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caoxiaojing12@outlooのブログ一覧

2018年02月23日 イイね!

人生でそんな僥倖

パーキンソン病って聞いたことある?
最近ふえてるそうだから、一度くらい聞いたことあるんじゃない?

この病気、日本では難病(特定疾患)に指定されている文字どおり難しい病気らしい。

筋肉が固くなってこわばる通渠
おそらくその結果なんだろうけど、動作が鈍くなり、すばやく動くことができなくなる。
体のバランスがとれなくなって、転びやすい。

なんだ、それじゃ、別にパーキンソン病のお世話にならなくても、ふつうにじぃさんばぁさんになれば、それでOKなんじゃないの?
・・・なんて早とちりしないでほしいネ。パーキンソン病はそんなヤワな病気ではないんだ。

この病気になると、ことばもうまく操れなくなる。
「オレさあ、7代前からの江戸っ子なんだ」ってのが自慢で、歯切れのいい言葉を機関銃みたいにまくし立てていた男が空氣清新機、小雨ふる夜の雨だれみたいな声しか出さなくなる。・・・というか出せなくなる。
大声だったのに小声にもなるし、ロレツがまわらないから聞き取りにくい。

手や顔が小刻みにふるえる。人前でも遠慮してくれない。

少し変っているところではこんな症状もある。
電車に乗って窓の外をみると、外の風景が進行方向と逆へ動いて見えるよね。そして電車が止まると風景もとまるだろ。
ところがこの病気になると、電車がとまっても風景は止まらないんだそうだ、しばらく・・・。

ま、止まらなくたって、現実に何かとぶつかるわけじゃないんだけど、ほんとに衝突事故をおこす可能性がないわけではない。
せかせかと、小刻みに前へつんのめるよにして歩くようになるだけでなく、止まろうと思ってもすぐには止まれないのだ。電車の窓の外の風景とおなじだ。

で、道を歩いていると、曲がり角からふいに自転車が現れたりする。
自転車は急ブレーキをかけても、こっちはブレーキが壊れてるから、イヤもオウもなく自転車に抱きつくハメになる。MYOB場合によっては冷たい鉄とキスする。運が悪いと歯が折れる。あるいは入れ歯がすっ飛ぶ。
相手の自転車に乗っていたのが若い美人ならまだ救われるが、人生でそんな僥倖にめぐりあうことはまずない。

どうしてこんな病気になるのか、どうすれば治るのか、まだよく分かっていない。

永六輔という人がいた。(1年半ほど前に亡くなった)

肩書(作詞家・タレント)の枠に収まりきらない活躍をして、昭和と平成を生きぬいた彼は、晩年このパーキンソン病を患った。
彼は上に書いたような症状をみんな味わったらしい。自転車とキスした事例を除いて・・・。

彼にとってとりわけつらかったのは、食事がふつうに取れなくなったことだった。
箸がうまく持てないから、食べものをボロボロこぼしたり、指にひっかけて汁椀をひっくり返したりする。彼は自分が出演したラジオ番組で、こんなふうに話している。

「・・・だから、みんなで一緒にご飯を食べるということができなくなっちゃう。自分で、いやになっちゃうんですね。でも今は、そこを頑張って、こぼそうがひっくり返そうが、みんなと一緒にご飯を食べる努力をしています」

わしは、そのトークを活字にした本でこのくだりを読んで、感動した。
こういうのがほんとに生きるということだな、って思った。

永さんは特別の才能を与えられて優れた仕事をした人だけれど、難病を患って大きな不都合の中に放りこまれ、できることをたくさん失った。
そのなかで彼が示した生き方は、わしらをも元気づける。勇気づける。

不都合なことが起きることの多いこの人生で、それでも自分にとってほんとうに大切なことは、どんな不都合のなかでも、そこから逃げないでなんとか頑張ってみる。
見栄とかメンツとか格好悪いとか、そういったものばぜんぶ捨てて、自分に大切なことはちゃんとやっていく。少なくともそういう努力をしてみる。

それさえできないなら、生きていたってしょうがないよ。

・・・ってわしは自分に言っている。
Posted at 2018/02/23 16:35:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年02月23日 イイね!

