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2017年11月02日 イイね!

北海道旅行&東京モーターショー2017 1日目 その2(室蘭本線静狩駅までの道すがら)

2017年10月28日(土)

車で小幌駅を目指すわけですが、小幌駅には車道が通じておらず当然のことながら車での到達は無理なので、まずは列車に乗るために隣の駅を目指します。
列車の運行時刻や滞在時間の長さ、帰りの時間などを考慮した結果、静狩駅から列車に乗ることにしました。
静狩15:35→小幌15:44/17:39→静狩17:46のプランで訪問です。

鵡川ICから日高自動車道に入り、苫小牧東ICから先は道央自動車道に入り、まずは豊浦ICを目指します。
途中、有珠山SAで休憩を取りました。


天気が良かったので、有珠山や昭和新山、伊達紋別の市街地がよく見えました。




さらに車を走らせると、有珠山と昭和新山を近くに見ることができました。


豊浦ICで下りた時点で時間に余裕があったため、せっかくなので海沿いを走る北海道道608号大岸礼文停車場線と北海道道609号礼文停車場線を経由してみました。

まずは、室蘭本線大岸駅に立ち寄りました。






この大岸駅と次の礼文駅の間は、室蘭本線を複線化する際に廃止となった旧線(路盤の一部と2本のトンネル)が道道608号線に転用されています。
転用区間は片側1車線の快走路となっていますが、既存の道路は1車線の隘路とななっています。
海岸線も険しくてワイルドな景色が楽しめます。

転用区間の浜辺から内浦湾の向こうに、豊浦の市街地がきれいに見えます。
背後の山上には、北海道洞爺湖サミットの会場となったザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパが見えます。


反対方向には、廃止となった旧道のトンネルが見えます。
拡張前はこの辺りも隘路だったのですね。


写真はありませんが、この少し先に大岸シーサイドキャンプ場があります。
こんな時期でもキャンプをしている方がいらっしゃいました。

続いて礼文駅に立ち寄りました。
札幌方面から来ると次の駅が小幌です。




礼文駅から国道37号線までは、北海道道609号礼文停車場線になります。
ここまで来ればあとは道なりですが、さらに寄り道してみます。

礼文華トンネルの長万部側の旧道と旧トンネルの坑口を見に行ってきました。
現道との分岐点。


旧道が現役の頃をイメージしてみました。(写真のヴィッツはその頃は存在しませんが…)


真っ直ぐ山に突き当たった所にトンネルがあります。
山に突き当たる手前で右方向に林道が分かれています。


坑口までやってきました。
完全に埋め戻されてしまっており、かろうじて石額が顔を覗かせています。


右に分かれている林道を進むと、岩屋観音経由で歩いて小幌駅まで行くことができます。
列車の本数が少ないため、ここから歩いて駅に行く方もいらっしゃるようです。


自分も小幌駅から現道のトンネル坑口まで歩いたことがあり、途中で人に会ったこともあります。
ただし、片道1時間以上かかる上に途中沢沿いを歩いたりやや険しい箇所があったりするため、それなりの装備と経験が必要です。
林道から沢に入る所に看板があり(確かあったはず…)、沢を下る箇所も踏み跡が比較的はっきりしているので、道に迷うことはないと思います。
今回は装備も時間もないので行きません。


ようやく静狩駅に到着です。
有人駅時代の立派な木造駅舎が残っています。
なかなか良い味を醸し出していますね。


駅舎の右隣にある建物はトイレです。
これまたレトロな感じですね。


駅舎内を覗いてみましょう。
待合室は広々としており、往時の活況が偲ばれます。




手荷物受け渡し窓口の跡が残っています。


列車本数は、上り5本下り4本…一大幹線のはずなのに少ないですね。


通過列車の案内表示。
高速列車=特急ということでしょうか。


“列車を利用して小幌駅を訪問される皆様へ”なんていう張り紙もありました。
日本語だけでなく、英語や中国語まで併記されています。




待合室内を撮影していると長万部行きの普通列車がやって来ました。


地元の方が1名乗車して発車して行きました。
地方の(寂れたような)駅で乗客がいると無性にうれしくなりますね。


まだ少し時間があるので、駅舎や構内をじっくり観察してみます。














これから小幌駅に向かうというのに、すでに日が傾き西日が駅舎を照らしています…。


乗車予定の列車の直前を走る特急北斗が通過して行きました。


お迎えの列車がやって来ました。


それでは、小幌駅に行ってきま~す♪


その3に続きます。
2017年10月31日 イイね!

