入れるのを加えればOKです。ということで、今では補機バッテリーに優しいAC給電をしています。ポータブルバッテリーでバックアップすると車両のシステムを切っても 3~4時間は使えます。長時間駐車は1日数回だけだし、保冷剤の入れ替えついでにやってしまえば意外と面倒ではありません。走行中はつなぎ戻しポータブルバッテリーを充電すれば、ほぼ1日大丈夫です。人力UPSですね(笑)

炎天下の日中さえ乗り切れれば、夜間は冷蔵庫の電源を切っても保冷剤をクーラーボックスに移せば翌朝まで冷えています。車中泊中はReadyにしておけばポータブルバッテリーをフル充電でき、簡易的なサブバッテリーとしてうまく循環してくれそうです。朝になったら保冷剤を一部冷蔵庫に戻し電源オンにすることだけは忘れないよう気を付けます。これをしないと全て水の泡です(笑)
Posted at 2019/06/25 14:53:20 | |
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