桃花のブログ一覧

小栴壇草(コセンダングサ)

　道端のどこにでも生えています。写真はマクロで撮影しているので大きく見えるかも知れませんが、実はそんなに大きな花ではありません。
　車で走っていると、気づかないことの方が多いかも…
　種になると、ハナが草むらをワサワサ歩き回ってくると、たくさん付けてきます。そのひっつき虫を取ってやるのがまた一苦労。

　そんなコゼンダングサですが…
　花のうちは昆虫達に[おおモテ]
天気のいい日に、群生しているところで待っていれば、次から次へと昆虫達がやってきます。
　まずは、花にとっては害虫のアブラムシと共生(分泌物を与えるかわりに天敵から守ってもらう)相手のアリ。
　アブラムシを食べるナナホシテントウムシ(益虫)




　蜜を求めてやってきた

　ヤマトシジミ(雄)


　蜜と花粉を集めに来た

　セイヨウミツバチの働き蜂


　その他、小栴壇草(コセンダングサ)に
　集まっていた昆虫の写真を
　フォトギャラリーに

小栴壇草(コセンダングサ)をめぐる虫達

小栴壇草(コセンダングサ)をめぐる虫達　２　

にｕｐしました

昨日の謎の答えのもう一つ。
小栴壇草[コセンダングサ](キク科ゼダングサ属)

在来種のセンダングサ(花弁が黄色い)はオナモミ同様、帰化植物のコセンダングサ(原産国熱帯アメリカ)やアメリカゼダングサ(原産国北アメリカ)におされ、なかなか見ることができなくなってしまいました。



コセンダングサの花わかりますか？
こんな感じの花。

種になってからの姿からは想像しにくい、以外に可憐な花です。



アメリカゼダングサのひっつき虫はこれ。

軸がコセンダングサより平べったく広いです。


アメリカセンダングサの花です。

以外に地味です。

昨日の謎の答えは
大巻耳[オオオナモミ](キク科オナモミ属)

在来種のオナモミ、帰化植物のオオオナモミ(原産国北アメリカ)やイガオナモミ(原産国不明。オオオナモミよりイガが多い)におされ、最近では、ほとんど姿を消してしまっているそうです。
ひっつき虫の世界も欧米化が進んでいるようです(爆)

それでも、通学途中やんちゃ坊主のいいオモチャなのは、今も昔も変わらないようです。