北海道旅行&東京モーターショー2017 序章~1日目 その1(鵡川ししゃも、日高本線汐見駅訪問)

2017年10月28日(土)

30日(月)に有給をいただいたため28・29・30日と久々の3連休。
当初の計画では3日間とも北海道に滞在予定、モーターショーは11月4日(土)に行く予定でしたが、せっかくの平日休みなので、休日よりも空いていると思われるモーターショーへ行くことに急遽変更。
北海道に2日、東京に1日滞在と相変わらずの強行軍な旅となりました。
それでは、出発進行!

1日目は、のんびりと一日散歩きっぷを使って秘境駅No.1として名高い小幌駅に行く予定でしたが、梅三郎@FDNDさんのブログを見て鵡川のししゃもが食べたくなり、両方行けるように予定を組み替えました。
おかげさまで、旬のおいしいししゃもを堪能することができました!
この場を借りて感謝の御礼を申し上げますm(_ _)m

もともと早い時間に北海道入りの予定でしたので、行きは変更せずに済みました。
行きはJALを利用。


台風22号の接近に伴ない朝から雨模様…。
使用機材はB737-800です。


今回は割引チケットの残席数の関係で通路側の席となり、まったく車窓は楽しめませんでした。
新千歳空港に到着すると青空が広がっていました。


変更後のプランだと鉄道だけではフットワークに欠けるのでレンタカーを併用します。
直前の予約だったため在庫台数の多いトヨタレンタカーで予約し、新千歳空港ポプラ店に向かいます。




今回の相棒はこちら。


前回、女満別空港で借りた時と同じくヴィッツ(DBA-NSP135)でした。
今回は黒ではなく白でした。

まずは、鵡川ししゃもで有名なカネダイ大野商店を目指します。
到着が昼食の時間帯に掛かりそうだったので、混雑を避けるため少しでも早く行かなければと思っていたのですが、これが大きな過ちを犯す原因になるとは思いもよらなかったのでした…。
レンタカー村を出て国道36号線に入ったすぐの直線で…赤い回転灯を付けた白と黒のツートンカラーの車にお世話になり…北海道警察に御布施を奉納することになってしまいましたorz

後々思い出したのですが、あそこは取締りの名所でしたね…。
急ぎ過ぎていてすっ飛んでいました。
苫小牧方面エプソンビル前、レーダーパトカーによる速度取締りです。
道路東側の茂みに潜伏しています。
皆さん、交通安全(スピードの出し過ぎ)には気をつけましょう。

そんなことがあり、少し冷静になれたので、2016年6月の時点で過去5年間の乗降客数が1日平均1人だったという、今年の3月4日に廃止された美々駅に立ち寄ってみました。
廃止直後に訪れた時は、ホームや跨線橋がしっかりと残っていたのですが、工事が行なわれているようで、ホームの一部と跨線橋が撤去されていました。




そんなこんなでカネダイ大野商店に到着。
店頭にはたくさんの人だかりが出来ています。


ここで10月~11月の季節限定のししゃも寿司を購入。
生のししゃもは非常に足が速く、流通に適さないため、漁の行われる10月から11月の時期だけしか出回らないとのこと。
干物では食べたことがありますが、生のししゃもは初めて食べました。
白身魚のあっさり感と何とも言えない上品な甘さがあります。
立ち寄る機会があれば、ぜひご賞味してみてください!
本当は、握りたてを店内で食べたかったのですが、混雑しているので持ち帰りに変更し、次に向かう日高本線汐見駅でいただくことにします。

本当は焼きししゃもも食べたかったのですが、あまりの混雑に断念…。
店頭で売られている生干ししゃも(ししゃものすだれ干し)を店内にあるホットプレートで焼いてその場で食べられます。
おみやげとして購入し、自宅に送りました。


続いて、日高本線汐見駅に向かいます。
鵡川の次の駅で、2015年1月8日から高波被害のため営業を休止しています。
現在は、鵡川~静内~様似間で列車代行バスが運行されています。
事前の調査によると、なかなかのロケーションだったので訪問してみました。




ししゃも寿司を食すため、待合室の中にお邪魔します。


室内はこんな感じ。
ベンチやソファーがやたらとあります。
一体誰がこんなに使うのでしょうか…。




それでは、いただきま~す!


