• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2020年05月30日

考察と思案を重ねた結果 ボディダンパーとMCBの行方

考察と思案を重ねた結果 ボディダンパーとMCBの行方 先日ボディダンパーとMCBの構造の違いについての考察ブログを書きましたが、その後さらに思案をし、結果MCBの装着に至りました。 

ボディダンパーは過去3車種での実績もあり自分的には安心感もあったのですが、前回のブログで書いたようにボディダンパーと少し違う機能を試してみたくて今回はMCBのチョイスとなりました。 またしても長いよ(笑






↓MCBをチョイスしました



↓MCBパーツ一式



取り付けは某日、マニアックススタジアムでK澤さんに行って頂きました。 取り付け時間はおおよそ2時間ですが、作業としては前後のバンパーを外すのでけっこう大掛かりな作業となります。 フロントバンパーを外すにはエンジン下のガードまで外す必要があるようなので、個人でやろうと思うとなかなかハードルが高いです。 G4時代は一人でバンパーは外したりしていましたが、G7では障害物センサーやらヘッドライトウォッシャーなども付いているのでとても一人ではやる気にはなれません。



↓フロントバンパーを外した状態
 フロントメンバーの下あたりに取り付けすることになります。



↓リヤバンパーを外した状態
 リヤバンパーのメンバー裏側への取り付けとなります。



バンパーを外してしまえば取り付けは前後のメンバー付近に取り付け用の金具を介して行います。 この金具が思ったよりも板厚で且つBOX形状になっていることからも見た目の信頼感があります。 それなりの荷重がかかるはずなのでしっかりした設計になっていることがわかります。 個人的にはK澤さんの作業が信頼できるので安心感もあります。

↓フロントにMCBを取り付けた状態です。



↓リヤはメンバー裏側に取り付けになるので、下に潜り込めばなんとか見えますが、普通に見ると取り付けアダプターの部分しか見えません。



ここでバンパーを外したタイミングを利用して、これまた先日ブログに書いた怪しいアルミテープ貼り付け作業をスタジアムの片隅で行わせていただきました。 アルミテープはMCBと同時装着になってしまったので実はどの程度の効果があるのかはまったくわかりません。 今回の効果の数パーセント位がアルミテープの効果だとすれば嬉しいのですが。。。



肝心のその効果ですが、この手のダンパー系パーツを装着されたことが無いと、そんなに効果はなさそうと思うと思います。 事実私も最初にG4にCOXのボディダンパーを取り付ける前はそんなに大きな期待はせずにキャンペーンだったこともあって試してみたのが正直なところです。 ですが、これって明らかにポジティブな効果がわかりやすい機能系パーツで、今回のMCBにおいてもスタジアムのピット内で車両を受け取り、駐車場を出るまでの距離を走っただけでも感じることができます。 

明らかにボディの動きがしなやかになります。 これはCOXのボディダンパーにおいても過去の車両で得られた効果ですがMCBでも同様な印象です。そういった意味では、工房長が書かれている技術説明は事実ですし、プラシーボ効果ではないことがすぐにわかります。

装着後に首都高速、東名高速、アクアライン、市街地などを250km程度走行しましたが、一言でいえば走りの雑味が減少し、ワンランク上の質感に引き上げられ走ることが楽しくなります。 高速においても市街地においても段差の突き上げ感が減り快適に走ることができます。 ハンドリングは滑らかさが増しつつシャープな感じになります。 そのためコーナーへの切込みなどではよりステアリングに忠実に車が動いてくれるようになります。

わずかですが排気音にも変化があります。マフラーはミルテックに交換していて音質はもともとノーマルより重低音気味になっていますが、音色が多少マイルドになります。 1600rpmあたりでわずかにこもるような音の領域があるんですが、そのこもり具合が若干減少した感じです。走行時の排気音にはそれほど変化を感じません。

