私が昔の英国ライトウェイトオープンスポーツカーと言われ思うのは まず軽いクルマである。また屋根を簡易的なオープン機構を持ち そして軽快な走りの出来るスポーツカーである事。
そんな私の大好きな 昔のライトウェイトオープンスポーツカーをご紹介致します。
英国のライトウェイトオープンスポーツカーの代表格として ロータス エランです。
1962-1975年の13年間を製造されたライトウェイトオープンスポーツカーで初期のモデルS1型は1500ccエンジンでは100馬力と言う 今では非力だと言われますが 車両重量が639kgと超軽量なFRP製のボディーで当時0-100km加速が7秒代は現代のロードスターでも出せない記録で そのスペックが50年前に出していたとはさすがロータスと言える一台ですね。
また特徴的なところはサスペンスがフロント ダブルウィッシュボーン リアにチャップマン式ストラッドを採用 シャシにはXボーンフレームでしなやかな剛性を実現させました。
このクルマをお手本としたと思えた国産ライトウェイトオープンスポーツカーはこちらかなぁ〜と思いきや?
(マツダ ユーノス ロードスター)
マツダはこのユーノスロードスターを開発に関して ロータスエランをお手本にはしていないと言うが 私はデザインはこのクルマ スペックはホンダのS2000に近い走りをするクルマだと思います。
ロータスが贈るスパルタンライトウェイトオープンスポーツカーの代表作 ロータス7
(写真はケータハム スーパー7)
このロータス7は1957-1970年代まで製造されたクルマで その後 製造権をケータハム社に譲渡され現代でも作り続けられるスポーツカーです。
特徴は車両重量 約500kg代のシャシにフロント ダブルウィッシュボーン リアはドディオン式サスペンスで構成されています。
現在では300馬力を超えるスペックのエンジンを搭載する620Rと言うモデルがあり 0-100km加速は2秒代。まさにフォーミラー1(F1)並の加速をするクルマです。
このクルマとユーノスロードスターを融合させたライトウェイトオープンスポーツカーがこちら。
(光岡自動車の光岡ゼロワン)
私のこのクルマに対する印象はデザインはスーパー7でエンジンやドライブトレインはユーノスロードスターを流用しているクルマです。
スパルタンなスーパー7の走りを丸くまとめたクルマですね。
またエアコンもつけられるのもグッドです。
英国 オースチン社が誇るライトウェイトオープンスポーツカー オースチン ヒーレー スプライトです。
このクルマは1958-1960年にかけて製造されたクルマで長い名前と愛くるしい姿が人気を博したモデルでした。
愛称はカニ目と呼ばれ 親しまれたスポーツカーです。
このクルマを真似したと言い張るユーノスロードスター
(ユーノスロードスター達)
英国バイクメーカー トライアンフが作るライトウェイトオープンスポーツカー トライアンフ スピットファイア

このクルマは1962-1980年まで製造されたライトウェイトオープンスポーツカーです。
特徴は第二次世界大戦で英国戦闘機の名機 スピットファイアの名を付けたスポーツカー。
しかしクルマ自体は当時でも古臭い匂いが香る走りがまた良いと言う人も多く 長く愛されたスポーツカーでもありました。
英国 MG社が誇るライトウェイトオープンスポーツカー MG Bです。
このクルマは1962-1980年までに約52万台を生産されたライトウェイトオープンスポーツカーで このクルマをベースにGTモデルも作られたのも長い間 人気を博すクルマでした。
(MGB GTモデル)
トライアンフ スピットファイアとMGBを真似たと思えるライトウェイトオープンスポーツカーがこちら。
(ホンダ S500)
ホンダもトライアンフも お互いにバイクメーカーである。やはり当時のバイクメーカーが作るクルマはこんなデザインが作りやすかったのかも知れませんねぇ。
英国ライトウェイトオープンスポーツカーと言うより馬車の伝統を受け継ぎ続けるスポーツカーメーカー モーガンが贈る モーガン4/4です。
モーガンは昔 三輪車(スリーホイラー)メーカーとして有名でしたが 時代の流れにより4/4モデルとして1936年から生産し今日まで作り続ける。
(モーガンのスリーホイラー(三輪車)車)
また車体の特徴であるのは木製である事。
まさに馬車の名残を色濃く残す 伝統の英国社だと思います。
これらが今から50年前のクルマ達です。
では50年前 日本ではどんなライトウェイトオープンスポーツカーがあるの?
(トヨタ スポーツ 800 1965年製)
(ダイハツ コンパーノ スパイダー 1965年製)
(ホンダ S500 1964年製)
(ダットサン フェアレディ SP310型 1963年製)
市販のセダンをクーペ化(2枚ドア)し さらに簡易的な幌を付けてオープンカーを成立させたモデルが多かったのもお判り頂けたと思います。
またライトウェイトはこの頃の市販のクルマでも軽いクルマがたくさんあり またエンジンパワーは非力が当たり前の時代と融合しライトウェイトオープンスポーツカーは生まれたのだと思うさーぱぱなのです。
Posted at 2017/11/27 08:49:24 | |
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