食べ終えたところで室内を見渡してみます。

まずは時刻表。
そこそこの本数といったところでしょうか。


運賃表。
札幌から往復するだけで一日散歩きっぷの元が十分に取れますね。


日高線列車運休にともなう列車代行バス停車場のご案内。




その他お知らせ。
出入りは自由…何とものどかな表現ですね。


続いて、駅の外観もいろいろな角度から観察してみます。
集落から少し離れた所にひっそりと佇んでいます。


錆付いた線路や寂れたホームが厳しい(悲しい)現実を物語っています。






あちこち撮影していると、苫小牧方面鵡川駅行きの列車代行バスがやってきました。


しばらく停まっていましたが、乗降客はゼロでした。
駅前でUターンして、もと来た道を戻って行きます。


せっかくなので、近くの海辺に行って来ました。
ちょうど鵡川の河口付近です。

台風が接近している影響か、結構波がありました。
打ち寄せる波を眺めていると、先ほどの過ちが蒸し返してきて自然とため息が漏れます…。


浜辺にたくさんのカモメがいましたが、近寄って行くと一斉に飛び立っていきました。


近くにあった看板によると、むかわ町にもタンチョウが飛来するようです。


陸地側には原野が広がっています。
こういう所に営巣するのでしょうか。




広大な景色を眺めていると、いつまでも物思いに耽っていたいなと思えてしまいますが、あまりのんびりしていると小幌駅に向かう列車に乗り遅れてしまうので、車を西へと走らせます。

今日の目的の半分は達成しました。
前半戦は終了ですが、後半戦の方が山場だったりします。
その2に続きます。
関連情報URL : http://kanedaioono.com/
2017年10月16日 イイね!

レビンでドライブ! 大井川鐵道井川線の旅(その4)

2017年10月12日(木)

奥大井湖上駅から閑蔵駅までは、巻き戻し再生の巻き戻しです…。

接阻峡温泉駅




尾盛駅




関の沢橋梁


閑蔵駅




閑蔵駅から先はさらに険しい道のりとなります。
曲線半径50mのカーブが連続する、井川線の七曲り。
必然と走行速度が低下します。
車輪とレールが軋む音が響きます。


奥泉ダム。
車窓からしかダム全体を見ることができないとのことで徐行してくれます。


大井川の下流方向に景色が開けます。
山々が幾重にも重なって見えることから、山の十二単と呼ばれているそうです。
車掌さんのアナウンスと徐行運転がないと気付かない風景かも…。


井川駅到着直前に井川ダムが見えます。


終着井川駅に到着です。


後ろに見える線路とトンネルは、現在は休止中の堂平駅までの貨物線です。


木造の立派な駅舎があります。


駅前には周辺の案内板があります。
滞在時間は30分少々。
渡船に乗ってみたいですが、時間がないので中部電力の井川展示館に行ってみましょう。






階段を下りて駅前の県道60号南アルプス公園線の坂道を下っていくと井川ダムが見えてきます。
日本初の中空重力式コンクリートダムで堤高103.6 mです。
このダムの建設のために井川線が開通し、両者は密接な関係にあります。




堤体上を県道が通っています。


堤体からは井川湖を一望できます。


堤体脇の歩道橋を上がると井川展示館があります。








館内には、井川線に関する展示や水力発電に関する展示、井川地区の観光案内などがあります。
アプト式のラックレールも間近で見られます。






みんカラを覗くようになってから存在を知ったダムカード。
ここでももちろん配布されています。
せっかくなのでゲットしました。




時間がないので足早に見学して井川駅に戻ります。
駅からの階段を下りた所に井川地区運行バスのバス停と渡船の案内板があります。
渡船は本日運行中とのこと。










井川駅の内部や構内も観察してみましょう。
有人駅で待合室内に出札窓口があります。
中は広々としており、ストーブもあります。


待合室内には大井川鐵道の鉄道むすめ、井川ちしろさんがいらっしゃいます。


改札口と扉に張られた時刻表。






すでに改札が始まっており、駅構内へ。
鉄道むすめのヘッドマークが先頭になる機関車へと付け替えられています。




この駅にもタヌキの置物が…。


狭い土地の割には構内は広々としています。
線路はホームから少し先まで伸びて途切れています。


列車出発の際には、駅員さんのお見送りがありました。
また来てねのプラカード掲出と手を振ってくれます。

帰りの列車は、車掌さんのアナウンスも少なめ。
それでも要所は説明してくれます。
車掌さんによってアナウンスの仕方が少しずつ違うので、それを楽しむものいいかもしれません。
この列車の車掌さんは余談も交えながら説明していました。