G7Rはボディ剛性が高いので今回はボディダンパーでもMCBでもあまりしっかり体感できないのかもしれないと装着前は思っていたりもしたのですが、考察ブログにも書いたようにボディ剛性と、振動を抑制するのに必要な質量とは意味合いが違うのでG7Rにおいても十分な効果を体感することができましたが、ボディダンパーとMCBの効果の違いという点では残念ながらよくわかりません、同じ車両で両方を試してみるわけにはいきませんので。。。 まあ、結果としてポジティブな効果が体感できているので良しとします。 

取り付けてしまうと外からは見えませんからパーツを主張したい場合には不向きですが、走りの質を重視する方にはお勧めの機能系チューニングパーツですね。 (フロント側はエアインテーク部分の下から覗き込むようにすれば見えます。ちらリズム!? 但しリヤは全く見えません)

↓地面に這いつくばればフロントは正面からMCBの存在が分かります。



お値段的には安くないのですが効果がわかりやすいので満足度の高いパーツだと思います。 

※体感については個人の感想です。感じる効果は個人毎に違うので参考程度にしてください。
※車両はCOXのローダウンスプリング&F/Rスタビ装着、CPM装着、SRP装着、ホイールは18インチのBBS、タイヤはポテンザ001で5分山~3分山という状態での感想です。
ブログ一覧 | チューニング | クルマ
Posted at 2020/05/30 21:29:44

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

北関東カーオーディオオフ会♪
rescue118skullさん

おはようございます
ヒロ坊おじさんさん

【お散歩】ちょうどよい陽気でしたー ...
narukipapaさん

「男の料理」味はさいきょうの豚丼!
トホホのおじさん

愛車と出会って2年!と言いつつもう ...
モモコロンCX-30さん

セキュリティーの警報ブザーが鳴らな ...
@Yasu !さん

この記事へのコメント

2020年5月30日 23:17
エンジンやサスペンション、マフラーより発生する振動を、振れ幅の一番大きいであろうボディの前後端にダンパーを組み込み、振動を抑制する。
あるレベルで発生していたであろう室内空間での共振、共鳴などが無くなりオーディオの音がクリアに聞こえたり、こもり音が減少したりするのだと思います。
制振機器としてオイルダンパー式かフリクションダンパー式かは開発者の考え方の違いでしょうね。
私もレボーグにボディダンパーを付けたときに、オーディオの音がクリアになったなと感じましたので効果はあると思います。

取り付けたときは体感できるのですが、悲しいかな時間が経つと慣れちゃうんですよね。
それが普通になっちゃう(笑
コメントへの返答
2020年5月31日 21:42
こんにちは(^^)/

キャビン部分はモノコック構造になっているのでかなり剛性はあると思うんですが、そこから離れていくといろんな要素でボディが振動しているんでしょうね。

今回はボディダンパーとMCBで相当悩みましたが、欲しかった結果としては同じようなものになったのかもしれません。 ただ、G7Rのボディ剛性に対してもしっかり体感できるMCBの効果も相当なものなんだと思われます。

確かにだんだんと慣れちゃうと思うんですが、今のところは乗るたびにニヤっとしてます~(^^;
2020年5月31日 8:24
なんで、オーディオの音も変わるのかななんて思ってましたが、なるほど共振がなくなるので、波長が乱れにくいってことなんですね
でも、ピットから駐車場までの距離って相当短いよ。そんなあれてないし

以前、COXのページで部品の選定や取り付けに気をつけないと効果が出にくいと言う記事を読んだことあります。プロショップならではなんでしょうね
コメントへの返答
2020年5月31日 21:47
こんにちは(^^)/

ボディに発生する微振動を抑制するので音に対する共振も減少するってことなんでしょうね。

ピットから駐車場までも相当短いんですが、段差を超えたりしなくてもエンジンなどの振動の質が変わっているのに気が付きます。 これは同じ車で取り付けてみないとわからないかもしれないのですがぜひ体感してみてくださ~い。

取り付けは必ず1Gの状態で取り付ける必要があるみたいですね。 なのでmaniacsさんでも取り付け度にリフトを下ろしてからトルクをかけて締め付けです。
2020年5月31日 10:36
満足度高いようですね。(^^♪
アルミテープの貼り付けもできてスバラシイ!
コメントへの返答
2020年5月31日 21:48
こんにちは(^^)/

