テレスコピック機能付き 純正ステアリングコラムシャフト交換②

①からの続きです。

確認の為にジョイントシャフトを抜いてみると、シャフトの中間部分に切り欠けがありますが、先端部分は山が残ってます。

もしかして、この切り欠けの範囲で可動するのか？
でも室内から押しても引いても、全く可動しなかったのに。

ジョイントシャフトの接続部分に固定のボルトを入れて確認すると、ボルト部分が逃げるように、シャフトに切り欠けがあるようです。

写真の差込口には、先に少しグリスを塗ってあります。

ジョイントシャフトを差して確認してみます。

左側が一番差し込んだ状態。
右側が一番伸ばした状態です。

ジョイントシャフトの固定ボルトを完全に閉め込まなければ、切り欠けの範囲で可動し、シャフトは抜けないことが分かりました。

取り敢えずは完全にボルトを閉め込まないでおいても、ある程度シャフトは固定できるようです。

ボルトの根元には縦溝があるので、簡単には緩まないのかも。
仮にボルトが外れたとしても、テレスコピックでシャフトを最大限引かないと外れる事は無いので、これで少し様子を見ます。

ロングボルトに交換してナットで固定するか、ワンサイズ小さいボルトとナットに変更して固定するようにすれば大丈夫かと思います。

しかしここは本当はどうなってるんでしょうか？　何分情報が無い‥。

ジョイントシャフトとコラムシャフトとの接続箇所は、切り欠け部分にナットがそのまま入るようになっていますので、ここは調整は不可で単に固定するだけになってます。

取り敢えずコラムシャフトを車体に取付します。

画像は、コラムシャフト本体を取付後、横から写しました。
左側は一番縮めた状態。
右側は一番伸ばした状態。

ジョイントシャフトやコラムシャフトの可動幅よりも可動幅は少ないように思います‥。
可動しても数センチか？

実はコラムシャフト本体は大分前に購入していたものの、コラムカバーが無かったので取付はしていませんでした。

コラムカバーは、テレスコピック機能有り無しで形状が違います。

写真の左側がテレスコピック機能無し
右側がテレスコピック機能有り

テレスコピック機能のレバーが有るので形状が違います。

スペアでもっているテレスコピック無し用のコラムカバーを加工しようとも考えていましたが、最近たまたまテレスコピック機能付き用のコラムカバーがオクに出ていたので落札しました。

とはいえ、実はステアリングコラムシャフトよりもコラムカバーの方が倍の値段‥

せっかく色々バラしたので、先に取付していたアンサーバックやEVC、温度計等の配線を整理します。

あとは外した内装をもとに戻して取付完了です。

You Tubeに同じように交換された方の動画がアップされていますが、動画に比べて可動の幅が少し狭いように思います。

それぞれ単体で動かすとある程度の範囲で可動するのに、接続すると半分ぐらいになる‥こんなものなのでしょうか？

左側が一番縮めた状態。
右側が一番伸ばした状態。

まあ、自分が使用する範囲なので良しとしますが。

という訳で、何とかテレスコピック機能＆チルト機能付きに変更することが出来ました。。

ステアリング装置の交換は、走行に重要な部品になります。

もう部品も残ってないので交換される方がいるかは分かりませんが、整備資格のある方や整備工場に依頼する等、安全性を確保して自己責任のうえで行ってください。

まだ少し続きます‥