基本的には巻き戻し再生なので、行きに見てきた風景のおさらいです。

奥泉ダム。
車掌さん曰く、現在新しい発電所を建設しており、紅白の工事用クレーンは建設工事が終わると解体されてしまうため、今年いっぱいしか見られないとのことです。






閑蔵駅では、最終の井川行き列車と交換します。
折り返し客がたくさん乗車してきました。




西日の差す関の沢橋梁。
遠くに水力発電用の水路が見えます。


長島ダム駅では、接阻峡温泉行きの列車(井川方面の最終列車)と交換します。




先頭にアプト式電気機関車を連結します。








西日に照らされた長島ダム。


急勾配をゆっくりと下っていきます。
谷底はすでに日が落ちてしまっています。




アプトいちしろ駅で電気機関車を切り離します。






夕刻の市代吊橋。


泉大橋の水鏡。


奥泉駅では、閑蔵駅から乗車したお客さんの大半が下車しました。
皆さん、バスで寸又峡温泉に行かれるのでしょうか。




川根小山駅


土本駅


両国吊橋


両国車輌区には行きに見られなかった客車が留置されていました。


川根両国駅では、車掌さんが駅係員から何か受け取っていました。


川根両国駅のすぐ近くには、大規模な中部電力の寮があります。


千頭駅到着直前の踏切では、寸又峡温泉行きのバスを見かけました。


16時34分、千頭駅に到着。
3番線に金谷行きの普通電車が停車しています。
元南海の特急車両(ズームカー)ですね。
ものすごく乗りたかったですが、今日は車で来ている上に所用で19時までに帰宅しなければいけないので、必要最低限の撮影を済ませたら足早に千頭駅をあとにします。






レビンに乗り込み家路を急ぎます。
途中で薄暗くなってきたのでライトを点灯。
最近ヘッドライトをLEDに交換したので、以前よりものすごく明るいです。
これなら夜道も安心・安全ですね。

帰りは国道473号線を正確にトレースせず、県道77号川根寸又峡線や63号藤枝天竜線をも多用して極力幅の広い道を走ります。
島田金谷ICから新東名を走行します。
千頭駅出発時点でガソリンメーターが半分以下になっていたため、浜松SAのセルフスタンドで10L給油しました。

急いでいたこともあり、帰りは5000rpmを連発。
でも、行きよりも通行量(特にトラック)が多く、なかなか思うようには走れません。
浜松SAから先は、豊田東JCTまでずっとなにわナンバーの160系フィールダーが前を走っていました。
なかなか頑張って走っていました。

東海環状道もぶっ飛ばして、何とか19時前に帰宅できました。
なかなかの強行軍でしたが、天候に恵まれ最高のドライブ&乗り鉄&秘境駅巡りになりました。
レビンさん、今日は1日お疲れ様でした!


余談ですが、自宅到着直前にエンジンの吹けが少々悪かったため、「長時間高速走行した(エンジンをぶん回した)からキャブの調子が狂ったかもしれん」、「またキャブの調整をしてもらわないかんかもしれんな」と主様がぼやいておりました。
レビンさんは繊細なんですね…。
2017年10月13日 イイね!

レビンでドライブ! 大井川鐵道井川線の旅(その1)

2017年10月12日(木)

かねてより予告しておりました日がやってきました。
日帰りで大井川鐵道井川線を攻略します。
目的は2つ。尾盛駅訪問と井川線全線制覇!

レビンさんはすでにスタンバイしています。(慌てて撮影したためぶれてます…)
今日は主様の運転なので、自分は助手席でのんびりします。
6時すぎに自宅を出発しました。


最近、いつも使うICの近くにイケアがオープンしたこと、そして、東名で集中工事をしている関係で、東海環状自動車道から新東名に入り、千頭駅横にある道の駅奥大井音戯の郷を目指します。


新東名に入ると通勤時間帯ということもあって通行量が増えますが、快調に飛ばしていきます。
車両重量855kgにグロス値115psのエンジンが載っているので、走りは軽快そのものです。
個人的には、ペラペラな車体なので高速走行すると吹っ飛んでいきそうな感じがして怖くもあります。
ギア比の関係で、5速でも法定速度で走行すると約4000rpm、車内の遮音性もないに等しいのではっきり言ってうるさいの一言です。(フィールダーは6速で約3000rpm)
エンジンの振動もものすごく、長時間助手席に座っていると振動で足がしびれてしまいます。
今日は調子が良いとか言いながら、時々5000rpmくらいまで回していました(笑)

途中、浜松SAで休憩しました。




島田金谷ICで新東名を降りて、国道473号を進みます。
この道がなかなかの曲者で、レビンには当然カーナビなど付いておらず案内標識を頼りに進むわけですが、正確に国道をトレースしたらセンターラインがない区間は当たり前のように、車1台しか通れない区間まで現れる有様。
しかも、通勤時間と重なったため結構な通行量。
早朝から面食らってしまいました。

8時すぎには道の駅に到着しました。
敷地内にトロッコ車両が展示されています。
駐車場の後ろには千頭駅構内が広がり、後ほど乗車する井川線の車両が留置されているのが見えます。








主様の好きな数字である5番が良いということで、駐車場内を移動。
こうやって見ると結構小柄な車ですね。(全幅1,595mm)


千頭駅に移動します。
踏切に差し掛かると警報機が鳴り、ディーゼル機関車が単機でやってきました。
9時12分発の井川行きに乗車します。






今回の旅のアイテムはこちら。
千頭まで車で来て、井川線を楽しむのに持って来いの切符です。
今回は日帰りですが、2日間有効なので寸又峡温泉か接阻峡温泉で1泊するのもイイですね!


窓口から奥を覗くと硬券切符が棚にずらりと並んでいます。
主様は硬券切符欲しさに運賃表と睨めっこ。
結局、千頭~尾盛間の切符を購入したとのこと。


駅員曰くもう入っていいですよとのことで、改札口をくぐり6番に向かいます。
列車はまだ入線していません。




先の画像のホームから見て右側の車両が入れ換えをして入線します。
機関車は205号。
なるほど、先ほど踏切で見た機関車が牽引するのですね。




駅名板と0kmポストを撮影。




井川線の車両のドアは、すべて手動ドア。
自動ドアなんて気の利いたものはありません。
上のレバーでドアの開閉、下のレバーで錠の開閉を操作します。




9時3分に金谷からの普通電車が到着。
平日ということもあってか、乗り換え客は数名程度。
千頭から乗車の自分たちを含めた、10名にも満たない乗客を乗せて出発です。
出発するとすぐに次の駅、川根両国駅に到着します。
列車交換可能駅です。
運転士・車掌が所属する両国乗務区や車両整備を行なう両国車輌区が併設されており、本線上には機関車が停まっていました。






車掌さんの観光アナウンスとともに列車は進んでいき、随所でアナウンスが入るため車窓を楽しむことができます。
駅を出るとすぐに大井川に掛かる両国吊橋が車窓右手に見えます。


沢間駅に到着。
1969(昭和44)年まで、この駅から千頭森林鉄道が分岐していました。
寸又川の奥深くまで伸びており、林鉄マニア垂涎の路線ですね。

客車5両の編成ですが、後ろの車両はホームからはみ出してしまっています。
ホーム自体も非常に低く、簡素なものです。
1駅1駅車掌さんが降りて、乗降の確認と発車の合図をします。




右から大井川、左から寸又川、横から横沢の三川が合流します。
この辺りは三又峡(さんまたきょう/漢字や呼び名が間違っていたらごめんなさい…)と呼ばれています。


土本駅に到着。
日中だというのに薄暗く、写真がぶれてしまっています…。
駅から少し離れたところにお墓がありますが、墓石には土本家と!なるほどです。




次の川根小山駅は交換可能駅で、「訓練列車」なるものとすれ違いました。
車掌さんの説明がありましたが、どのような列車かは失念してしまいました…。




右手に茶畑が見えます。
この辺りのお茶は、川根茶と呼ばれているそうです。


奥泉駅に到着。
交換可能駅で、寸又峡および閑蔵駅へのバスの乗り換え駅でもあり、駅員が配置されています。
ここから、中国人の団体観光客がたくさん乗車してきました。
駅員さんが手を振って「いってらっしゃい」のプラカードを掲げてお見送りしてくれます。








車窓右手に県道388号接岨峡線の泉大橋が見えます。
この辺りは風の通り道となっているそうですが、今日は風がなく大井川の水面に合わせ鏡のように橋が映っています。
車掌さん曰く、なかなか見ることのできないとても珍しい光景とのことです。


アプトいちしろ駅の手前では、長島ダムが出来る前の旧線が左手に分岐していきます。
が、少し行ったところで路盤が激しく崩壊しています…。
人の手を離れると自然が牙を剥くのですね。
逆に、沿線の治山や保線に多大な技術と労力が投入されていると思うと、関係者に頭が下がります。






ここを過ぎるとまもなくアプトいちしろ駅です。
井川線の見どころ(核心部分)が何も紹介されていませんが、今日はここまで!
その2に続きます。
2017年09月17日 イイね!

東京遠征(1日目 その1)

9月16日(土)

先週末の全国オフ会での強行軍に懲りず、今週末も車を飛ばして東京まで遠征です。
16日(土)に前職場(東京)のOB(一部現職含む)の皆さんと練馬でお会いする予定でしたので、そのついでに今回もあちこち寄り道をしてみました。
この日記では、寄り道の方がメインです(笑)

今回の当初の予定。
自宅→車中泊→吾妻線大前駅~高崎駅間115系電車に乗車→飲み会(アルコールは飲みません!)→車中泊→自宅
アバウトに計画を立てていましたので、途中行き当たりばったりでいろいろと予定が増えてしまいました。

今回も15日(金)の夜に出発です。
最初は大前駅まで一般道で行こうと思っていたのですが、カーナビで検索すると到着予定時刻が6時30分…。
一般道で中津川まで行き、中津川ICから中央道に入りました。

神坂PAで休憩。


休憩ついでにカーナビで再検索すると、和田峠を越えていくルートがあったのでそれに決定。
体力が持つ限り行ける所まで行くことに。
新和田トンネル有料道路の料金所は有人で、深夜にもかかわらずおじさんが料金を収受していました。


たどり着いた先は…湯の丸高原(地蔵峠)。
1時30分くらいに到着し、即行で寝ました。
そして、前回と同様に寒くて6時くらいに目が覚めました。

ここ地蔵峠は中央分水嶺になっているとのことで、碑が立っていました。
向かいのおみやげやさんの屋根にも表示が。






峠道を下り鹿沢温泉を通り過ぎて、大前駅へ。
駅のすぐ横に吾妻川が流れており、道路を挟んだ向かいには嬬恋温泉つまごい館という一軒宿があります。


終着駅にしてはホーム1面1線の寂しい駅です。
1日あたりの本数は5本です。
線路はホームの少し先で忽然と途切れています。






しばらく撮影していると、踏切が鳴り乗車予定の電車がやってきました。
もちろん115系(3両編成)。
湘南色で走っているのも、高崎と岡山くらいでしょうか。
昔は自分の地元でも湘南色の電車が走っていましたが、どんどん廃車となり今では絶滅危惧種で風前の灯ですね。(115系自体も相当数減っています)




大前駅では、自分以外に1名学生さんが乗車しました。
この電車に乗って高崎を目指します。
写真撮影をしながら、駅そば屋さんで腹ごしらえ。
高崎駅で見かけた車両たちです。

D51 498(SLレトロみなかみ号の送り込み回送)


八高線色キハ110系(高麗川行き)


E231系(前橋行き)


EH200貨物列車


そして、まさかの107系!(小山行き)


9月末で廃車になってしまうため、3日(日)に乗り収めに来たのですが、偶然にもまた出会うことができるとは。
時間があったので、新前橋まで最後のお別れに乗車しました。

クモハ107-107…ある意味、ゾロ目ですね。


新前橋駅では115系と一緒になり、国鉄時代にタイムスリップしたかのようでした。


そして、今度は本当に最後のお別れです。
去り行く電車に哀愁を感じてしまいます。


新前橋駅で見かけた車両たちです。

リゾートやまどり


SLレトロみなかみ号


再び高崎駅に戻り、115系6連(3×2)の水上行きを撮影。






高崎から115系の大前行きに乗り、戻ります。




長野原草津口駅では停車時間が20分もあり、隣のホームには特急草津号が停まっていました。


太子(おおし)駅へ向かう旧長野原線の橋梁です。(車窓から)


大前駅に戻ってきました。


ここまであっという間の短い時間でしたが、いろいろな列車に出会うことができてとても濃密な時間を過ごせました。
この後はノープランでしたが、群馬原町駅で見かけたあるイベントに向かうことにしました。

その2に続きます。

プロフィール

「[ハイタッチ!drive] ハイタッチ!drive
2025年06月14日 07:29 - 23:48、
359.54 Km 16 時間 18 分、
4ハイタッチ、コレクション1個、バッジ239個、テリトリーポイント2470pt」
何シテル?   06/14 23:48
親子でカローラに乗っています。 TE27 カローラレビンに乗っている親父に影響されて、セリカのエンジンが載ったカローラ、カローラのスポーツモデル、普段使いに実...

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