姿に涙の出る思い

私は中学校の同窓会は嫌いでした。

当時、家計の苦しさが容易に想像できた私は、環境に負け、自分を見失い劣等感のどん底を這いずって生きていたから、誰にも会いたくないというのが正直な気持ちでした。でも、そんな私の心を晴らしてくれた恩師の親切が、いつも脳裏にやきついています。

私は過去の反省と気持ちの整理のために、1999年から読売新聞の「気流」などに投稿していますが、2008年に催された同窓会で、あいさつされた恩師が、その掲載文の話をしてくださり、後日、「君の成功した姿に涙の出る思いです」との手紙をいただいた。

その後も、「教師吾の及ばぬ辛酸重ね来し教え子淡々と過ぎし語る」との歌をそえ、「君の生きざまに、又々感激しました」との手紙をいただいたのです。

恩師は担任ではなく、数学と音楽を教えていただきました。卒業後、55年以上過ぎている今でも、心にかけていただいていることがうれしくて、涙が出ます。

私は中学時代を消すことができたら、恥をかかずに生きられると思っていましたが、恩師の同窓会のあいさつと手紙のおかげで、劣等感が薄れ、自信を持って活躍していた小学校時代を取り戻し、今は充実した日々を送っています。「福島先生ありがとう」

心から感謝しています。
Posted at 2018/02/23 16:24:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年02月06日 イイね!

雲散霧消するもの

南方熊楠の書に「夢を記憶する法」なるものがある。
これはもともと友人である仏教学者の土宜 法龍(どき ほうりゅう)
宛の書簡に収められているもの。
古語で書かれているので支付寶認證その部分を現代語で要約すると、
「自分は、夢について研究してきた。
というのも金もかからないので面白くもある。
どのようにすれば夢を記憶することができるのか?を考案した。
よくあることだが起きてすぐに筆をとって書こうとするのは愚の骨頂。
居ずまいを正しただけで夢は雲散霧消するもの。
夢とは不安定なところに存在しているが故にちょっとしたことでも、
消えてしまう。
そこで、一番いいのは起きて支付寶 優惠も夢の中にいるような態勢をとりながら、
目を閉じて慮(おもんばか)る。
そうすれば夢は形を変えることなくそこに存在する」というもの。
夢をそこまで追い求めることもないだろう、とも思うが、
夢には予知能力を有したものがあるとも言われる。
いわゆる正夢。
夢をしっかり明確に見ることができれば、
未来をつかむことができるとも言える。
そういった面で「夢を記憶する法」は活きてくることになる。
未来が見えて一番の利益を生むのは賭け事。
「ある馬が一番で疾走する夢を見た」
と競馬場に勢い痔瘡手術復發込んで馬券を買う。
「おそらく万馬券!」と思いきや、ハズレ!ということも多々あるもの。

紀元前9世紀、古代ギリシャ時代の作家ホメロスの『オデュッセイア』の中に
「夢がみな正夢になるとは限らない」
という言葉が出てくる。

いつの時代も正夢にかけたいところだが、こればっかりは真実のようだ...
Posted at 2018/02/06 11:53:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年02月06日 イイね!

秘密に迫るもの

ブラタモリ東の草津に対する西の有馬の旅で、関西の奥座敷として知られる神戸市の有馬温泉。六甲山の北側にあるわずか1Km四方のちいさな温泉街で、訪れる人は年間180万。しかもその人気は、なんと1400年も前から続いている人気の秘密に迫るもの。

まずは、有馬温泉を代表する公衆浴場「金の湯」の赤湯は日本書紀に登場以来、時の権力者から庶民まで、誰もに愛され43度大変熱いお風呂。塩分は海水の1.5倍、パイプから吹き出る炭酸で炭酸水を作って頂いたタモリ近江江さん二人で飲んで確かめ、有馬は人気の温泉地となったと。

しかし有馬温泉の周辺には、火山がないところでの温泉は地下60㎞の熱水が有馬断層の地殻変動で600万年前の海水がマントルで熱せられて湧き染み出た岩の割れ目の赤色を工事現場で確かめた。

有馬温泉街へ出たタモリさん、有馬の表玄関の右六甲山左にすぐ京大坂の道標を見て、谷を利用した温泉街の1階はお店、2階はお宿、有馬を豊臣秀吉は道をまっすぐにして、座って入るお風呂を作らせたものが当時のまま残っていた。

江戸後期にはお湯が出なくなった事件は、炭酸カルシウムが詰まってしまった。現在は掃除費用が高くつくので、4日に一回パイプそのもを交換しているという。

そして明治以降「炭酸」を使って生み出された名物「炭酸煎餅」をタモリ・近江さん舌鼓して、火山の湯でない鉄塩炭酸カルシウムの600万年前の地下水であったと。

Posted at 2018/02/06 11:29:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「瀟洒なものにした http://cvw.jp/b/2842123/42233352/
何シテル?   11/26 15:37
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