せっかくのアルミテープチューンも今回は効果が分かりません。。。

でもトータル的にはとても良い効果が出ているので乗っていて楽しいです~(^^)
2020年12月31日 13:30
はじめまして、当方も車種違いですがFIATにMCBを装着して頂きました。結果アイドルでも横方向の震動は振動計測しても減少が確認出来ましたが、前後方向の震動は吸収は余り出来ていなく、このMCBをワンオフ、縦方向に追加をしてみようと思いますが、効果があると?思いますか???ご意見、ご教授よろしくお願いいたします。
コメントへの返答
2020年12月31日 15:13
KagOさん、はじめまして(^^)/

私は構造を見ての勝手な推測をしている限りですので換装程度になってしまいますがご容赦ください。

COXのボディダンパーもアイシンのMCBもボディに発生する微振動を取ることが主な目的です。 そうすることによって他の様々なパーツの動作の阻害要因を減らして結果的に効果のある乗り心地になっているのだと思います。

そうした時に微振動が出るポイントにMCBを取り付けることが有効になります。 最近の車のボディでいれば衝突安全性の確保のためにキャビン部分はモノコックでかなりがっちり作られているはずです。 そこから前後にシャーシを伸ばしていると考えたときに振動が起こるのはボディの先端、すなわちフロントエンドとリヤエンドと考えられます。 なのでボディダンパーやMCBはなるべく前後の端に取り付けることが最も効果が見込まれます。

最近のCOXはフロントはエンジン下のサブメンバーあたりに取り付けることがありますが、あれは取り付けのしやすさと効果のバランスであの位置なのですが、効果だけ考えたときにはフロントバンパー内のメンバー部分が一番効果的です。

と、考えたときに縦方向の振動を取るためにどこに装着するのかという点ですが、先にも書いたようにキャビン近くに取り付けてもあまり効果は期待できません。 そうなるとあの棒状のものをそれなりに固定すると考えると実際に取り付けする箇所はなかなか難しくなります。

但し、私が考えているボディダンパーとMCBの違いはMCBはある補強材のようなメンバー的な機能もあると思われますので、取り付けることで補強的な意味合いの効果はあるのかもしれませんが本来の機能である微振動はあまり期待できないように思います。

もしやるとすれば、縦方向には補強を入れる方向で考えれば、その補強ででた振動も取り付けられたMCBが吸収してくれるはずですので、クラッシャブルゾーンに注意して補強ということもありなのかもしれませんね。

というのが私の考えですが、ド素人のたわごとですのでご参考程度にして頂ければと思います。

でも、こういう自分でいろいろ考えて行うカスタムは楽しいですよね! そこが一番なのかもしれません(^^)/

長文、失礼しましたm(__)m

プロフィール

最近いきなりのフォロー申請を頂くことが多くなりました。多くはその後に何のコメントもいいねもありません。そのため事前のコメントのやり取りの無い方や、リアルにお会い...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2025/4 >>

  1 23 45
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

リンク・クリップ

最後にポチっとな 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/10/01 08:40:58
[フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)] アシストグリップの取り外し。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/12/21 17:16:43
ECS Tuning Wheel Spacer Kit for VW 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/12/31 23:35:38

愛車一覧

ホンダ N-ONE ころすけ (ホンダ N-ONE)
2025年2月9日納車されました。 HONDA N-ONE RS CVT(6BA-JG ...
ホンダ CB1300 SUPER FOUR (スーパーフォア) スペンサー号 (ホンダ CB1300 SUPER FOUR (スーパーフォア))
久しぶりにビックバイクに戻りました。 止まっているときは270Kgの巨体ですが、走り出せ ...
ホンダ モンキー125 黒猿2号 (ホンダ モンキー125)
モンキー125でリターンライダーとなりました。 2019年型 JB02 フロントABS ...
その他 BESV PS1 CB号 ジュニア (その他 BESV PS1)
Besv PS1が納車されました。 カーボンフレームに前後フルサスペンションを備えたミ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation